校長室だより

校長の呟き ~東の空から~

31 芸術鑑賞会 終了!

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

31 芸術鑑賞会 終了!

                                                                                令和6年11月15日(金)

 

早いもので、もう11月も中旬となりました。日中は暖かいですが、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。体調を崩して欠席する生徒さんも増えています。インフルエンザの流行期に入ったとの報道もありました。生徒の皆さん、体調管理には十分に気をつけて過ごしてほしいと思います。

 

さて、11月14日(木)の5、6校時は、体育館で芸術鑑賞会を実施しました。

 本校の芸術鑑賞会は、音楽、古典芸能、演劇のローテーションで行っており、今年は演劇、シェイクスピアの著名な喜劇を題材とした、「ロマンティックコメディ 十二夜」を、NPO法人シアター2プラス1の公演を、全校生徒と教職員で鑑賞しました。

 生徒の皆さんのノリもよく、十分に楽しんでいただいたと思います。劇団の皆さん、熱演をありがとうございました。1時間45分の上演時間がとても短く感じられました。

 また、前日の会場準備や当日の後片付けをしてくれた体育館運動部の皆さん、そして鑑賞会の準備と運営をしてくれた図書委員と放送部の皆さんに感謝いたします。ありがとうございました。

 

 秋の学校行事もこれで一段落し、今月末には後期中間考査があります。考査に向けて、生徒の皆さんの学習面での頑張りを期待しています。

この世の中、楽しいこともあれば辛いことや嫌なこともあります。自分にとってプラスなこともあればマイナスなこともあります。その時は嫌でも、後から振り返るとプラスだったと思うこともあります。2年生の皆さんは、考査が終われば修学旅行が待っていますよ。勉強頑張ってくださいね。

 

     

30 国際講演会、安田菜津紀さん来校!

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

30 国際講演会、安田菜津紀さん来校!

                令和6年11月12日(火)

 

11月7日(木)は、本校のグローバルウイーク最大の目玉行事である、国際講演会が開かれました。

グローバルウイークとは、本校の特色のひとつである、「国際理解」、「異文化理解」について、学校全体の意識を高める目的で、国際的に活躍されている方を招いての国際講演会や異文化理解講座など、国際理解教育に関する行事を集中的に開催する期間です。

 

今年の講師は、認定NPO法人「Dialogue for People」副代表理事、フォトジャーナリストの安田 菜津紀様にお越しいただき、「紛争地、被災地に生きる人々の声 ~取材から見えてきたこと~」と題して、貴重なお話をいただきました。安田さんは、TBSテレビ「サンデーモーニング」にレギュラーコメンテーターとして出演されています。

 シリア内戦での被害者や、東日本大震災で被災した陸前高田市の方を取材した経験を話していただきました。そして、自分がフォトジャーナリストを目指したきっかけをお話しいただき、「直接的な援助や治療はできないが、この悲惨な状況を伝えること、発信することは自分の役割分担である。」「どんな進路を選んだとしても、社会のために一人ひとりにできることが必ずある。」という言葉が、私はとても印象に残りました。生徒の皆さんは何を感じてくれたでしょうか。

 

 講演後は校長室でお話しさせていただき、ファンの先生方との写真撮影も快くOKしていただきました。色紙も書いていただきました。校長室前の廊下に飾っています。

 また、翌日の河北新報朝刊に今回の講演会の記事を載せていただきました。取材に来ていただいた記者のN・Aさん、ありがとうございました。

 

   

 

 

29 性教育研修会、部活動大会、そしてグローバルウイーク

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

29 性教育研修会、部活動大会、そしてグローバルウイーク

                                                                                               令和6年11月5日(火)

 

早いもので11月に入りました。今年もあと2か月ですね。秋も深まってきて、朝晩もかなり涼しく(?)いや、寒くなってきました。「秋の日はつるべ落とし」といいますが、本当に日が暮れるのも早くなりました。夕方の5時過ぎには真っ暗になります。生徒の皆さんは、暗い中での部活動、そして下校時の自転車運転にも十分に気をつけてほしいと思います。

 

さて、10月31日(木)は、6校時にNPO法人ハーティ仙台代表の八幡悦子さんに来校いただき、デートDV防止講座・性教育研修会を、全校生徒・教員を対象に実施しました。生徒の皆さんからの数多くの事前質問に丁寧に答えていただきました。「性」については、高校生も大人もわからないことや悩みも多く、人間として基本的な部分であり、だからこそ正しい知識が必要だと改めて感じました。

講話の前に、相手を意思や感情のある人間として尊重(リスペクト)すること、相手の安全や安心に配慮することを心がけてほしいと挨拶でお話しさせていただきました。

 

 11月3日の文化の日は、マーチングバンド・バトントワーリング東北大会と県高校新人バスケットボール仙塩地区予選の応援に行ってきました。吹奏楽部の演奏・演技は素晴らしいものでした。しかしながら、他校の演奏・演技も素晴らしく、残念ながら4位となり全国大会出場とはなりませんでした。

