校長室だより

校長の呟き ~東の空から~

11 陸上競技部東北大会で健闘、中間考査終了

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

11 陸上競技部東北大会で健闘、中間考査終了

                                                                                                        令和6年6月18日(火)

 

 6月14日(金)から福島市で行われた東北高校陸上選手権大会で、我が校の陸上競技部が健闘しました。インターハイ出場は果たせませんでしたが、男子400m走と男子4×400mリレーともに準決勝に進出しました。リレーではチーム新記録の更新。中間考査中の大会出場にもかかわらず、選手たちは力を発揮してくれました。見事な活躍でした。本当にお疲れ様でした。

本日6月18日(火)で前期中間考査が無事終了しました。生徒の皆さん一人ひとりが頑張ってくれたと思います。結果も人それぞれでしょうが、課題を見つけて次に活かしてくれればと思います。

試験終了後、3年生の課外開講式において、受験生の皆さんを激励する機会をいただきました。激励となるかはわかりませんが、次のようなことを話しました。

 皆さん一人ひとりが、自分のできることに精一杯取り組んでもらい、それぞれの進路希望達成のために、頑張ってほしいと考えています。そのために、我々教職員は、可能な限りの、最大の支援をいたします。皆さん、本校の先生方を信用して、頼って、受験勉強に取り組んでほしいと思います。皆さんが懸命に努力する姿を見て、先生方も皆さんのことを第一に考えて努力を重ねてくれるはずです。塾や予備校の先生を頼るのもいいですが、一番身近にいる東高の先生を頼ってほしいと思います。

しかし、皆さんが何も考えずに、努力もせずに、「先生、何とかしてください」というのはダメです。自分で調べて、自分で勉強方法を考え、自分でやってみて、わからないことを質問すること。自分の人生です。自分が努力して、自分の進路を決めましょう。

学校は「生徒の皆さんが勉強する所」ですが、「先生が勉強する所」でもあります。皆さんの進路希望先の入試傾向、志願理由書、等もそれぞれ違いますし、皆さん一人ひとりの得意不得意、性格、等ももちろん違います。皆さん一人ひとりにあった支援や助言を考えること、実践することは、先生方の勉強、経験にもなるのです。

 生徒の皆さんと先生方が信頼関係を持って、受験や進路実現に向かってほしいなぁと思っています。

 午後からは、剣道場において救急救命講習会が開かれました。講師に昨年度に引き続き日本赤十字宮城支部から木村あつ子先生に来ていただきました。運動部員やマネージャー、教員が参加し、心肺蘇生法とAEDの使い方を学びました。

 

   

10 県総体報告会、東北大会および甲子園予選壮行式

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10 県総体報告会、東北大会および甲子園予選壮行式

                                                                                                               令和6年6月7日(金)

 

 6月6日(木)6校時に、県総体報告会ならびに東北大会と甲子園予選会の壮行式が体育館で行われました。賞状伝達に続いて、各部の部長が結果を報告、そして陸上競技部と野球部の代表者が決意表明をしました。

高校生のスポーツの祭典、皆さんそれぞれのステージで全力を出して頑張ってくれたことと思います。大変お疲れ様でした。「やり切った」という人もいれば、「悔しかった」という人もいるでしょう。皆さん一人ひとりが、様々なことを感じたと思います。

大事なことは、「その経験を次に活かす」ことです。皆さんが、これまでの部活動や試合などの経験から得たもの、思い、感じたこと、それを次のステージで活かすことです。

3年生の皆さんはもう活かす場がないと思うかもしれませんが、そんなことはありません。これからの卒業までの高校生活、進路実現に向けて、あるいは高校卒業後の、これからの長い人生の中で、部活動で得たものを活かす場面はたくさんあります。ぜひ、前を向いて、気持ちを切り替えて、次のステージに向けて歩みだしてほしいと思います。

1・2年生の皆さんは、3年生の先輩の練習や大会に向けて取り組む姿を見て、これも一人ひとりが様々なことを感じたと思います。来年の高校総体に向けて、次に活かしてください。

私も41年前に高校総体を経験しましたが、今でもいい思い出、教訓として、心に残っています。これも人それぞれですが、皆さんが今回経験したことは、生涯忘れることのない記憶として残るはずです。部活動に真摯に取り組んできた皆さんは「部活動で得たもの」を大切にしてもらえればと思います。

まずは、気持ちを総体モードから勉強モードに切り替えて、来週から始まる中間考査に向けて、皆さん頑張ってください!

