校長の呟き ~東の空から~
26 仙台市街地、初積雪・・・
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
26 仙台市街地、初積雪・・・
令和5年12月18日(月)
12月17日(日)の午後から夜にかけて、仙台市中心部でも積雪となりました。いよいよ冬本番という感じですね。今朝の通勤前、車に積もった雪を下ろしながら感じました。
学校はというと、修学旅行も無事終わり、冬休みまであと少しというところです。依然としてインフルエンザが猛威を振るっていますが、学級閉鎖とまでは至らない状況です。
先週は、生徒の通学時の交通事故が相次ぎ、職員会議で先生方に対して、生徒の皆さんの通学時の安全確保について十分注意喚起するようお願いしました。生徒の交通安全委員会でも、全校生徒に対して注意喚起の方策を考えてもらっています。もちろん、先生方の組織である生徒指導部でも検討してもらっています。
22日(金)の校長講話でもお話ししようと思っていますが、生徒の皆さんの通学時において「命を守る」観点から、ヘルメット着用を呼び掛けようと思っています。本校は、全校生徒の8割強が通学に自転車を利用します。秋頃から生徒の交通事故が増加しており、先週は重大事故も発生してしまいました。学校としてヘルメット着用義務化を検討せざるを得ない状況となっています。県教育委員会や県警察本部からの強い要請もある現状です。
冒頭でも書きましたが、これからの時期は路面凍結の恐れも高まります。学校周辺の農道は、吹きっさらしの道路となり、除雪や融雪剤をまくこともないため、自転車通学生徒の皆さんは十分気をつけてほしいと思います。
今年も残り2週間となりました。生徒の皆さんや先生方が、いいクリスマスや年末年始を迎えられるよう願っています。
25 修学旅行出発!
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
25 修学旅行出発!
令和5年12月8日(金)
後期中間考査も終わり、いよいよ師走に入りました。早いですね。2023年もあと数週間で終わりです。
12月4日(月)は吹奏楽部の全国大会壮行式を行いました。昼休みに体育館のフロアで2回演奏を披露してもらい、その後全校生徒が体育館に集まり、生徒会の進行で壮行式が行われました。吹奏楽部部長の清川さんから力強く決意表明をしてもらいました。私も激励の挨拶でお話ししましたが、全国のステージに立たないと見ることができない景色、わからないことが必ずあると思いますので、今までやってきたことを遺憾なく発揮してもらいたいと思います。
本日12月8日(金)、2年生の皆さんは無事に修学旅行に出発しました。私も仙台空港に見送りに行きました。皆さん元気そうでしたね。楽しんできてほしいと思います。
学校出発である英語科の見送りはできませんでしたが、南国グアムで貴重な経験をしてきてほしいと思います。帰りの出迎えはするつもりです。学校で待っていますね。
普通科の2年5組は、朝早い便で予定通り出発しました。しかし、普通科2、3、4、6組の皆さんが乗る飛行機は、機材の調整ができなかったため、予定より45分送りの出発となりました。現地到着時間が遅れますので、予定の行程が一部変更となりました。残念ながら、行きたいと思っていたところに行くことができない人もいるようです。交通機関のことですので仕方がない部分もあると思います。
高校生活の思い出となる修学旅行。皆さん存分に楽しんで、無事に帰ってきてください。
24 イノシシ校舎内に侵入!ガラス3枚破損の被害
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
24 イノシシ校舎内に侵入!ガラス3枚破損の被害
令和5年11月24日(金)
11月23日(木)勤労感謝の日は穏やかな朝でしたが、朝8時30分頃、校地及び校舎内にイノシシが一匹侵入し、管理棟から教室棟への渡り廊下のガラス2枚と体育館入口扉のガラス1枚が破損しました。
考査前の休日だったので登校していた生徒が少数であり、ケガをした生徒や教職員はいませんでした。また、グラウンドを少年野球の団体に貸与していましたが、こちらの団体の方々にもケガ人はいませんでした。
教頭先生からの報告を受け、私も出勤して現場を確認しましたが、近くに山林がない田園地帯に位置する本校にイノシシが現れるなんて、考えもしていませんでした。本当にびっくりでした。
本当に世の中何が起こるかわからないですね。生徒や先生方、そして地域住民の皆さんに被害がなかったのが救いでした。
報道各社が取材に来校し、全国ニュースにもなりました。私あてに心配やお見舞いの連絡も数多くいただきました。ありがとうございました。
本日(11/24)の教育活動も通常どおりに行っております。まだイノシシの捕獲等の情報は入っていませんので、生徒の皆さんはくれぐれも登下校時に十分注意してください。
ニュースの映像で見ましたが、体長1メートルのイノシシが車よりも速いスピードで走っていました。イノシシは臆病な動物で、人間を攻撃することはあまりないとのことですが、イノシシに突っ込まれたら大ケガしますので、万が一イノシシを見かけた場合は、安全を確保して近寄らないようにしてください。
なお、本校の周辺は、日頃から頻繁にイノシシ等の大型の野生動物が出現する環境ではありません。今回の教訓を踏まえ、今後もより安全な環境づくり、生徒の皆さんが安心して通うことができる学校づくりに努めていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
生徒の皆さん、来週からの後期中間考査、頑張ってください!