 男女バスケットボール部も善戦しましたが、県大会出場はなりませんでした。最後まであきらめずに頑張り、男子は前半23点差で負けていたゲームを2点差まで追い上げた粘りは素晴らしいと思いました。最後の3ポイントシュートが入っていれば、劇的な大逆転勝利でしたね。両部ともこの悔しい想いをバネにして、次回の大会に向けて練習に励んでほしいと思います。

 同日の河北新報にも掲載されましたが、県高校書道展が8日よりせんだいメディアテークで開かれます。本校文芸書道部も作品を出展し、漢字、漢字仮名交じり書、篆刻(てんこく)・刻字、大字の4部門で入賞を果たしました。少ない人数でよく頑張っている部です。おめでとうございました。

 

 今日から8日までは「グローバルウイーク」、学校全体で国際理解に対する意識を高める週間です。今日は生徒の皆さんに好評の、仙台イスラム文化センター後援のハラルカレー出張販売。私も美味しくいただきました【写真】。6日と8日の放課後には、仙台在住の外国の方に来校いただき「異文化理解講座」。そして7日(木)の5・6校時には「国際講演会」。今年はフォトジャーナリストの安田奈津紀氏に来校いただき、「紛争地、被災地に生きる人々の声 ~取材から見えてきたこと~」と題して講演をいただきます。

 芸術とスポーツの秋、そして国際理解。東高にとって、とても楽しみな1週間となります!

 

 

28 1・2学年PTA研修会

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

28 1・2学年PTA研修会

                                                                                          令和6年10月28日(月)

 

10月28日(月)は午前授業とし、午後から1・2学年PTA研修会と学年PTA、そして学級懇談会を開催いたしました。講演会には3年生の保護者の方も参加し74名の方、学年PTAには97名の保護者の方々に御参加いただきました。お忙しい中、時間を作って御来校いただき、誠にありがとうございました。

講演会では、「夢に向かって自己肯定感を高める親子関係のつくり方」と題して、CocoEmi仙台 コーチングコミュニケーションコーチの及川緩子氏に講演していただきました。及川さんのお子さんは昨年度まで本校に在学しており、及川さんご自身もPTA役員としてご活躍いただきました。

 

講話内容も素晴らしく、まず子どもの話を「傾聴」し、「信頼する」「承認する」そして「任せる」こと。親子であっても個人と個人、相手を尊重し、自分の人生と重ねないこと。

私自身、子育ては終わっておりますが、お話のような気持ちで子どもに接していれば…、と後悔しきりで聞いていました。(自分のことは棚に上げますが)先生方にも生徒に対して、生徒を尊重(リスペクト)して、承認して、そして任せて見守ってほしいと、改めて思いました。

私の(校長としての)信条である、旧陸軍山本五十六司令官の名言である、「話し合い 耳を傾け 承認し 任せてやらねば 人は育たず」、「やっている 姿を感謝で見守って 信頼せねば 人は実らず」を改めて思い出させていただいた、実りある講演でした。及川さん、ありがとうございました。

 

    

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

27 球技大会終了! サッカー部全国高校選手権県大会4回戦進出!

 

                                                                              令和6年10月21日(月)

 

10月18日(金)、本校三大行事の一つである球技大会が開催されました。グラウンドでは、サッカー、ドッチボール、ソフトボール、体育館ではバスケットボールとバレーボールで熱戦が繰り広げられました。実行委員長の熱海龍瑛さんを先頭に、実行委員の皆さんが力を合わせて準備していただきました。本当にありがとうございます。

 

いつも話していることですが、私は学校行事の企画と運営を、生徒の皆さんが主体となって行う、東高の伝統が、とて

も素晴らしいと思っています。これはぜひ今後も続けていってほしいと思います。

 

10月19日(土)はサッカー部の選手権大会の応援に行ってきました。場所は松島フットボールセンター、3回戦の相手は尚絅学院高で、4-0の快勝でした。翌日の4回戦は、仙台城南高に0-3で敗れ、ベスト8入りは果たせませんでしたが、1・2年生中心のチームでよく頑張ったと思います。新人大会に向けて、自信をもって練習に取り組んでほしいと思います。

3年生で唯一この選手権までプレーを続けた叶 修翔さん、本当にお疲れ様でした。これからも引き続き、進路希望実現に向けて頑張ってくださいね。

 

 10月19日(土)河北新報朝刊高校写真部に、3年生の沼田千歳さんの「想いを重ねて」と題した写真が掲載されました。その作品も紹介させていただきます。

 

 スポーツや芸術の秋ですが、寒暖差の激しい季節の変わり目です。生徒の皆さんと先生方、体調管理には十分気をつけて大いに活躍してくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 

      

26 英語科講演会 熊谷 大 利府町長来校!