 

 

 

 

                                                                                                   

    

9 陸上競技部、東北大会出場!! 授業研究月間①(5/7~5/31)

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9 陸上競技部、東北大会出場!! 授業研究月間①(5/7~5/31)

                                                                                                      令和6年5月30日(木)

 

 県高校総体の前半戦が終了しています。サッカー部、ソフトテニス部、テニス部、バドミントン部、卓球部、ラグビー部、陸上競技部の皆さんが、先週末にかけて参加しました。各部とも日頃の練習の成果を出そうと奮闘しました。

河北新報にも掲載されましたが、ソフトテニス部男子は団体戦ベスト8の成績を残しました。顧問の髙橋直哉先生の話では、個人戦ではインターハイを狙えるとのこと!頑張ってほしいと思います。

陸上競技部は、男子400m走で3年生の沓澤さんが、自己新記録をマークした素晴らしい走りで第6位に入賞して東北大会出場。さらに、陸上競技の花形種目の男子4×400mリレーでも第6位入賞、来月福島市で行われる東北大会出場を決めました!メンバーは3年生の曲田さん、仲上さん、菊池さん、沓澤さんです。顧問の大堀先生が(私も!)嬉しかったことは、上位大会出場もそうですが、リレーでもチーム新記録を出したことです。自分の持っている記録を0.1秒、0.1cmでも更新する、まさに自分への挑戦です。その他の種目でも、自己新記録を出した選手もいると思います。皆さんの頑張りに拍手を送りたいと思います。中間考査期間中の東北大会となりますが、コンディションを整えて、東北大会でも自己ベストを目指して頑張ってください!!

 

また、今月7日(火)から31日(金)まで、今年度1回目の授業研究月間で、ICTを活用した授業の研究がテーマでした。昨日の29日(水)4校時に、3年6組で能代谷先生による研究授業が行われました。教科は物理、内容はケプラーの第三法則でした。タブレット端末を活用し、生徒がお互いに話し合いや学び合いを行い、それぞれ思考を深めた、協働的な学習が展開されていました。理科以外の教員も多く見学に来ていました。

このように、東高でもタブレット端末の活用が進んでいます。

 

     

8 サッカー部県総体1回戦突破、学校公開週間①終了

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8 サッカー部県総体1回戦突破、学校公開週間①終了

                                                                                                        令和6年5月20日(月)

 

 5月19日(日)に、松島フットボールセンターで、サッカー部の県高校総体が行われました。対戦相手は仙台工業高校さんでした。当日は気温も高く、蒸し暑いコンディションでしたが、選手諸君はタフに戦っていたと思います。

 試合は、前半はお互いにチャンスを生かせず、我慢の時間が続きました。後半に入ると東高がペースをつかみ、普段の動きや連携が出てきたように見えました。先制点を決めると、ますます動きが良くなり、後半だけで3回ゴールネットを揺らし、3-0で快勝しました。

 多くの保護者の方々も応援に来られていました。2回戦は、25日(土)に東北生文大高校と対戦します。頑張ってほしいです!

 

また、先週の13日(月)から17日(金)まで、今年度1回目の学校公開週間でした。多くの本校の保護者の方々に来校いただきましたが、近隣の中学生の保護者の方や小学生の保護者の方にも来ていただきました。地域の方々から関心を持っていただいていることに感謝するとともに、選ばれる学校となるよう、さらに努力していきたいと思います。

 

    

7 PTA役員会、しおかぜ編集委員会、県総体壮行式

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7 PTA役員会、しおかぜ編集委員会、県総体壮行式

                                                                                                            令和6年5月16日(木)

 

 5月11日(土)に、第1回しおかぜ編集委員会とEAST委員会(PTA役員会)が開催されました。その日はとてもいい天気で、しかもせっかくの土曜日の午前中にもかかわらず、多くの委員の方々と役員の方々に来校いただきました。7月24日発行予定のPTA会報「しおかぜ」第73号が素晴らしい内容のものになるように、編集委員の方々、どうぞよろしくお願いいたします。また、その後に行われたEAST委員会は、ほぼ全員の役員の皆さんに出席いただき、活発な議論をしていただきました。

 開会挨拶でもお話しさせていただきましたが、本校の今年度のスローガンの一つである「失敗を恐れずに挑戦」は、PTA活動にも当てはまりますので、どんどん新しいことに挑戦していただきたいと思います。皆さんが、「やりがい」を持って、子どもたち(生徒)のために、ご自身のために、そして学校のためにご尽力いただければありがたいと思います。「どうせやるのなら楽しく、自分たちのやりたいことを、やりたいように」の雰囲気で活動していきましょう。Enjoy EAST PTA となるようにお願いいたします。

 

5月14日(火)6校時に体育館で、県高校総体壮行式が体育館で行われました。県総体に出場する選手たちが、ユニフォームやチームジャージ姿で集まり、各部の代表者が決意表明を行いました。硬式テニス部の代表者による、力強い選手宣誓もありました。

「あきらめたら、そこで試合終了だよ。」スラムダンクの安西先生の言葉を忘れずに、最後まで粘り強く戦ってきてほしいと思います。試合でも「失敗を恐れずに挑戦」です!

また、この行事を企画・運営してくれた生徒会執行部の皆さんにも感謝です。素晴らしい壮行式でした。コロナ禍が落ち着いて、校歌を歌う機会も多くなりました。歌詞がないCDで歌うこと、ナイスアイデアだったと思います。門馬生徒会長に拍手ですね!生徒の皆さん、自信を持って校歌を歌えるようになりましょうね。

生徒の皆さんの活躍、とても楽しみです。頑張れ!東高生!