23 県下一斉高校生自転車安全利用門前キャンペーン、 芸術鑑賞会
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
23 県下一斉高校生自転車安全利用門前キャンペーン、芸術鑑賞会
令和5年11月20日(月)
暖かな秋が続いていましたが、ここに来て急に寒さが厳しくなりました。体調を崩して欠席したり、インフルエンザに罹患したりする生徒が増えてきました。皆さん、健康管理に十分注意しましょう。
さて、11月15日(水)の朝に本校正門前で、若林警察署の依頼を受け「県下一斉高校生自転車安全利用門前キャンペーン」が実施されました。若林警察署の警察官や交通指導員の方々、若林地区交通安全協会六郷支部の皆さん、若林区役所の方、そして本校の教職員と交通安全委員の皆さんが参加してくださいました。交通安全やヘルメット着用についてのチラシを配布して、自転車通学の生徒に自転車安全利用について啓発していただきました。大勢の人数で実施したので、自転車通学の皆さんはびっくりしたのではないでしょうか。これから下校時は暗くなり、路面凍結の時期となります。生徒の皆さん、くれぐれも交通事故には注意していただきたいと思います。
翌日の11月16日(木)の午後は、本校体育館で芸術鑑賞会が行われました。今年は音楽のローテーションで、「ラテンオーケストラ・エストレージャ」の皆さんの公演を鑑賞いたしました。「みんなで歌って、踊って、楽しもう!」のスローガンどおりのステージでした。参加型のスタイルで、生徒の皆さんはもちろん、我々教職員もステージに上がり踊りを披露?することになりました。私も教員生活36年目にして、初めてステージ上で踊ってしまいました(笑)。その日の夕方から、下半身が異常にダルくなり、体力の衰えを痛感いたしました。「体育教師として、何とかしなければ!」と思った次第です。
アンコールでは、私の好きな曲であるSMAPの「世界に一つだけの花」やSHISHAMOの「明日も」を歌っていただきました。「No.1にならなくてもいい もともと特別なonly one」とか「良いことばかりじゃないからさ 痛くて泣きたいときもある」とかは、生徒の皆さんに対するメッセージなのかなぁ、と私は感じました。
楽しい1日を過ごしました。生徒の皆さんはどうだったでしょうか。
22 グローバルウイーク終了!! 打ち上げ花火成功! 郡和子仙台市長来校!
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
22 グローバルウイーク終了!! 打ち上げ花火成功! 郡和子仙台市長来校!
令和5年11月10日(金)
11月8日(水)の夕方に、本校PTA主催、本校同窓会の協賛をいただいて、打ち上げ花火を実施いたしました。天候にも恵まれ、多くの生徒と職員が素晴らしい打ち上げ花火を鑑賞できました。地域の方々や周辺の小中学校にもご案内させていただき、六郷市民センターや沖野市民センターから「子供たちと見ることができました。」とお話をいただきました。
PTAの吉岡会長さんをはじめ役員の方々の熱意、子供達への思いが込められた、約10分間のショーでした。「コロナ禍で我慢を強いられた生徒たちを応援したい」、「勉強や部活動を頑張っている1・2年生、受験や就職等次のステージを目指す3年生へ、何事も諦めずに立ち向かってほしい」という思いを、生徒の皆さんが少しでも感じ取ってくれたらありがたいなぁと思います。当日の駐車場や周辺道路での交通整理、そして翌日のごみ拾い等、ご活躍いただいたPTAの皆さん、大変ありがとうございました。
グローバルウイーク最終日の11月9日(木)の5・6校時には、郡和子仙台市長にご来校いただき、「世界とつながる仙台」と題して、本校生徒に講演していただきました。
仙台市の国際発信の取り組み、防災分野における仙台市の国際的なプレゼンス、インバウンドの取り組み、在仙外国人との共生と、グローバルウイークにふさわしい「国際」を考えることができる内容でした。郡市長は、生徒の質問にも真摯にお答えいただきました。国際交流関連における本校生徒の取り組みも高く評価していただき、生徒に励ましのメッセージもいただきました。
ダイバーシティ(多様性)の考え方、多文化共生社会を目指すこと、そのための一つとして英語よりも「やさしい日本語」で接することも大事、というお話が私は印象に残りました。
さて、生徒の皆さんは、何を感じてくれたでしょうか?
2070年には、日本の総人口の1割超が外国人になると言われています(日経4/26)。
今回のグローバルウイークで、生徒の皆さんがちょっとでも「国際」ということを考えてくれたらうれしく思います。
21 祝 全国大会出場!! 吹奏楽部“East Winds”
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
21 祝 全国大会出場!! 吹奏楽部“East Winds”
令和5年11月6日(月)
11月4日(土)にグランディ21で第52回マーチングバンド・バトントワーリング東北大会が行われ、本校吹奏楽部“East Winds”は、マーチングバンド部門高等学校の部に出場しました。
各県予選を勝ち抜いた11校が出場し、本校吹奏楽部“East Winds”は、6年ぶりに第1位となり、10年連続全国大会出場という偉業を見事に成し遂げました。
生徒諸君は10年連続というプレッシャーのかかる中、苦しい練習に耐え、仲間と支え合い協力することでこの偉業を成し遂げたと思います。心から敬意を表したいと思います。
また、これまで指導に当たってきた山口先生をはじめ、副顧問の先生方、外部コーチの方々、卒業生の方々、そして生徒諸君を身近で支えてきた保護者の方々、本当にありがとうございました。そして、おめでとうございました。
私も会場に行き演奏・演技を見させていただきました。他校の演奏・演技も素晴らしく、圧倒される部分もありましたが、本校の演奏・演技のテーマは「Reflections of INDIA ~バーラト(インド)へのオマージュ~」、インダス文明発祥から約4000年、その風土が生んだ多様な文化を大いなる敬意をこめて表現したもので(大会プログラムより引用)、衣装や演技も他校とは違う感じがしました。音楽と視覚の調和という観点でもとても素晴らしく、正直No.1だったなというのが、音楽について全くの素人である私の感想でした。
今回の反省点をこれからの練習で克服していただき、来月、さいたまスーパーアリーナで行われる全国大会での活躍を期待したいと思います!