令和6年10月17日(木)

 

 10月17日(木)5、6校時は、国際文化講義室で英語科講演会を開催しました。この行事は、英語科独自の行事で、本校英語科卒業生の方にお越しいただき、英語科の生徒に対して勉強に対する動機を高める話をうかがう目的で、毎年この時期に実施しています。

 

今年は特別講師として、本校英語科4回生の熊谷大(ゆたか)利府町長にお越しいただきました。熊谷町長さんは、3年前も講師としてお越しいただいており、今年は「東高生に期待すること」と題して講演をいただきました。

多忙なスケジュールの中、時間を作ってお越しいただき本当に感謝です。市町村の長、いわゆる首長さんのお話を直接聞くことのできる、とても貴重な機会をいただきました。

 熊谷町長は、ご自身が高校時代は英語海外文化部で3年間英会話の勉強をしたこと、留学した1年間は本当につらかったが、ホストファミリーから25年ぶりに連絡をもらい「短期間でも海外に滞在することは海外に家族ができること」、主権者教育の分野では「自分たちの将来を考えて投票してほしい」、そして利府町の成長戦略、利府町の子どもたちがどう育ってほしいかを熱く語っていただきました。

 最後に生徒の皆さんに、「何かやろうとすると必ず反対する人がいる。その状況をどう乗り越えるか」これがこれからの人生で大事。「自分で無理だと思うと、何もできない(できることもできない)」と話されました。

 

生徒の皆さんにとって、とてもためになる話だなぁと思って私は聞いていました。皆さんは何を感じてくれたでしょうか。

 

 

25 2学年総合的な探究の時間「社会貢献プログラム」発表会

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

25 2学年総合的な探究の時間「社会貢献プログラム」発表会

                                                                              令和6年10月16日(水)

 

 三連休明けの10月15日(火)5、6校時に体育館で、2学年の総合的な探究の時間「社会貢献プログラム」発表会を行いました。

 それぞれの分野から選ばれた、2年生14名の方々が、1人約3分間という短い時間でしたが、自分の考えたテーマで発表しました。課題発見、テーマ設定、情報収集や調査活動とその整理分析、そして自分なりにまとめてプレゼンテーション。皆さん、自分が4月から取り組んできたことに自信を持ってプレゼンされていました。その努力に敬意を表したいと思います。

 この世の中にたくさんある、すぐに解決しない課題や正解のない課題に対して、皆さんが自分なりに考えて調査研究し、自分が最適だと思う答えや納得する答えを見出す、この「総合的な探究の時間」はとても貴重なそして重要な授業だと私は思っています。

 そして、さらに素晴らしいと思ったのが2つあります。

1つ目は、2年生の発表会を3年生全員が聞いてくれたこと。3年生の皆さんも、昨年度の自分の取組を思い出すとともに、自分の進路希望と関連している「総合的な探究の時間」を思い出し、進路実現に向けての意識を再確認できたのではないでしょうか。

2つ目は、発表後の質疑応答で活発な意見交換ができたこと。質問するということは発表を真剣に聞いてくれたということ。そしてその疑問に真摯に答えた発表者の方も素晴らしいと思いました。

今日は宮城大学事業構想学群地域創生学類から佐々木秀之学類長(1993年3月本校卒 4回生)と事業構想学群3年の清和田実桜さん(2022年3月本校卒)にお越しいただき、後輩である生徒諸君にご助言をいただきました。佐々木先生からも質疑応答でのディスカッションは素晴らしいとお褒めの言葉をいただきました。

 

 放課後は、先生方の授業力向上のための研修でした。導入予定のICT学習アプリ「CASIO Class Pad net」の研修でした。今後このアプリを使った授業が展開される予定です。生徒の皆さん、期待していてください!

 

最後に、本日より学校公開週間(10/15~10/22 ※10/18は球技大会なので除く)です。多くの中学生と保護者の方々に来校いただきました。仙台市内の中学校は秋休みの期間ですので、多くの中学生と保護者の方々の来校をお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        「社会貢献プログラム」発表の様子                              先生方の研修の様子

24 避難訓練(火災)実施、災害はいつ起きるかわからない

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

24 避難訓練(火災)実施、災害はいつ起きるかわからない

                                                                                     令和6年10月10日(木)

 

 後期がスタートしてもう10日が過ぎました。連日の雨もようやく終わり、今日は久しぶりの晴れ間が見えた(少し雨も降りましたが)1日でした。やっと秋らしい、少し肌寒い感じがしてきました。

 

 10月10日は、ちょっと前までは「体育の日」。祝日法の改正で2000年から10月の第2月曜となり、2020年に「スポーツの日」となりました。「体育の日」は昭和39年(1964年)の東京オリンピックの開会式が行われた日です。統計上、10月10日は雨が降らない日というのが、開会式の日にした決定理由だそうです。今日の昼のニュースで放送していましたが、60年経ったのですね。私もまだ生まれていません。生徒の皆さんはピンとこないと思いますが、10月10日はこういう日です。

 

 今日の6校時は、避難訓練を実施しました。前日までの雨でグラウンドのコンディションが悪いため、グラウンドへの避難ではなく体育館への避難としました。

 若林消防署六郷分署から消防士の方々に来校いただき、訓練の様子を見ていただきました。119番への訓練連絡、避難指示を出すまでの手順、そして生徒の皆さんの避難の様子を観察していただき、講評をいただきました。概ね良好、さすが高校生の避難とのお言葉をいただきました。

 災害はいつ起きるかわからない、遭遇した時にパニックにならず冷静に判断できるように反復訓練するという、この訓練の意義。かけがえない、お金に換えることのできない「命」を大切にすること。常に災害に向き合っている現場の消防士の方の話は、とても説得力がありました。

生徒の皆さんは何を感じてくれたでしょうか。

 

  

 

23 後期始業式、令和6年度も折り返し!