 

 

6 GWが終了しました。

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6 GWが終了しました。

                                                                                                       令和6年5月7日(火)

 

 今年の大型連休は、天気が良く絶好の行楽日和が続きました。私もGW後半は、東京で働いている息子が帰省したこともあり、久しぶりにゆっくりとしました。

 生徒の皆さんは、どんなGWを過ごしたのでしょうか。部活動の大会や練習に頑張った人、自分の時間を満喫した人、ゆっくりと休んだ人、様々だと思います。

 先生方にはお話ししていますが、4月の新学期から約1か月、そろそろ疲れがたまっている時期だと思います。時には時間を作ってゆっくり休んで、リフレッシュしてほしいと思っています。これは生徒の皆さんにも言えることです。「五月病」という言葉がありますが、各自自分のペースを大事にして学校生活を送ってくださいね。

 

5月5日(日)は、高校総体バスケットボール仙塩地区予選を宮城野体育館に応援に行ってきました。女子部の皆さんが、人数が少ないながらも頑張っていました。仙台三高さんが相手でしたが、感動的な幕切れで勝利しました。競技時間残り2分くらいで8点差をつけられて東高が厳しい展開。そこから#6のポストプレイや#5と#9の3ポイントシュートが決まり、残り9秒で同点。なおも相手チームのスローインのボールを奪い、残り3秒で相手の反則があり東高のフリースロー。#7がフリースローを見事に沈めての逆転勝ちでした。

勝負事は「最後まであきらめない」「何が起こるかわからない」ことを、東高女子バスケ部の頑張りを見て、改めて感じました。県大会も頑張ってほしいです!

その他の部活動の皆さんも、この連休中はそれぞれ貴重な経験をしたと思います。

生徒の皆さんの活躍、とても楽しみです。頑張れ!東高生!

 

 

5 運動会、無事終了! 各部春季大会での活躍

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5 運動会、無事終了! 各部春季大会での活躍

                                                                                                            令和6年5月1日(水)

 

 4月26日(金)に、運動会が開催されました。グラウンドのコンディションが心配されましたが、前日からの好天のおかげで無事に開催することができました。私は、2年連続で県校長会議と日程が重なってしまい、今年度も生徒の皆さんの楽しんでいる姿を見ることができませんでした(涙)。しかし、大きなけがもなく、大変盛り上がった運動会だったと報告を受けております。運動会実行委員の皆さん、前日の準備から当日の運営まで、本当にお疲れ様でした。先生方もありがとうございました。

この運動会の目的は、「①クラスの団結を固めること ②先輩・後輩の連携を深めること

③東高生としての士気を高めること」です。年度はじめの4月に開催する意義が十分に感じられる目的だと思います。さらに、「高校生活の各行事運営は、生徒による自主運営であることを継承する」とされています。

 私は、学校行事の企画や運営を、生徒の皆さんが自主的に行っていることがとても素晴らしいと思っています。ぜひとも継承してほしいです。

 

また、4月25日(木)は、県ハンドボール春季大会がカメイアリーナ仙台で開催され、私も応援に行ってきました。仙台一高さんと対戦でしたが、一進一退の接戦でした。結果は残念でしたが、6月の高校総体までさらに練習を積んで頑張ってほしいと思います。

4月27日(土)と29日(月・祝)には、野球部の中部地区春季大会の応援に行ってきました。対戦相手は、宮城広瀬高さんと仙台商業高さんで、結果は1勝1敗でしたが、大会はまだ続きます。県大会出場をめざして頑張ってほしいと思います。

生徒の皆さんの活躍、とても楽しみです。頑張れ!東高生!

 

 

4 授業参観、PTA総会、学年PTA、ご来校ありがとうございました!

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4 授業参観、PTA総会、学年PTA、ご来校ありがとうございました!

                                                                                              令和6年4月23日(火)

 

 4月20日(土)に、1校時に授業参観、10時から体育館でPTA・教育振興会・部活動後援会(本校では三団体と呼んでいます)の総会、11時30分からそれぞれの場所で学年PTA、そして学級懇談、部活動見学が行われました。

 三団体総会には198名の保護者の皆様、学年PTAには233名の保護者の方々にご参加いただきました。お忙しい中、たくさんの保護者の方々にご来校いただき、誠にありがとうございました。学年PTAの参加率は32.7%(昨年度28.8%)となりました。

 総会での校長挨拶でもお話しさせていただきましたが、授業参観の教室が急遽変更となったり、保護者の方々が教室内に入れずに廊下で授業参観となったり、学校側のホスピタリティの無さでご迷惑をおかけいたしました。大変申し訳ありませんでした。今後改善いたしますので、これに懲りずにご来校いただき、生徒の皆さんの頑張っている姿をご覧くださるようお願いいたします。

また、今年の2月に行いました「自転車通学におけるヘルメット着用義務化のアンケート調査」の結果についても、資料を配布しお話しいたしました。検討の結果、現時点では義務化はせずに、生徒の皆さんの交通安全や交通マナーに対する意識の向上を機会あるごとに呼び掛け、ヘルメット着用の機運を高めていきたいと思います。6月20日にはスタントマンが交通事故を実演する「スケアード・ストレート」タイプの交通安全教室を開催予定です。

 

桜も散り、新緑の季節を迎えております。今週末には「運動会」も開催されます。運動会実行委員を中心として、現在準備に余念のないところです。私は2年連続で県校長会議と重なってしまい、生徒の皆さんの活躍を見ることができませんが、ケガなく楽しんでほしいと思っています。年度のはじめでもあるので、この行事を機にクラスの団結が高まってくれればと思っています。天気予報では前日雨のようですが、無事に開催されることを祈っています。

 

 

3 ゴールデンウイークまで、あと少し!