本日からグローバルウイークが開催されます。放課後に外部の方をお招きしての国際理解・異文化理解講座を行います。11月8日(水)の17時10分からは、PTA主催の花火の打ち上げ、そして11月9日(木)午後は郡和子仙台市長にご来校いただき、「世界とつながる仙台」と題して、本校生徒に講演していただく予定です。
東高にとって、とても楽しみな1週間となる予定です。
20 英語科講演会、球技大会、無事終了!
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
20 英語科講演会、球技大会、無事終了!
令和5年10月23日(月)
10月19日(木)は英語科の生徒を対象に、リリーズ・トランサポート代表の莉々紀子(りり のりこ)さんにお越しいただき、お話をいただきました。莉々さんは、本校英語科の6回生(1995年3月卒業)で、国内外で会議通訳・同時通訳としてご活躍している方です。2018年に拠点を仙台から東京に移していらっしゃいます。
講演前後に校長室でお話をうかがいましたが、高校時代は英語海外文化部に所属し、英語が好きなクラスメートと一緒に過ごしたこと、東高の英語科ならではの環境で過ごせたことにとても感謝しておられました。生徒の皆さんに様々なお話をしていただきましたが、
・(通訳が)できるかできないか、決めるのは自分
・学校の授業を大切にしてほしい
私はこのメッセージが心に残りました。英語科の生徒の皆さんは、何を感じてくれたでしょうか?一人でも多くの生徒が、諸先輩が持っているように、英語科にいることの矜持(プライド)を持って学校生活を送ってくれることを期待しています。
10月20日(金)は球技大会でした。天候が心配でしたが、予定していた全種目を予定どおり行うことができました。開会式の校長挨拶でお話ししたことは、次のとおりです。
・まずは生徒の皆さんがどんな形でもいいから、自分なりに今日一日を楽しんでほしい
・学校行事を生徒の皆さんが自主的に企画・運営していく素晴らしい伝統を続けてほしい
・実行委員会の皆さんの尽力に感謝
選手宣誓をしてくれた3年生2人のパフォーマンスも見事でした(笑)。
すべての種目を見ることはできませんでしたが、生徒の皆さんの盛り上がり、笑顔を見ることができ、とてもいい球技大会でした。閉会式で、成澤先生が生徒の皆さんに向けて話してくれたことが、この行事のすべてを物語ってくれたと思います。
この勢いで、生徒の皆さんのパワーで、今後の学校生活を楽しんでもらえたらいいなと感じた一日でした。
素晴らしい一日に感謝です。
19 通学時の安全確保について
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
19 通学時の安全確保について
令和5年10月17日(火)
後期も順調にスタートし、学校行事も無事に終了することができています。
10月11日(水)は成績会議があり、生徒の皆さんの前期成績が確定いたしました。担任や学年主任の先生から、生徒の皆さんの学習や生活状況を聞くことができました。本校だけではないと思いますが、「いかに生徒の皆さんに主体的に学習に取り組んでもらうか」を考えていかなければならないと感じました。
12日(木)には、火災を想定した避難訓練を実施しました。避難開始指示から全校生徒のグラウンドへの避難完了まで7分53秒かかりました。訓練後に曳田教頭先生から生徒の皆さんに向けて、火災避難時の煙への対応について話をしていただきました。
10日(火)から16日(月)までは、今年度2回目の学校公開週間でした。仙台市内中学校の秋休みと重なっていたこともあり、多くの中学生と保護者の方々、また本校生徒の保護者の方々にも来校いただきました。ご来校いただいた皆様、ありがとうございました。アンケートについても集計中ですが、今後の学校運営の参考にさせていただくつもりです。
さて、表題にもあげた「通学時の安全確保」ですが、大きな事故ではないものの、自転車での登下校時に車と接触するケースが最近多くなっています。生徒指導部長の先生によると、10・11月は例年事故件数が多くなる傾向であるとのこと。日没が早くなり下校時間帯に薄暗くなっていることも要因の一つかもしれません。
また、近隣住民の方から本校生徒の自転車乗車時のマナーについて、厳しいご指摘を受けることも増えております。
本校では、保護者の方の協力もいただいて、通学経路で約1週間行う通学マナーアップ運動を年間7回実施しております。さらに若林警察署や若林地区交通安全協会の皆様の協力もいただきながら、生徒の交通安全意識の向上に努めております。しかし、残念ながら、事故件数やレットカード数の減少にはなかなかつながっていないのが現状です。