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

23 後期始業式、令和6年度も折り返し!

                                                                                     令和6年10月1日(火)

 

 いよいよ後期のスタートです。今日は賞状伝達式と始業式を体育館で行いました。

 賞状伝達式では、陸上競技部、水泳部、文芸書道部、そして七郷地区でボランティア活動に活躍した3年生のお二人に感謝状を授与しました。

 陸上競技部では、2年の阿部こはるさんが東北新人大会女子ハンマー投げで第8位の成績を収めました。自己ベスト記録を大きく更新しての入賞でした。おめでとうございました。冬場でしっかりとトレーニングを積んで、来年夏のインターハイを目指してほしいと思います。

 

 校長講話では、私の持論の「人生プラスマイナスゼロ」のお話をさせていただきました。人生において、「いいこと」と「悪いこと」はたびたび起きますが、多くの人は「いいこと」と「悪いこと」を足すとプラマイゼロになると思います。人の「運」は、ある程度平等だと思うのですね。だから、「最近ツイている、絶好調」の人はこれから悪いことが起こるかもと気をつけなければならないし、逆に「最近悪いことばっかりで、全然ツイていない」人は、「これからいいことがある!」と思って生活してほしいとお話しさせていただきました。

 

 9月28日(土)には、今年度の海外研修第1回オリエンテーションを行いました。参加予定の生徒17名(1・2年生)と保護者の方々に来校いただき、皆さんの自己紹介と担当業者インターサポートの方から説明をいただきました。

 今年度の海外研修は、ニュージーランド・ロトルアで、令和7年3月9日~18日の10日間で行われます。昨年度の研修後の保護者アンケートにおいても、「1人での渡航では心配だが、学校の研修であれば安心して送り出せる。」との言葉をいただきました。

この17人の仲間で、これからの事前研修、そして3月の研修を楽しんできてほしいと思います。何物にも代えがたい貴重な10日間となるはずです!!

 下の写真は、昨年度のオーストラリア(ケアンズ)研修の集合写真です。皆さんいい笑顔ですね!

 

さぁ、今年度もあと半年。いろいろあると思いますが、皆さん適度に頑張りましょう!

 

 

22 第59回宮城県国際理解に関する弁論大会、生徒会役員選挙

 令和6年9月5日(木)

 9月3日(火)聖和学園高等学校薬師堂キャンパスにおいて第59回宮城県国際理解に関する弁論大会が行われ、本校から1年生3名が弁士として参加しました。皆さんそれぞれ練習の成果を十分に発揮して、自分の主張を熱弁しました。佐々木凱さんは「コーヒーに学ぶ未来 ~実感することの大切さ~」と題して、小さなことではあるけれど、一人ひとりの身近な行動が世界を変えていくことを発表し、見事に特別賞(公益財団法人宮城県国際化協会理事長賞)を受賞しました。おめでとうございます!

 9月1日(日)河北新報朝刊には、映像部の安部理央さんの作品「主人公」が掲載されていました。下の写真をご覧ください。

 9月5日(木)6校時には、生徒会役員選挙と立会演説会が行われました。会長に2名、副会長に3名の皆さんが立候補しました。応援弁士の演説、そして自身の公約について演出を交えながら、皆さん堂々と語ってくれました。それぞれが、東高をよりよくしていきたい、過ごしやすい学校にしていきたいという想いにあふれていました。

選挙で選ばれた会長を中心とした、後期からの生徒会執行部の活躍に期待しています!

 

                映像部 安部理央さんの作品                                 第59回国際理解に関する弁論大会

  

                          佐々木凱さんの弁論                                表彰式の様子

  

                                                                  会長候補の二人の演説

21 第36回東風祭 一般公開 無事終了!

            令和6年8月31日(土)

第36回東風祭の一般公開が無事に終了しました。

 前半は雨模様の天候でしたが、生徒の皆さんの思いが通じたのか、午前11時前から雨も上がり晴れ間も出てきました。ご来校いただいた皆様、ありがとうございました。

 生徒の皆さんも、それぞれの場所で、思い思いの服装をして楽しんでいました。

 私も生徒の皆さんの笑顔、「Enjoy East」を体現している姿を見て、幸せな1日となりました。

 PTA役員の皆様には、恒例の牛タン焼きとジュースを販売していただきました。

同窓会の皆様には、全校生徒への東風祭うちわの提供、そして中庭で旬のフルーツ販売をしていただきました。それぞれ、利益全くなしの破格の値段で提供でした。本当にありがとうございました。お疲れ様でした。下の写真、皆さんいい笑顔ですね!