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3 ゴールデンウイークまで、あと少し!

             令和6年4月18日(木)

 

 新学期スタートから10日ほど経ちました。生徒の皆さん、無事にスタートを切れたことと思います。どうでしょうか。

先週の12日(金)より23日(火)まで授業時間を5分短縮して、放課後にクラス担任と生徒全員との二者面談を実施しています。もし、高校生活で不安や悩み等があれば、遠慮なく担任の先生に相談してほしいと思います。また、今年度より養護教諭の先生が2人体制となりました。健康のこと等、他の悩み事でも構いませんので、養護教諭の先生に相談したいことがあれば、これも遠慮なく保健室に行ってみてほしいと思います。

さて、先日に自宅でテレビニュースを見ていたら、「2024年本屋大賞」大賞受賞作の「成瀬は天下を取りにいく」が紹介されていました。図書司書の須藤さんに話したところ、その本が図書館にあるとのこと。早速借りて読んでみました。私はあまり小説とかは読むことはないのですが、とても面白かったです。主人公の「成瀬あかり」の自分のやりたいことをやる行動力も魅力的でしたね。「階段は走らない」での同窓会の話は、読んでいてとても引き込まれました。そういう年齢なので。また、「線がつながる」での「大貫かえで」の入学後の人間関係構築の話はびっくりでした。今の高校生はこんなに他人に気を遣うのかと思いました。東高ではこういうことはないと信じています。「大貫かえで」さんの「一度きりの高校生活だし、後悔のないようにチャレンジしてみようと思ったの。」この言葉のように、皆さんどんどんチャレンジしてみてください!最後の「ときめき江州音頭」での主人公の気持ちの揺れ具合も、とても微笑ましいと思いました。

興味のある方は、ぜひ図書館で借りて読んでみてください。

20日(土)は授業参観とPTA総会です。部活動見学と食堂の利用もできます。たくさんの保護者の方々のご来校をお待ちしております。

新学期からの疲れが、生徒の皆さんも先生方も溜まっているころと思います。26日(金)の運動会の準備も大変ですが、その行事が終われば、ゴールデンウイークです。部活動で頑張る人も多いとは思いますが、時間を見つけてゆっくり と休んでほしいと思います。運動部の皆さん、体力には自信があると思いますが、Active Rest(積極的休養)も必要ですよ。

  

著者名 宮島 未奈 『成瀬は天下を取りにいく』(新潮社刊)

2 対面式、部活動紹介、生徒会役員の大活躍!

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

2 対面式、部活動紹介、生徒会役員の大活躍!

             令和6年4月11日(木)

 

 新学期スタートから3日目の4月10日(水)の2校時に対面式、3・4校時に部活動紹介が体育館で行われました。新入生の皆さんに対して、各部はパフォーマンスや一発芸をしながら、部の紹介やアピールをして新入生を勧誘していました。新入生の皆さん、いかがでしたか?楽しんでいただけたでしょうか。

 今回お知らせしたいのは、この行事を企画・運営した生徒会役員の皆さんの活躍です。人数が少ないながらも、新入生の誘導や、時間配分を考えながらの進行と大活躍でした。ほとんど先生方の力を借りずに、見事に運営してくれました。門間生徒会長をはじめ、生徒会役員の皆さん、大変お疲れ様でした。

 今回のような学校行事を、生徒会役員や実行委員会が主体となり、先生方の力を借りずに、企画・運営をするスタイルは、東高の素晴らしいところであり、よい伝統の一つであると思います。どんどん新しい企画を考えて、より楽しい行事となるように挑戦して下さい。私は生徒の皆さんを信頼して応援しています。

今年度の東高のスローガンは、「失敗を恐れずに挑戦」と「他者へのリスペクト」、そして「Enjoy EAST」です。

生徒の皆さん、みんなで楽しく学校を盛り上げていってください。

 

  

1 令和6年度がスタートしました!

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

1 令和6年度がスタートしました!

           令和6年4月8日(月)

 

 4月8日(月)に新任式、始業式、そして午後から入学式が行われました。東高の敷地内にある桜も見頃を迎え、新学期のスタートと新入生の皆さんをお祝いするかようでした。

 新任式では、欠席の方もいらっしゃいましたが、16名の新しい教員と事務職員の方々をご紹介させていただきました。人数が多いため、代表で教頭先生にご挨拶いただきました。

 新転任の皆さん、ぜひ東高に「新しい風」を吹き込んでいただくことを期待しております。

一緒に頑張りましょう!