今後も根気強く、生徒の皆さんに交通安全意識の向上を呼びかけていきたいと思います。まずは、生徒の皆さんの安全が第一です。生徒指導部の先生方を中心に、生徒の交通安全委員会にも考えてもらいながら、対策を考えていきますので、地域の皆様、これからもご指導のほどどうぞよろしくお願いいたします。
18 後期スタート 芥川賞作家の佐藤厚志さんトークイベント
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
18 後期スタート 芥川賞作家の佐藤厚志さんトークイベント
令和5年10月2日(火)
10月に入って、ようやく秋らしい気候になってきました。令和5年度も折り返し地点です。校長室から見える田んぼも、稲刈りをしている風景となりました。
今日から後期のスタートですが、そのスタートの日にふさわしい行事を開催することができました。本校11回生の英語科卒業、第168回芥川龍之介賞受賞作家、佐藤厚志さんが本校に来てくれました。
始業式を放送で行い、授業を40分短縮授業として、午後2時45分から1時間、本校体育館に全校生徒を集めてトークイベントを開催しました。代表生徒(生徒会役員)がインタビュー形式で質問して、佐藤厚志さんに答えていただく形で実施しました。全校生徒が配付されたiPadを会場に持参して、リアルタイムで生徒の皆さんからの質問を受け付けました。
生徒代表の門間生徒会長さんと生徒会役員の熊谷さん、大活躍でしたね。お疲れ様でした。ありがとうございました。テレビ局も3社、新聞社も1社が取材に来てくれました。
佐藤厚志さんのイベント後の感想は、素直な質問や高校生の視点での質問が多くあり、とても素晴らしかったとおっしゃっていました。とても気さくな方で、イベント終了後に校舎案内をしましたが、生徒からの写真撮影のリクエストにしっかりと答えてくれていました。
「やらなくなったら終わりでチャンスは永遠に来ない、やり続けてチャンスが来るのを待ち、そのチャンスをつかみ取る準備をしておく」という意味の話が佐藤厚志さんからあったと思います。また、「いつでも取り返しがきく、ざっくりと生きてほしい」という言葉も私は印象に残りました。生徒諸君はどんな感想を抱いたでしょうか。先輩の話を聞いてそれぞれ感じたことがあると思います。明日からのエネルギーにしてもらえたらと思います。
さぁ、今年度もあと半年。いろいろあると思いますが、頑張りましょう!
17 生徒諸君の活躍!
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
17 生徒諸君の活躍!
令和5年9月19日(火)
9月7日に生徒会役員立会演説会が行われ、信任投票の結果、生徒会長に2年1組の門間司さん、副会長に2年1組の山尾雪寧さんが信任されました。10月から東高のために頑張ってほしいと思います。新会長さんからは校則の見直し等の話があり、「藤垣校長先生、お願いします!」と壇上からお願いされました。頼もしい限りです。ぜひ生徒会を中心に生徒の中で議論を深めて、提案してほしいと思います。期待しています!
9月12日は聖和学園高校を会場として、国際理解に関する弁論大会(国際理解・国際協力のための高校生の主張コンクール)が開かれ、東高から3名の生徒が出場しました。県内各校から13名の弁士が参加し、堂々と自分の主張を展開していました。私は全員の主張を聞きましたが、いずれも素晴らしいものでした。1年生の山田美々さんは「国境を越えた水色の贈り物」と題して、自身の使い終わったランドセルをアフガニスタンに送った経験から、教育を受ける機会の重要性を話してくれました。県教育委員会教育長賞を受賞しました。2年生の中西咲葵さんは「奇形界隈」の演題で、Lookismについて話し自己肯定感の重要性を主張してくれました。とても身近なことに着眼して素晴らしいと思いました。3年生の武田恵さんは「太陽の沈まぬ帝国の光と影」の演題で、自身の留学経験をもとに説得力のある主張で、特別賞を受賞しました。
部活動での活躍も素晴らしく、水泳部の佐々木舞さんは100mと200mの平泳ぎで第4位となり、10月20日から郡山市で行われる東北新人大会に出場。陸上競技部も陸上の花形である4×400mで第4位となり、今月末福島市で行われる東北新人大会に出場します。リレーメンバーは、2年生の曲田さん、沓澤さん、菊池さん、仲上さんです。
他の皆さんもベストを尽くして頑張ってくれたと思います。また、これから新人大会を迎える部活動やコンクールに参加する部活動も、練習過程を大事にして本番で実力が発揮できるように頑張ってください!
21日(木)からは前期末考査が始まります。こちらも頑張ってくださいね。
16 東風祭終了!バスケットボールW杯!
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
16 東風祭終了!バスケットボールW杯!