   

    

   

   中庭での販売の様子             文芸書道部 Happiness!

20 第36回東風祭 開幕!

                                                                                                令和6年8月30日(金)

 

 いよいよ第36回東風祭が始まりました。

 今年のテーマは、「笑顔満祭 ~一生の思い出に残る東風祭~ 」です。

 9時から体育館に全校生徒が集まり、開祭式。校長挨拶、生徒会長挨拶、実行委員長挨拶と続きました。それぞれ(私以外)演出の工夫を凝らし、東風祭を盛り上げていました。

 その後は、3年生有志、そして若干の教員が出演した、オープニングビデオが披露されました。このビデオは、映像部の皆さんが昨年度より構想を練り、長時間の撮影と編集で創り上げた作品でした。映像部の皆さん、東のひと(大堀先生)、大変お疲れ様でした!

 ステージ発表は、県英語弁論大会に出場する2名の3年生による素晴らしいスピーチ。そして演劇部と吹奏楽部のステージと続きました。

 心配されていた台風の影響もなく、気温もさほど上がらずに、1日目が終了しました。

明日(8月31日)の一般公開、たくさんの方々のご来校をお待ちしております。

 生徒の皆さんの笑顔、「Enjoy East」を体現している姿をぜひご覧ください!

 

      

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         ポスター(美術部 大竹さん作)                                     うちわ(同窓会寄贈)とパンフレット

     

  

 

 

 

 

 

 

 

         英語弁論のスピーチ(3年八島さん)                                               吹奏楽部のステージ

19 夏休み終了 開講式

 

                                                                                                         令和6年8月22日(木)

 

 本日は夏期開講式でした。約1か月にわたる夏休みが終了しました。学校再開というのに、まだまだ暑い日が続いています。最近は、日本は亜熱帯?と思うような、関東地方は夕方に短時間豪雨が続いています。昨年もそうでしたが、長期予報では9月も気温は高めとのこと。異常ではなくこの気温が当たり前?とも思える高温の日が続いています。

 今年も熱中症対策のため、開講式は体育館では行わず、タブレット配信により各教室で行いました。直接、生徒の皆さんの顔を見られなかったのはとても残念でしたが、皆さん充実した夏休みを過ごしてくれたことと思います。

 

 校長講話では、パリオリンピックで私が感じたこと、先生方と生徒の皆さんが毎日取り組んでいる「授業」についてお話しさせていただきました。長い話だったと思いますが、要約すると以下のとおりです。

・「グッド・ルーザー」について、勝負事には必ず「勝者」と「敗者」が出ます。誰もが勝ちたいと思い、負けると悔しいですが、「勝者」はただ一人、一団体であり、その他の多くの人々は「敗者」。その「敗戦」から何を学ぶか、その経験を次に活かすか、負けたから、失敗したから終わりではなく、冷静にそして客観的に、その後どうするかを考えることが大切。

・これまでの授業は、先生が一方的に「教える」授業で、知識・技能の伝達とその習熟を図ることが主な目的。これからの授業は、生徒が主体となり、生徒が学ぶこと、考えることが求められる。先生の解説を覚えるだけ、板書やプリントを暗記するだけの「自分の頭で考えなくてすむ」授業ではなく、集めた情報と既存の知識をもとに自分なりに考え、他者との対話をとおしてさらに考え、正解のない問題でも粘り強く考え続ける授業。

 ※文部科学省のホームページに詳しく紹介されています。「学習指導要領 生きる力」で検索するとYou Tube の映像やリーフレットが出てきます!

 

さて、来週はいよいよ「東風祭」です。もちろん、主役は生徒の皆さんです!東高の生徒諸君の笑顔とパワーを見ることができることを期待しています。

 

 下の写真は、夏休み中の先生方対象の「校内研修」風景です。先生方も生徒のために、良い授業を創り出すために、勉強しています!

 

    

18 夏季閉講式、オープンキャンパス 無事終了

            令和6年8月5日(月)

  7月24日(水)、賞状伝達と東北大会&甲子園予選報告会、そして閉講式を行いました。暑い日が続いていたので、熱中症防止と翌日のオープンキャンパスのリハーサルのために体育館では行わずに、各教室へのオンライン配信で行いました。

 女子バドミントン部の賞状伝達の後、陸上競技部と水泳部の東北大会での結果報告、野球部の結果報告をしていただきました。皆さん立派な、そして充実感が感じられた報告でした。それぞれの頑張りに拍手です!!中でも、野球部主将の齊藤一心さんの「最高の夏になりました。」の一言には、私は感動でした。

 