 始業式と入学式では、2、3年生の皆さんと新入生の皆さんに、ほぼ同じことをお願いしました。以下の3つです。

 ① 失敗を恐れずに挑戦

 ② 国際情勢への関心

 ③ 他者へのリスペクト

 生徒の皆さんも、我々教職員も、安心して「トライ(挑戦)&エラー(失敗)」ができる東高になればいいなぁと私は思っています。もし失敗しても誰かが助けてくれる、フォローしてくれる、お互いに助け合える仲間や同僚がいる学校にしていくことが、今年度の私の目標です。生徒の皆さんが安心して学校生活を送ることができるように、先生方が安心して働くことができる職場に、この1年頑張っていこうと思います。

 どんな1年になるか、私はズキズキ、ワクワクしています(前の朝ドラの影響?)。

生徒の皆さん、この1年「Enjoy EAST!」を合言葉に、高校生活を楽しんでほしいと願っています。

34 オーストラリア海外研修、無事終了! 令和5年度修業式

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

34  オーストラリア海外研修、無事終了! 令和5年度修業式

                          令和6年3月25日(月)

 

 3月12日(火)から9日間の日程で、オーストラリア・ケアンズで海外研修を実施しました。希望生徒17名が参加し、ホストファミリーの皆様にお世話になりながら、様々なアクティビティと見学研修を行ってまいりました。参加した生徒にとっては、日本では決して体験できない、貴重な経験となったはずです。感じたこと、学んできたことを、ぜひ東高に還元していただきたいと思います。大変お疲れ様でした。

この研修に当たり多大なるご支援をいただいたオーストラリア関係者の方々、ホストファミリーの方々、全面的なご協力をいただいた保護者の方々、企画から実施まで綿密にサポートいただいた株式会社インターサポート様、関係各位の皆様に心から御礼申し上げます。

 

3月22日(金)は令和5年度修業式でした。1学年238名、2学年233名の皆さんが進級することになりました。おめでとうございます。生徒の皆さんの、この一年間の頑張りをたたえるとともに、令和6年度の活躍に期待したいと思います。

修業式の校長講話では、以下のこと(抜粋)をお話しさせていただきました。

 

令和5年度もあと1週間ほどで終わり、令和6年度がスタートします。今年度は皆さんにとってどんな1年でしたか。

 私は、昨年の4月に東高に来て、校長としてはゼロからのスタートで、毎日が今まで経験したことのない、新しいことの連続でした。本当にあっという間の1年だった感じがします。

 その中で、生徒の皆さんが部活動や学校行事、校外活動等の様々な場面で活躍している姿を見て、「自分も頑張ろう」と思ったことが、何度もありました。生徒の皆さんが、東高での生活をEnjoyしている姿が、私の元気の源であったと思います。

 皆さんも、家庭や学校生活で、嫌なこと、辛いこと、うまくいかないことはたくさんあると思います。落ち込むときもあると思います。その時に、どう踏ん張るか、乗り切るかなのですが、自分ひとりで頑張れないときは、ほかの人に助けてもらうか、もっと人を頼ってもいいかなと思います。

 我々人間は、年齢が上がるほど、「人を頼っちゃいけない」とか「自分で何とかしなくちゃいけない」、「甘えちゃいけない」という考えが強くなる気がします。私は、先生方に、わからないことがあったり、困ったことがあったりしたら、「助けて」、「教えて」、「手伝って」と言い合える職場にしていきましょうと言っています。先生方も、生徒の皆さんも、お互いに助け合える、協働して学び合える、仕事ができる学校になればいいなぁと思っています。全く自分で考えない、自分で努力せずに、人に頼ってばっかりではダメですが、本当に考えてもわからない、判断がつかないことは、わかる人に聞くのが私は一番だと思っています。

 皆さん、東高をお互いに助け合える学校にしていきましょう。

 

 次に、2年生の皆さんは、4月からいよいよ最上級生として東高を引っ張っていくこととなりますね。運動部の皆さんは、5月からは高校総体の予選も始まります。6月の県総体、7月の甲子園予選を見据えて練習を頑張っていくと思います。私も部活動の顧問をやっていた時、部員たちに「本当に3年生になったと思ったら、あっという間に高校総体となるよ。」と話していました。4月はいろいろ行事があって忙しいですし、新学期に慣れたと思ったら、GWとなり、高校総体の時期となります。自分やチームが納得できる、試合やパフォーマンスができるように、毎回の練習を大事にして、目標に向かって挑戦して下さい。

部活だけではダメですよね。皆さんの進路希望実現のための取組みも忘れてはなりません。これも1日1日の積み重ねが大事となってきます。毎日の授業を大切にして下さい。先日卒業していった先輩方も、一人ひとりが努力し、自分の進路を決定し、巣立っていきました。先輩たちを超えることができるよう、これも自分なりに挑戦し続けて下さい。