令和5年9月5日(火)
4年ぶりに一般公開が行われた、第35回東風祭が無事に終了いたしました。開祭式で生徒の皆さんにお話しした通り、ほぼコロナ禍前と同じように開催できたことをとても嬉しく思います。 パンフレットの残部から推定すると来校者は約350人とのこと。ご来校いただいた皆様、ありがとうございました。東高の生徒の皆さんの笑顔とEnjoy EASTしている姿をご覧いただけたと思います。
暑さで熱中症が心配されましたが、さすが生徒の皆さんの若いパワーで、大きな事故もなく開催できました。実行委員の皆さん、一般生徒の皆さん、そして牛タンとおにぎり販売していただいたPTAの皆さん、本当にお疲れ様でした。
また、オープニングムービーを作成してくれた、広報担当の石森君、そして映像部の皆さんのおかげで、私の名前を生徒の皆さんに覚えていただけたかなと思います。ありがとうございました。
先週私は、バスケットボールのワールドカップの全日本男子の応援で、テレビに釘付けでした。「もうダメかな」と思った展開でしたが、日本の3ポイントが連続して決まり大逆転。フィンランド、ベネズエラ、カーボベルデに見事な勝利でアジア1位となり、来年のパリ五輪出場を決めました。スラムダンクの安西先生の言葉、「あきらめたら、そこで試合終了だよ」を改めて思い出しました。
報道でもありましたが、14年前の2009年アジア選手権で日本男子は、史上最低のアジア10位という成績でした。中国の天津市で行われましたが、当時私は国際審判員としてそのアジア選手権に参加していました。そのどん底から日本のバスケットボールがここまでレベルが上がるとは、本当に嬉しい限りです。Bリーグというプロリーグができたことも背景の一つかと思います。時代の変化、進化を感じました。これを契機に、日本のバスケットボールがますます盛んとなり、チーム力が向上することでしょう。日本代表のパリ五輪での活躍を期待したいと思います!
15 夏期開講式
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
15 夏期開講式
令和5年8月24日(木)
昨日の8月23日は夏期開講式でした。約1か月にわたる夏休みが終了しました。学校再開というのに、まだまだ暑い日が続いています。長期予報では9月も気温は高めとのこと。異常とも思える高温の日が続いています。
熱中症対策のため、昨日の開講式は体育館では行わず、校内放送により各教室で行いました。生徒の皆さんの顔を見られなかったのはとても残念でしたが、皆さん充実した夏休みを過ごしてくれたことと思います。今のところ私に事故等の連絡も来ていません。
校長講話では、全国各地での大雨による被害や内水氾濫についてお話しし、防災について考えること。みやぎ学力状況調査での質問紙調査の結果に基づいて、家庭での勉強にもう少し取り組んでほしいことを話しました。
生徒の皆さんがこれから飛び込んでいく未来は、皆さん自身で創り上げていくもの。学校や校外での学びは、未来に「備える」「適応する」ためではなく、自分たちで未来を創っていくための「力」をつけるためにするもの。
何のために勉強するのか?生徒の皆さん一人一人が考えて、自分なりの答えを見つけてほしいと思います。
夏休みが終わり、あと1週間ほどで「東風祭」が行われます。コロナウイルスの制限が緩和されてのお祭りです。実行委員会の皆さんが中心となって、皆さんの「東風祭」を楽しく創り上げてほしいと思います。
もちろん、主役は生徒の皆さんです!東高の生徒諸君の笑顔とパワーが見ることができることを期待しています。
14 夏期閉講式
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
14 夏期閉講式
令和5年7月24日(月)
本日は夏期閉講式でした。明日から生徒の皆さん待望の夏休みとなります。夏休みとはいっても、本日の午後から1・2年生は7月28日(金)まで、3年生は8月4日(金)まで夏期講習となりますが…。
新任講師の方の紹介、賞状伝達式、東北大会及び甲子園予選報告会、そして閉講式と内容がたくさんありました。閉講式では、ChatGPT等の生成AIの話をさせていただきました。「考える」ことの大切さ、「努力」することの大切さをお伝えしたかったのですが、生徒の皆さんにとっては、内容があまり面白くなかったかもしれませんね。生徒の皆さんが興味関心を持って聞くことができるよう、「校長講話も内容を工夫しなければならないな。」ということが、本日の私の反省でした。
それに比べて、閉講式終了後の生徒指導部長の大堀先生のお話は、生徒の皆さんを引き付ける内容でした。「477」という数字が、昨年度に闇バイトで高校生の検挙された人数とはびっくりしました。さすがです。
また、交通安全委員会からの自転車乗車時のヘルメット着用の意識調査の報告も、ヘルメット着用しての自転車乗車で登場する等、工夫を凝らしていました。調査報告の内容も考えさせられました。全校生徒対象の調査結果は以下のとおりです。
①「ヘルメットの着用が努力義務となったことを知っているか」→ 知っている91%
②「命を守るために自転車利用時のヘルメット着用は必要と思うか」→ 思う85%
③「自転車利用時ヘルメットを着用しているか」→ 着用している4%
④「ヘルメットを着用しない理由」
着用が面倒→30%、 義務化されていない→18%、 髪型が崩れる→17%
費用負担→15%、 格好悪い→14%、 必要性を感じない→6%
東高校の生徒は、85%と多くの生徒がヘルメットの必要性を理解しているが、着用率は4%で、様々な理由により着用するに至っていないことがわかりました。着用が簡単で、デザイン的にカッコいいものであれば、着用率が上がる、と同時に生徒の交通安全の意識も高まるのかなと思いました。今後も交通安全委員の皆さんの活動に期待したいと思います。
皆さん、事故のない夏休みを過ごしていただきたいと思います。くれぐれも交通事故や水難事故には十分に気を付けてください。8月23日の開講式で元気に再会しましょう!
