校長室だより

18.朝読書開始,マナーアップ運動再開 ~総体まで一ヶ月 ハンド部の決意~

 5月9日本日より朝読書のスタート。朝読書,以前は多くの学校で行われていたものです。遅刻防止,落ち着いた状態での学習への移行,本離れ防止等々様々なねらいがあるかと思います。脳科学の専門家によれば,読書という行為は,「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚」という5感の記憶が総合されて,それが言葉になるので,言葉をとおして世界を知ったり整理したりというのは,脳にとっていちばん高度な働きだということです。読書をとおして「ワクワク・ドキドキ」したり,感動したりすると脳の中にドーパミンという物質が分泌され,神経細胞のつながりが強化され脳が鍛えられていきます。雑誌や漫画はもちろん厳禁で,だからといって教科書・問題集だの寂しいことは言わないでください。電子書籍ではなく「紙」の本であることも重要です。興味のある本を誰かに話しかけられても気づかないくらいに集中して毎日行ってください。培った集中力は,部活の大会やコンクール,大学受験や就職試験にも大いに役立ちます。

 本日から通学マナーアップ運動も再開されました。自転車等乗り物は慣れてきた頃が事故の危険性が高いと言われます。登下校注意してください。私も時間の許す限り校門に立って挨拶します。今朝も多くの東高生が明るく元気に挨拶返してくれて気持ちが良かったです。

 昼休みに,顧問の福盛田先生とともに,女子ハンドボール部キャプテンの3年生の髙橋さんが校長室に来てくれました。4月24日の県ハンドボール選手権大会準優勝の報告に来てくれました。決勝戦は7点差で敗れたものの,後半は10対10の互角だったとのこと。中学時代にも県代表として東北大会の経験がある髙橋キャプテンは,一ヶ月後の県総体に向け練習の強化,上位進出への決意を語ってくれました。怪我のないように,目標に向かって努力してください。結果同様に取り組む姿勢,過程を大切にしてください。頑張れ東高生。

令和4年5月9日 山内