1年生の皆さんは、中堅学年となりますね。4月になって新入生を見ると、「1年前の自分」を思い出すと思います。あらたな環境に入ってきて、緊張している新入生に暖かく接してあげて下さい。声をかけてあげて下さい。皆さんが優しく、自分の1年前の経験を話してあげること、後輩の不安や悩みを聞いてあげるだけで、新入生は安心するでしょうし、新入生にとってはとてもありがたいことだと思います。これは、2年生の皆さんにも言えることですね。

 結びに、来年度も生徒の皆さんと先生方にとって、いい年になりますようお祈りいたします。

33  東日本大震災から13年、みやぎ鎮魂の日

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

33  東日本大震災から13年、みやぎ鎮魂の日

                          令和6年3月12日(火)

 

 3月11日(月)は、みやぎ鎮魂の日でした。東日本大震災から13年経ちましたが、生徒の皆さん、先生方はそれぞれの3月11日を過ごしたと思います。本校では午後2時46分に、出勤している教職員が黙とうを行いました。

 3月12日(火)は生徒登校日で、12時から放送による全校集会を行いました。震災当時は3歳と4歳だった生徒の皆さんに対して震災の記憶を風化させないために、本校事務室の梶原次長さんにお願いして、講話をしていただきました。

梶原次長は、「能登半島地震に係る災害時学校支援チームみやぎ」として能登町教育委員会及び能登町内の小学校と高等学校に2月19日から2月23日まで派遣されました。今回、派遣された能登半島の様子や震災についての想いなどを話していただきました。

以下がお話しいただいた講話の内容となります。ご紹介いたします。

 

皆さんこんにちは。事務室の梶原です。2月19日から23日まで災害時学校再開支援チームの一員として能登半島へ派遣されました。短い期間の派遣だったことから、なかなか皆さんに詳細を伝えるのは難しいと感じていますので、今日は私の経験と思いを伝えたいと思います。

大災害となった「東日本大震災」の発生から、昨日で13年の月日が流れました。人々の記憶も年々薄れている現実がありますが、3月11日という日は、犠牲になった人々に追悼の意を表し、震災の記憶を風化させることなく後世に伝える日であることが定められており、あの日を思い出し・考え・伝え・そして繋いでいく重要な日だと考えています。

皆さんは、昨日どのように過ごしましたか?当時のことをはっきりと覚えている人、あまり覚えていない人を含めて、それぞれの3月11日を過ごしたと思います。その中で1月に起きた能登半島地震にまで思いを寄せた人はどれくらいいたでしょうか?自分たちの身に起きたことではなく、報道も徐々に少なくなってきていますので、どこか遠くの地で起こった出来事に捉えているかもしれませんし、現地の小中高校生の気持ちを自分の心に置き換えていない人もいるのではないかなと思ってしまいます。

そんな皆さんに少し思ってほしいことがあります。大震災の記憶が薄い人であっても、コロナ禍で色々と制限をされたことは確実に覚えているでしょう。楽しみにしていた学校行事、部活動、家族や友達との楽しみが、ことごとく制限された苦い思いが心にあると思います。昨年からコロナによる制限も大幅に解除され、様々な活動が制限なく送れる日常になっています。

しかし、皆さんの同世代である、能登半島地震で被害を受けた地区の小中・高校生は、地震被害により、様々な活動に制限を加えられています。実際に私が訪問した能登高校でも部活が中止になっていました。また、特別教室棟は避難所になっており、実験や実習の授業は行えない状況でした。

もう一つ訪問した小学校は体育館が壊れ、校庭も地割れの被害があるため、体育の授業は行えない状況でしたし、特別教室も多数の被害があるため、理科や音楽の授業も制限されています。別の学校では、これから校庭に仮設住宅が建つ学校もありますし、体育館が壊れているため、卒業式を校舎内のせまいランチルームで行う中学校もあります。

もし、またコロナ禍の時のように、様々な活動に制限を加えられる日常に戻るとなったら、皆さんはどう思いますか?もう二度と戻りたくないと思う人が大半でしょう。能登で被害を受けた地区の皆さんは、そんな日々がまた戻ってきているのです。そしてこれからもしばらく続いていきます。そう思えば、少しは被災された方々へ思いを寄せていただけるでしょうか?直接の援助はできなくても、被害を受けた方々へ思いを寄せること・気持ちを考えるということは、大事なことだと思います。

みやぎ鎮魂の日に際しての全校集会となります。東高の生徒の皆さんが、みやぎ鎮魂の日というものの意味を考えていただき、そして今よりもう少しだけ、能登半島の人々へ気持ちを寄せていただけることを願って、私の話を終わりたいと思います。

32  第35回卒業証書授与式

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

32  第35回卒業証書授与式

                          令和6年3月4日(月)

 

 先週の3月1日(金)、卒業式が行われました。たくさんの保護者の方々と御来賓の皆様の御参加のもと、英語科36名、普通科196名の卒業生(35回生)が巣立っていきました。卒業生の皆さんが、これから自分らしい、素晴らしい人生を歩んでいくことをお祈りいたします。

 卒業式の校長式辞でお話しした内容を抜粋して、以下に記載いたします。

 