13 野球部1回戦突破! 教育実習、校内英語弁論大会ともに終了
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
13 野球部1回戦突破! 教育実習、校内英語弁論大会ともに終了
令和5年7月12日(水)
東北地方はまだ梅雨明けはしていませんが、このところ30℃を超える暑い日が続いています。生徒の皆さんも先生方もこの暑さで疲れているとは思いますが、あともう少しで夏休みです!熱中症に気を付けて、体調管理に留意して、あと少し頑張りましょう。
いよいよ甲子園予選が始まり、東高野球部は7月8日(土)鹿島台中央野球場で初戦を迎えました。結果は8-1で勝利し2回戦に進出でした。初戦の固さが見られたのか、芳賀監督や顧問の先生方からは、「内容は今一つ。」との厳しい言葉を聞きましたが、まずは初戦突破おめでとうございます。3年野村亮佑さんの大会第1号となるランニングホームランは、右中間を抜ける鋭い当たりで、ホームでは微妙なタイミングかなと思いましたが、3塁コーチャーを信頼してよく走り、タッチを交わしてスライディング。拙攻が続いていたため、見ていてとてもスッキリしました。次は15日(土)にシード校の東陵高校との対戦です。ぜひ自分たちが取り組んできた過程を信じて、力を出してもらいたいと思います。
昨日11日(火)で3週間にわたる教育実習が終了しました。3人の実習生はいずれも本校OB。校長室に挨拶に来てくれましたが、皆さん「教育実習のおかげで、先生になりたいという気持ちがより強くなりました。」と言ってくれました。嬉しい限りです。「教員採用試験を突破して採用となり、ぜひとも母校に教員として戻ってきてもらいたい。」と、実習生の皆さんにお伝えしました。
11日(火)放課後には、校内英語弁論大会(スピーチコンテスト)が開催されました。6名の生徒(1年生4人、2・3年生各1人)が参加してくれました。私も開会の言葉を英語(なんちゃって英語です)で短く話をさせていただきました。もちろん原稿を用意してです。しかし、参加した生徒の皆さんは、原稿はあるものの、約4分半、ほとんど原稿を見ずにスピーチしていました。とても素晴らしいと思いました。各自一生懸命努力をされたと思います。その努力と参加してくれた勇気に敬意を表したいと思います。
順位を決めるのことはとても申し訳なかったのですが、(公財)宮城県国際化協会の飛内さんと本校ALTのアイデリン先生に審査していただき、第1位に2年生の八島真悠さん、第2位に1年生の白川実音さんが、本校代表として9月に行われる県大会に出場することとなりました。オープンキャンパスや9月の東風祭でもスピーチしてもらう予定です。
残念ながら入賞にならなかった、1年生の鈴木僚祐さん、大友李美さん、成澤茜奈さん、3年生の牛澤柚結さん、大変お疲れ様でした。
このような英語学習や英語科の活動、国際交流等については、本校の素晴らしい特徴の一つです。生徒の皆さんには自信を持って取り組んでいただきたいですし、どんどん校内外で活躍していただきたいと思います。生徒の皆さんと先生方の頑張りに拍手です!
12 成績会議を終えて…(雑感です)
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
12 成績会議を終えて…(雑感です)
令和5年7月6日(木)
一昨日の7月4日(火)放課後、前期中間考査の成績会議が行われました。学年主任や各クラス担任の先生から、学年やクラスの成績や出席の概要、頑張っている生徒、伸び悩んでいる生徒や努力が必要な生徒について話を聞きました。先生方は生徒の皆さんのためを思って一生懸命指導してくださっています。生徒に対する日頃のご指導とご支援、本当にありがとうございます。
来週の14日(金)からは午前授業となり、午後から三者面談期間となります。保護者の皆様には、お忙しいところ大変恐縮ですがご来校いただき、生徒の学校生活の様子や学習成績、進路希望等について担任の先生と話し合っていただきたいと思います。
成績会議の最後に「生徒の皆さんが、前向きに学習に取り組んでいけるようにご指導をお願いします。」と私から先生方にお願いしました。赤点をとってしまった生徒に対して、「努力が足りない」とか「勉強しなさい」と頭ごなしに指導する先生は本校にはいないと思いますが、「主体的に学びに取り組む態度」を促していくようなアドバイスを先生方にはお願いしたいと思っています。
ここからは本校の成績とは直接関係のない話となりますが、最近の子供たちは失敗を恐れて挑戦しない、評価を気にして自分に自信が持てない、とよく言われます。「どうして思うように(生徒が)学んでくれないのか」と教員の悩みは尽きません。しかし、鏡となるのは目の前の子供(生徒)たち。教える側の力量や工夫が足りないから、教わる側が学習しないのだ、という(教員側から見れば)厳しい見方もあります。
教える・教わるの関係だけではなく、お互いから学び合うことができたら、一緒に学びを作り出すことができたら、信頼関係はより深まり、生徒も教員も主体的に意欲をもって学習に臨んでくれるのかなと思います。
失敗から学ぶものはとても大きいと思います。生徒も教員も安心して失敗や試行錯誤ができる、もし失敗しても周りの仲間が助けてくれる、できないことも含めて自分の存在が認められる「大らかさ」がある学校になればいいなと思っている今日この頃です。
11 祝!水泳部東北大会出場、甲子園予選組合せが決まる
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
11 祝!水泳部東北大会出場、甲子園予選組合せが決まる
令和5年6月29日(木)
昨日(6月28日水)夕方の土砂降りが嘘のように、本日は梅雨の晴れ間です(これから天気が急変するかもしれませんが…)。昨日は、保護者の方が車で迎えに来てもらって帰宅する生徒さんが多かったと思います。生徒の皆さん、梅雨の時期は特に、登下校での交通事故に注意してほしいと思います。
交通事故は、どちらかが止まっていれば防ぐことができるといわれます。「あっちが止まってくれるだろう。」と両方思っているからぶつかってしまう。「こちらに来るかも…」とか、「こちらが優先道路だけれど、向こうが一時停止しないで出てくるかも」等の危険予知を心がけたいものですね。
