校長室だより

6 新緑の季節です!

令和7年5月15日(木)

 

 久しぶりの投稿となりました。早いものでGWも終わり、5月も中旬となりました。校長室から見える校地南側の田んぼも、田植え作業が進んでいるようです。新緑がまぶしい、過ごしやすい季節を迎えました。本校の教育活動も順調に進んでおります。

 連休明けは、5月9日(金)に各教科研究会があり、先生方が各教科の総会・研修会に参加しました。私も、午前中は県高校国際教育研究会、午後は県高校保健体育研究会に参加しました。国際教育研究会の研修会では、「世界とつながり、世界を考える ~ピースボートの事例から~」と題して、NGOピースボート共同代表の畠山澄子様から講演をいただきました。イタリア留学の話からピースボートで世界各国での経験等、ご自身の経験からの話は聞きごたえのある内容でした。心に残るお話ばかりでしたが、その中でも「国際交流の秘訣は、みんな違ってみんないいではなく、その人との共通点を見つけること」、「つながり続けるから見えること、できることがある」等が私は印象に残りました。特に、カンボジアでの地雷撤去の話では、「戦闘は終わったが、30年以上たっても地雷被害を受ける人がいる。その状況は平和といえるのか?カンボジアでは戦争は終わっていない」というお話は、私にとって強烈なインパクトでした。畠山澄子様、お忙しい中御来校いただき、貴重なお話をありがとうございました。

 午後からの保健体育研究会でも、日本フェンシング協会会長の千田健一様から「なぜ日本フェンシングは躍進できたのか」と題してご講演をいただきました。フェンシング協会の強化策はもちろん参考になりましたが、部活動やスポーツを通して子どもたちに「理不尽に負けるな」と伝えたいという言葉が、私は印象的でした。確かに社会に出れば理不尽なことは多いのが現状です。スポーツの世界では、自分が努力を重ねても自分の目標が達成できないことは多く(それを理不尽とは言いませんが)、私もスポーツから学ぶことはとても多くあると思います。

 

 5月11日(日)から3日間、本校のバスケットボール部は県総体仙塩地区予選会に臨みました。結果は、女子部は残念ながら予選敗退となりました。男子部は最終代表決定戦で見事に勝利し、県大会出場を果たしました。男子部の県大会での活躍を祈っています。