 閉講式の校長講話では、以下のことをお話しさせていただきました。

・自分の進路については、最後は自分の決断が求められます。自分で決断するための情報収集を心がけましょう。プレッシャーをかけるわけではありませんが、自分の人生です。自分で決めましょう。自分で努力しましょう。正解や模範解答はありません。先生方の支援やアドバイスを受けながら、計画性を持って過ごしてください。

・新聞記事や報道、ネットやSNSの記事は信用するな、ということではなく、「本当にそうなのかな」と思うことが大事。社会で必要な力は、まず自分で考えること。必要ならば仲間と相談して一緒に考えること。そして最後は自分で判断すること。

・よい夏休みを!皆さん、熱中症や交通事故にはくれぐれも気を付けてくださいね。

 

 7月25日(木)はオープンキャンパスを開催し、1,000人を超える中学生と保護者の方々が来校いただきました。冷房のある各教室にお集まりいただき、オンラインで開催しました。

 当日の駐車場案内、受付と誘導、映像作成、全体会終了後の校舎案内では、多くの生徒の皆さんに活躍していただきました。それぞれの場面で、おもてなしの心を持って来場された方々に応対してもらいました。生徒会執行部、映像部、吹奏楽部、サッカー部、水泳部、女子バスケットボール部、ソフトテニス部の皆さん、そして他の部活動の皆さんも、ありがとうございました。

 先生方もお疲れ様でした。初めてのオンラインによるオープンキャンパスでしたが、大きなトラブルなく終えることができたと思います。ありがとうございました。

 

 皆さん良い夏休みを! 8月22日の開講式には、元気に登校してきてください!

17 野球部、快進撃 14年ぶりのベスト8

令和6年7月19日(金) 

 7月18日(木)石巻市民球場で、甲子園予選準々決勝の仙台商業高校との試合が行われました。雨が心配されましたが、開始予定時刻より40分遅れて13時10分から試合が始まりました。

 2回戦9-8、3回戦5-4と1点差の接戦をものにして、本校野球部はノーシードからの快進撃を続けました。顧問の先生によると、接戦を勝ち切ることができなかった弱点を克服して、試合を重ねるごとに力をつけてきているとのことでした。

 試合前半で0-3とリードされる苦しい展開で、7回裏に2点を追加され0-5。しかし、8回表に3安打で1点を返し、最後まであきらめずに粘ることができた試合でした。

結果は1-5でゲームセット。残念ではありましたが、過去最高の成績と並ぶ14年ぶりのベスト8進出を果たしました。主将の齊藤一心さんをはじめとする17名の3年生諸君の健闘ぶりに敬意を表したいと思います。よく頑張りました!お疲れ様でした。

皆さんの野球にかけた努力や想いは、今後の人生の中で必ず活きる機会があると信じています。勝てなかった悔しい気持ちはあると思いますが、気持ちを切り替えて、それぞれの進路希望実現に向けて努力を続けるとともに、東高での高校生活をEnjoyしてください。 

現在、全学年において三者面談中で、保護者の方々に来校いただき担任との面談をしています。学校生活のこと、学習成績のこと、進路希望のこと、日常生活のこと等、保護者の皆様には担任の先生との情報交換をどうぞよろしくお願いいたします。 

来週の24日(水)に閉講式、25日(木)にはオープンキャンパスを実施します。予想を大きく超える約1,100人の中学生と保護者の方々が来校予定です。冷房のある各教室にお集まりいただき、オンラインで開催いたします。

夏休みまで、あと少しです!! 蒸し暑い日が続きますが、皆さん体調管理には十分気をつけて、元気に楽しく過ごしましょう。

   

16 薬物乱用防止教室(2年)

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

16 薬物乱用防止教室(2年)

                                                                                              令和6年7月12日(金)

 

 7月11日(木)6校時に、本校の学校薬剤師の中嶋弘道先生に来校いただき、2年生を対象に薬物乱用防止教室を実施しました。

中嶋先生は、医薬品やアルコールやたばこ等の身近なことから、シンナーや麻薬、そして危険ドラックについて話してくださり、「皆さんはこれからの人生で、悩んだりうまくいかなかったりすることはたくさんあると思うが、三つの勇気を持ってほしい。1つ目は危険な所には行かない勇気、2つ目は悩みを相談する勇気、3つ目ははっきり断る勇気です。」と話し、「皆さんは、家族や友だちから愛されている人間ということを忘れないでください。」と結びました。

私が特に印象に残ったことは、「悩みを相談する勇気」を持つことでした。人に不安や悩みを相談することは、とても勇気がいることです。自分の親にも話すことができないことを、他人に話せと言われてもなかなかできないと思います。

私は「東高には自分の周りに信頼できる友だちや先生がいる。」という学校にしていきたいと思っています。そのために、先生方には「生徒を信頼してください。」「生徒の声を大事にしてください。」とお願いしています。昨年度末の校長講話では、生徒の皆さんに「もっと人を頼っていい」、「東高をお互いに助け合える学校にしていきましょう。」とお話しさせていただきました。今年度の学校経営方針は「生徒と教員のお互いの信頼関係を礎とした活力ある学校づくり」です。