さて、嬉しい話です。6月23日(金)~25日(日)、県高校総体水泳競技が行われました。3年生の佐々木千紘さんが200mバタフライで第2位、100mバタフライで第8位、1年生の佐々木舞さんが200m平泳ぎで第4位、100m平泳ぎで第6位。女子400mメドレーリレー(1年内海さん、佐々木舞さん、3年佐々木千紘さん、2年小玉さん)第8位となり、7月21日から秋田市で行われる東北大会への出場となりました。選手の皆さんには東北大会での活躍を期待しています。また、大会の雰囲気をぜひ楽しんできてほしいと思います。
また、顧問の先生から聞きましたが、上位入賞がかなわなかった選手たちが一生懸命支えた結果が東北大会出場につながったとのことでした。まさに、チームとしての勝利ですね。その話をうかがって、とても嬉しく思いました。
6月26日(月)に野球部の甲子園予選組合せが決まりました。2回戦で第4シードの東陵高校さんとの対戦です。27日(火)の練習で、テレビ局から「注目チーム」として取材を受けていました。選手諸君には、芳賀監督が言っていた「一か月後、自分がテレビに映って活躍している」姿をイメージして、暑い夏を戦い抜いてほしいと思います。
まずは初戦です。私も応援に行こうと思っています。
10 便利な世の中ではあるけれど…
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
10 便利な世の中ではあるけれど…
令和5年6月23日(金)
6月22日(木)の6校時、全校生徒を対象に「スマホ・ケータイ安全教室」を行いました。講師にKDDIの方々に来ていただき講話をいただきました。講話の内容は、インターネットで「KDDIスマホ・ケータイ安全教室(青少年向け講座)教材」で検索するとすぐ出てきます。動画を3本視聴して、生徒の皆さんに考えてもらうものでした。
「推し」の応援のために「投げ銭」は、私の世代ではなかったことですし、位置情報やGPS等、スマホ機能の進化は止まることはありません。最後のまとめで話していただいたとおり、「我々がスマホ・ケータイを正しい知識で賢く使いこなす」ことが求められています。
今日の朝刊に、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」など生成AIの教育への活用について、文部科学省が策定する小中高向け活用指針の原案が報道されました。文部科学省が7月に公表し、いずれ県教育委員会より各学校に通知されると思います。
新聞記事には「情報リテラシーが未熟な児童生徒の利用には学校現場に懸念があり、日本でも海外でも賛否が割れる」(6月23日河北新報朝刊)とありますが、このようなテクノロジーの進歩に、社会も我々学校現場も対応していかなければなりません。これからも社会全体としては、便利さや効率を追求し続けるはずです。
日常生活において不便さを感じて、自分で考え、自分で工夫する。人と話して相談し考えて工夫する。このようにして我々は効率よく不便さを克服してきました。世の中が便利になりすぎると、人は頭を使わなくなります。学校教育では「自分で考え、行動する力」の育成を目指しています。人は「学習する」ことで変わっていきますが、生成AIやスマホを利用して知識量を増やすより、自分で苦労して調べて得た知識や技術のほうが記憶に残ると思いますし、成就感や達成感も大きく得られ、また学習しようと思う動機となります。
私は生成AIや最新テクノロジーを否定はしませんが、前述のスマホと同じように、道具として賢く利用することが教育現場では求められると思っています。
今年度、すべての県立高校の生徒に一人一台タブレットが配布されました。本校では4月初旬に届き、現在セットアップや貸与規定の整備等、配付準備を進めています。生徒及び教員への貸与は夏休み明けの予定です。このようにICT利活用については、他の高校と比べて遅れている状況です。申し訳ありません。9月から配置されるICT支援員の協力も得ながら、授業中の活用や学校行事への活用を進めていく予定です。
9 前期中間考査終了しました!
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
9 前期中間考査終了しました!
令和5年6月21日(水)
今日は夏至で、ここ数日梅雨の晴れ間が続いています。学校周辺の田んぼの緑も濃くなった気がします。明日からまた梅雨空の予報ですが、季節は確実に夏に向かっているようです。
さて、昨日で4日間の前期中間考査が終了しました。生徒の皆さん、大変お疲れ様でした。
近日中に結果がわかると思いますが、考査までの自身の学習「過程」を振り返り、改善点があれば、次の考査に向けて学習方法や学習時間等を改めてみるといいかもしれません。いずれにせよ、自分に合った勉強法を見つけることが大切と思います。
また、山形県天童市で行われた東北大会に出場した陸上競技部3年の高泉君、田村君、千葉君、大変お疲れ様でした。考査期間中の大会出場となり、コンディションづくりも苦労されたと思います。残念ながら北海道インターハイ出場はなりませんでしたが、今までの「過程」に自信を持って次の目標に向かって進んでください。田村君と千葉君は、高校から陸上競技を始めたと顧問の大堀先生から聞きました。自身の努力ももちろんですが、顧問の先生や仲間の支援もあっての快挙だと思います。
先日の6月15日に、3学年保護者進路説明会が開催されました。当日は160名を超える保護者の皆様に参加していただきました。保護者の皆様の進路に対する意識の高さを感じました。開会の挨拶でもお話しさせていただきましたが、一番身近にいらっしゃる保護者の皆様が、人生の節目に果敢に向かっていく生徒を支えていただければと思います。生徒と保護者と教員が共に情報共有して支え合いながら、「18歳の春」を笑顔で迎えられたらいいなと思っております。
本日より3週間の予定で、本校卒業生の3名が教育実習を行います。実習生の皆さんから話を聞いたところ、全員が教員志望でした。卒業生がこういった形で母校に帰ってきてくれるのは、とても嬉しく思います。充実した3週間となることを願っています。
8 県総体、皆さん頑張りました!