皆さんが新しい生活に旅立つにあたり、私からお伝えしたいことがあります。それは、「他者へのリスペクトを忘れずに生きていってほしい」ということです。現代社会は、個が尊重される時代であり、一人ひとりの個性や考え方、生き方が尊重されると同時に、仲間とともに活動する、協働が求められている時代でもあります。個人が尊重されつつも、他者とのかかわりが求められているのです。他者をリスペクトすることで、相手との信頼関係を築き、より良い人間関係を築くことができます。お互いに尊重し、支え合い、ともに成長していくこともできると思います。リスペクトは、差別や偏見をなくし、多様性を尊重する社会をつくるために不可欠な要素です。

十人十色という言葉があるとおり、他者の考えや感じ方は自分と同じとは限りません。自分の考えを押し付けたり、相手の考えを否定したりするだけでは協働はできません。相手の意見や考え方に耳を傾け、尊重することは自分自身の幅を広げることとなり、自分自身の成長につながるのです。

グローバル化が進み、人工知能のAIが人類を脅かす存在となりつつある現代社会においては、異なる文化や価値観を持つ人々と共存していくことが求められます。リスペクトは、異なる価値観を持つ人々と理解し合い、協力していくために必要不可欠なスキルであると考えます。

経済産業省が令和4年に発表した未来人材ビジョンによると、これからの教育には新たな未来をけん引する人材を生み出すことが求められているそうです。その人材とは、「好きなことにのめり込んで豊かな発想や専門性を身に付け、多様な他者と協働しながら、新たな価値やビジョンを創造し、社会課題や生活課題に『新しい解(答え)』を生み出せる人材である。」とのことです。ぜひ、皆さんがそのような人材となって、社会に貢献していただくことを期待します。

結びになりますが、本日、この学び舎を巣立っていく一人一人が、保護者の方はもちろん、これまで支えていただいた多くの方々への感謝を忘れずに、これから社会に出て大いに活躍し、自分らしい、豊かな人生を送ることを心から祈念いたします。

あわせて、皆さんの母校、仙台東高校が、今後も更なる発展を遂げていくために努力していくことをここに誓い、式辞といたします。

令和6年3月1日

宮城県仙台東高等学校 校長 藤垣庸二

31 仙台の最高気温21.1℃! 2月の観測史上最高を記録

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

31 仙台の最高気温21.1℃! 2月の観測史上最高を記録

                          令和6年2月16日(金)

 

 例年のこの時期はまだまだ寒い日が続くのですが、14日(水)は仙台市で18.4℃、昨日の15日(木)は何と21.1℃と観測史上最高を記録しました。天気予報によると、来週の初めの頃も気温の高い日が続くそうです。寒暖差が大きい日があるので、生徒の皆さんも先生方も体調を崩さないように注意してほしいと思います。今年の桜も早く咲くかもしれませんね。花粉症の方は大変な時期に入りますね。

 学校以外の話になって申し訳ありませんが、先日行われたバスケットボール女子のパリオリンピック最終予選において、日本女子チームは見事にオリンピックの出場権を獲得しました。予選を勝ち抜いての男女そろってオリンピック出場は、48年ぶりとのことです。日本のバスケットボールが世界に通用することを証明することができ、バスケットボールの関係者にとってはとても嬉しいと同時に、バスケットボールにかかわっている子供たちにも大きな影響を与えてくれると思いました。日本でのバスケットボールの人気がさらに高まるとともに、日本のバスケットボールがさらなる進化を遂げてほしいと願っています。

 報道にもありましたが、本当に崖っぷちからのオリンピック出場権の獲得でした。今回の最終予選の競技形式は、4チームの総当たりリーグ戦で上位3チームがオリンピック出場というシステムでした。日本(世界ランキング9位)はスペイン(同4位)に快勝し出場権獲得に王手をかけましたが、208cmのセンターを擁する地元ハンガリー(同19位)に惜敗。2ゲーム終了時点で全チームが1勝1敗で並ぶ混戦模様。日本は最終戦のカナダ(同5位)に負けた場合(1勝2敗)、ハンガリーとスペインの試合結果次第となり、ハンガリーはスペインに負けて(1勝2敗)も日本に勝っているため出場権獲得。ハンガリーは最終戦のスペインに勝っても負けても出場権獲得の状況でした。しかもスペインはハンガリーに勝たないと出場権を獲得できないため、世界ランキング4位の意地にかけても必死になって戦います。日本にとっては、最終戦のカナダに何としても勝たなければいけない状況でした。

 この大会を見て感じたことは、最後まであきらめないこと、勝負は何が起こるかわからないこと、です。逆境になっても、自分たちのやってきたことを信じて、最後まで戦い抜くこと。全日本女子の素晴らしい戦いぶりを拝見して改めて感じました。

30 2月は逃げる、年度末に向けて…

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

30  2月は逃げる、年度末に向けて…

                           令和6年2月8日(木)

 