ある専門家の方は、人はなぜ悪いこととわかっていて「依存症」になってしまうのか?の問いに対して、『自分では手に負えないつらい感情に圧倒された時に、対人スキルの低さや他人への信頼感のなさから、人にSOSを出すのではなく、薬という化学物質で一時的に対処しようとしている。』と話しています。『もし友だちがオーバードーズをしていたら、それはトラブルを抱えているサインだから、見て見ぬふりをせず、何に困っているか声をかけてあげよう。(中略)とても子どもには手に負える問題じゃないから、信頼できる先生のところに一緒についていって、相談を助けてあげよう』。東高がそういう文化、暖かさがある学校になればいいなと思う今日この頃です。

(『 』は教育開発研究所 月刊教職研修7月号 巻頭インタビューより引用しました)

夏休みまで、あと少しです!! 蒸し暑い日が続きますが、皆さん体調管理には十分気をつけて、元気に楽しく過ごしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

15 総探発表会(3年)、校内英語弁論大会(スピーチコンテスト)

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

15 総探発表会(3年)、校内英語弁論大会(スピーチコンテスト)

                                                                                                     令和6年7月11日(木)

 

 7月9日(火)6校時は、3年生の総合的な探究の時間(略して「総探」)の各クラスでの発表会でした。一部のクラス、しかも短時間しか見ることができずに申し訳なかったのですが、各クラスで自分なりに探究したテーマについて発表していました。3年生では、夏休み明けに学年全体での発表、後期からは「社会課題事例研究」と探究活動を高度化していく予定です。

7月10日(水)放課後に、校内英語弁論大会(スピーチコンテスト)が開催されました。参加してくれた生徒は1年生2名、2年生1名、3年生2名、審査委員として仙台観光国際協会(SenTIA)からイーライ・アンガーさん、本校ALTのアイデリン先生にご協力いただきました。1年生の張さんは「We need to cool down」、同じく1年生の武山さんは「Sacrifices behind Our Delicious Chocolate」、2年生の鈴木さんは「Meaning of studying English」、3年生の高橋さんは「Japanese anime industry impact overseas」、同じく3年生の八島さんは「My Journey to Success」と題して、それぞれ4分30秒~5分30秒の制限時間の中で、自分の考えや意見を、堂々と話していました。

皆さん素晴らしいスピーチでした。参加してくれた皆さんに、心から敬意を表します。それぞれスピーチの構想を練ったり、練習に多くの時間をかけたりしてくれたと思います。

学校代表として、3年生の高橋さんと八島さんが9月に行われる宮城県高等学校英語弁論大会に出場します。オープンキャンパス(7/25)と東風祭(8/31)でもスピーチしてもらいますので、皆さん楽しみにしていてください。

 

英語科がある仙台東高校は、英語教育や国際交流が大きな特徴のひとつです。

生徒の皆さんの、それぞれの場面での活躍が、東高を支えてくれています。

   

   

 

 

 

 

 

 

 

 

                  総探のクラス発表会の様子(3-5)                                    スピーチコンテスト(2年鈴木さん)

14 野球部、甲子園予選1回戦突破

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

14 野球部、甲子園予選1回戦突破

                                                                                       令和6年7月9日(火)

 

 7月8日(月)仙台市民球場で、本校野球部の甲子園予選がスタートしました。天候が心配され、14時試合開始の予定が15時からと変更されました。

 私は学校を代表して?応援に行ってきました。前の試合が長引いた影響で、試合開始は15時30分とさらに遅くなりました。

初戦の固さや雨の影響で滑るボールや球場のコンディションからか、試合序盤から3点を先制される苦しい展開でした。しかし、相手のエラーもあって3回裏に3点をとり、3対3の同点となりました。ここで雨が強くなり試合は約40分中断しました。

試合再開後の5回裏の攻撃は、無死ランナー1塁から4番打者の片岡泰誠さんのセンターオーバーの3塁打で得点を入れると、その後も連打が続き、この回4点を入れて7対3とリードしました。この回の集中打は見事でした!その後は3人のピッチャーが継投して相手打線を無得点に抑え、7対3で勝利しました。

試合終了は18時30分過ぎ。試合途中からナイター照明も入り、線審もつきました。選手たちは朝から学校でコンディションを整えて、バスで球場入り。雨で中断もあって、3時間を超える試合時間で、皆さんさすがに疲れているだろうと思いましたが、試合後の表情は明るく元気でした。応援いただいた保護者の方々、大変お疲れ様でした。

対戦相手の気仙沼向洋高校さんは、部員11名で頑張っていました。監督と部長さんも私の元同僚で、しかも私の初任地は気仙沼水産高校(現 気仙沼向洋高校)なので、私の中で多少複雑な思いがありました。しかしいい試合でした。ありがとうございました。

2回戦は石巻西高校さんと7月14日に対戦する予定です。私は3連休に用事があり応援には行けませんが、明るく楽しく、そして笑顔で頑張ってほしいと思います。

生徒の皆さんの、それぞれの場面での活躍が、東高を支えてくれています。

    