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
8 県総体、皆さん頑張りました!
令和5年6月7日(水)
高校スポーツの祭典である宮城県高校総体が(水泳競技はこれからですが)終わりました。教頭先生と分担して、できる限り生徒の皆さんを応援するために会場を回りました。選手の皆さん、日頃の成果を十分に発揮できたことと思いますが、どうだったでしょうか。
私が印象に残っているのが、バスケットボール男子の1回戦です。前半は32-23で東高がリードしていましたが、相手の粘り強い守備にてこずり、競技時間残り1分を切って70-70の同点。相手チームは「押せ押せ」で盛り上がり、観戦していたほとんどの人が「東高の逆転負けか」と思った展開でした。そこで、背番号14番の2年生船木君が果敢にドライブインでシュートを決め引き離し、さらに相手のファウルで得たフリースローを冷静に決め、73-70で勝利しました。主将の菊地君がよくチームを引っ張り、同点にはされたものの、逆転は許しませんでした。劣勢をよく耐え抜いたと感心しました。
やはり、逆境の中、勝負所で大事なことは「攻めの気持ち」「強気な気持ち」なんだなぁ、と改めて感じました。 他の競技に参加した皆さんも、それぞれ自分なりに頑張ってくれたと思います。
また、山形県天童市で行われる東北大会出場を決めた、陸上競技部の男子三段跳び第1位の高泉君、男子走り幅跳び第3位高泉君、第4位の田村君、男子やり投げ第6位の千葉君の活躍も期待しています。定期考査中の東北大会参加となりますが、北海道インターハイ出場を目指して頑張ってください!
今大会で引退する3年生の皆さん、今後は自分の進路希望実現に向けて、気持ちを切り替えて努力を重ねてください。過程を大事に取り組んでいれば、結果はついてくると思います。1・2年生の皆さんは、県総体で活躍する先輩の姿を見ていろいろなことを感じたと思います。今後の自分に生かしてください。定期考査に向けて、気持ちを切り替えて学習に取り組んでくださいね。
7 避難訓練、お疲れさまでした。
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
7 避難訓練、お疲れさまでした。
令和5年5月30日(火)
5月25日(木)の5、6校時に、本校防災訓練計画に則り、地震・津波想定した避難訓練を行いました。訓練の意義や目的については、いまさら言うまでもありませんが、生徒及び教職員の皆さんは真摯に取り組んでくれました。
5時間目の終了2分前に地震が発生、地震が鎮静するのを待ち、担当職員が避難経路の安全を確認後、全校生徒及び教職員がグラウンドに避難するよう指示を出しました。避難開始から生徒及び教職員の点呼完了まで、9分31秒かかりました。
その後、大津波警報が発令されたという想定で、グラウンドから校舎3階への2次避難を行いました。2次避難は点呼完了まで10分24秒かかりました。ちなみに、校舎3階は高さ7.7mあります。校舎が倒壊等で避難できない場合は、沖野東小学校や霞の目飛行場への避難を想定しています。
避難時間がもっと短いほうが良いとは思いますが、700人を超える生徒が一斉に避難するには、やはり時間がかかることを改めて感じました。また、コロナ禍や悪天候のため、2次避難の実施は久しぶりだったと担当者から聞きました。訓練を実施して見えてきた課題も多くあったと思います。
防災意識の向上は全県的な課題だと思います。今後も生徒の皆さん及び教職員の防災意識を高めていきたいと考えております。
5月27日(土)は、県高校総体に出場しているサッカー部の応援と吹奏楽部の定期演奏会を見に行きました。
サッカー部の試合は亘理町鳥の海サッカー場で行われ、結果は快勝でした。選手の皆さんはリラックスしたいい雰囲気で戦っており、多くのゴールシーンを見ることができ感動でした。翌日28日は仙台育英高校との試合、残念ながら観戦することはできませんでしたが、1-3での惜敗でした。しかし、強豪相手によく戦ったと顧問の先生から報告を受けました。
第32回の吹奏楽部定期演奏会は、岩沼市民会館で開催されました。部員の皆さんは、大勢のお客さんの前で、立派に演奏やパフォーマンスをしていました。部員の皆さんの活躍はもちろんですが、多くの卒業生の皆さんや保護者の皆さんが協力してくださり、演奏会を支えていただきました。吹奏楽部の脈々と引き継がれている伝統を感じた演奏会でした。
本校生徒の頑張っている姿を見ることができ、私にとってはとても充実した素晴らしい土曜日となりました。皆さん、大変お疲れさまでした。