 

13 水泳部東北大会出場、英語科LHR①開催

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

13 水泳部東北大会出場、英語科LHR①開催

                                                                                              令和6年7月4日(木)

 

 いよいよ7月(文月)に入りました。早いもので令和6年も折り返しですね。梅雨の時期ですが、今のところ雨もあまりなく、蒸し暑い日が続いています。梅雨の終盤には東北地方も大雨や線状降水帯による豪雨となるかもしれませんね。

 さて、6月21日(金)から県高校総体水泳競技が行われ、1年生の北條瞬さんが400m個人メドレーで第8位、100m平泳ぎで第6位に入賞し、今月郡山市で行われる東北大会に出場することになりました。東北大会での健闘をお祈りいたします。他の皆さんも頑張り、あと少しで入賞を逃した部員もいると聞きました。お疲れ様でした。

 また、7月4日(木)6校時には英語科LHRがあり、全学年の英語科の生徒が一堂に会しました。この行事の目的は、1年生英語科の皆さんに英語科の行事を知ってもらうことです。私も開会の挨拶で、「皆さんの所属している英語科は、仙台東高校の大きな特徴(Great strong point)です。」とお話しさせていただきました。各学年、生徒全員がそれぞれの班を作り、プレゼンテーションに参加していました。皆さん、これからも楽しく英語を勉強して、高校生活を楽しんでほしいと思います。Enjoy EAST!

 6月29日(土)の河北新報朝刊には、映像部2年生の大槻竜雅さんの作品が掲載されました。本校の映像部は、学校行事の写真や映像を撮影し、記録として残してくれています。東風祭(文化祭)でもオープニングセレモニー等の映像の作成でも活躍しています。

熱中症が心配な日々が続いていますが、保健委員の生徒は毎日昼休みに、校内放送で熱中症防止について注意喚起してくれています。今週は校内美化週間で、保健委員の皆さんは校内の美化活動でも活躍しています。

来週の8日(月)からは、いよいよ野球部の甲子園予選が始まります。初戦は気仙沼向洋高校さんとの対戦です。一戦一戦を大事に、甲子園目指して頑張ってください!

 

生徒の皆さんの、それぞれの場面での活躍が、東高を支えてくれています。

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

R6.6.29 河北新報朝刊に掲載されました!                                             英語科LHR2年生のプレゼンテーション

12 交通安全教室、スケアード・ストレイト方式の実施

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

12 交通安全教室、スケアード・ストレイト方式の実施

                                                                                                        令和6年6月21日(金)

 

 6月20日(木)5、6校時に交通安全教室が開催されました。当日は晴天に恵まれ、日差しも強く熱中症の心配もありましたが、服装もTシャツ・ジャージ可とし、生徒の皆さんは飲み物の準備や暑さ対策もしっかりしてくれて、無事に終了しました。

今年の交通安全教室は、スタントマンチーム「有限会社 シャドウ・スタントプロダクション」のご協力をいただき、「スケアード・ストレイト」方式を実施しました。スケアード・ストレート(scared straight)とはネットによると、「恐怖を実感することで、それにつながる危険行為を未然に防ぐ教育手法」とのことで、プロのスタントマンが交通事故を再現し、生徒等に見せることによって交通ルール順守の大切さを学ぶものです。

時速40kmで走行する自動車が止まっている自転車に追突したり、一時停止を無視した自転車が自動車にはね飛ばされたり(下の写真)、生徒の皆さんは実際の交通事故を見ることができました。また、生徒代表が自動車に乗車し、その自動車が自転車と衝突する体験や、自転車が歩行者をはね飛ばす事故も再現していただきました。

自転車に乗っている生徒の皆さん一人ひとりが、様々なことを感じたと思います。事故にあわないよう気をつけて運転することはもちろんですが、万が一事故にあった時に備えてヘルメット着用をぜひとも考えていただきたいと思います。

開会の挨拶では、次の内容を生徒の皆さんにお話しさせていただきました。

今日の教室で、自分の自転車の運転を振り返ってみるとともに、ぜひヘルメット着用の必要性を改めて考えてほしいと思います。

髪型が崩れたり、汗臭くなったり、面倒くさいけど、やっぱりヘルメットは必要だよね、という人が多くなり、学校全体でヘルメット着用の機運が高まってくれることを期待しています。

学校としては、皆さんが「安心・安全に」高校生活を送ることができるよう全力で努力しますが、「自分の命は自分で守る」ことを忘れないでください。

 

いつもお世話になっている、若林警察署交通課、若林区役所まちづくり推進部、仙台市自転車交通安全課、交通安全協会六郷支部の皆様、そして山口PTA会長様、ご来校とご指導いただき、誠にありがとうございました。

仙台放送、河北新報と読売新聞、報道関係の皆さんも取材に来てくれました。

仙台放送のニュース映像はこちらです。 https://www.fnn.jp/articles/-/717102