 早いもので、新しい年になったなと思ったら1月が行ってしまい、2月に入ったなと思っていたら、もう2月も中旬となりました。本当に、「月日が経つのは早いなぁ」というのをこの頃感じます。(私が)年を取った証拠なのかもしれません。年明けの開講式での校長講話でもお話ししましたが、まさに「1月は往ぬる(行く)、2月は逃げる、3月は去る」で、あっという間に年度末と新学期を迎える感じがします。

 さて、昨日の2月7日(水)で3年生の授業が終了しました。3年生の皆さんは、今頃何を感じているでしょうか。今月はあと2回、3年生登校日があり、いよいよ3月1日は卒業式となります。受験でラストスパートの人もいれば、進路が決まって4月からの新生活に向けて準備している人もいるでしょう。先生方や在校生も、皆さんの門出を祝う準備をしています。3年生の皆さんにとって、いい卒業式になることを祈っています。

 また、この時期は卒業生を送り出すのと同時に、新入生を迎え入れる準備もあります。公立高校入試について、昨日2月7日(水)に2回目の入試職員会議がありました。1月に全県で行われた中学生の出願希望調査の結果は、普通科が1.27倍、英語科が0.78倍という結果となりました。多くの中学生の皆さんに希望していただき、本当にありがたく思っております。宮城県公立高校第一次募集の出願は、2月13日から2月16日までです。多くの中学生の皆さんが本校に出願してくれることを願うと同時に、中学生の皆さんに希望してもらえる、選ばれる高校となるよう努力したいと思っております。

 2月19日(月)からは、1・2年生の学年末考査が始まります。現在はインフルエンザや新型コロナウイルスの感染者の増加が心配な状況です。しかし、ここから年度末まで一気に過ぎていく、行事が盛りだくさんの、我々教員にとっては忙しい日々が続きます。

 生徒の皆さんも先生方も、そして自分自身も、体調管理に留意して年度末と新学期を迎えてほしいと思っています。

29  大学入学共通テスト終了、仙台積雪2cm

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

29  大学入学共通テスト終了、仙台積雪2cm

                                    令和6年1月17日(水)

 

 先週末の1月13、14日に大学入学共通テストがあり、本校からは118名の生徒が仙台市内各会場に分かれて受験しました。両日ともに穏やかな天候で、大きなトラブルもなく、全員無事に受験したとの報告を受けております。15日(月)に自己採点を行い、大手予備校2社にデータを送付、そのデータをもとに校内での分析会、個人面談等を経て、国公立大学等への出願という流れとなります。受験する生徒の皆さん、2次試験に向けて頑張ってほしいと思います。皆さん全員が喜びの春を迎えられることを願っています。

 私自身は「共通一次」の時代で、理科社会も2科目ずつ受験、1000点満点でした。計算すると、40年前となりますね(笑)。確か、仙台南高校が会場で、当日風邪気味で市販の風邪薬を飲んでしまい、少し頭がボーっとして受験したことだけ覚えています。点数が取れなかった言い訳ですけどね。生徒の皆さん、大事なテストの前に風邪薬を飲んではいけませんよ。

 16日(火)は仙台で2cmの積雪がありました。昨年12月17日(日)以来の積雪。JRは通常運行でしたが、道路は大渋滞。生徒の皆さんも先生方も通学・通勤に大変だったと思います。雪の影響による遅刻は、すべて公認としております。先生方にもお話ししておりますが、くれぐれも急いであるいは慌てて事故を起こすことのないように、ゆっくりと運転や登校をしてほしいと思っています。保健日誌によると、3名の生徒が登校中に自転車で転倒し、うち2名は早退して医療機関を受診しています。自転車運転時はもちろん歩行時も凍結や積雪の路面には十分気をつけてください。時間を守ることも大事ではありますが、それよりも皆さんの安全や命のほうが大事です。

 この冬に、あと何回積雪があるかはわかりませんが、時間に余裕を持って行動しましょう。私も、時には「仕方がない」と割り切り、開き直ってゆっくりとゆったりと物事に取り組みたいと思っています。

28  冬季休業終了!本日開講式

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

28  冬季休業終了!本日開講式

                                 令和6年1月9日(火)

 

 冬休みが終わり、本日体育館で開講式が行われました。インフルエンザの影響や寒さが心配されましたが、感染拡大している様子もなく、事務次長さんが早朝から体育館に暖房を入れてくれたおかげで、全校生徒と先生方が一堂に会して集会を持つことができました。

 開講式でお話しさせていただいたことは、まずは能登半島地震のことです。被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。元旦の夕方、家族や親戚が集まり団らんしている時に、震度7の地震が起こるとは誰もが思っていないと思います。

我々が経験した東日本大震災から13年が経とうとしています。当時、生徒の皆さんは小学校入学前ですが、怖かったり苦労したりした記憶があると思います。その時の思いがフラッシュバックしてしまった方もいるかもしれません。講話では手短に、震災の経験を忘れないこととともに、日頃からの備えを忘れないことをお話ししました。

 2つ目は、2日に起こった羽田空港での航空機事故を例にあげ、コミュニケーション・エラーを起こさないための「確認会話」について話しました。

 3つ目は、「1月は往ぬる(行く)、2月は逃げる、3月は去る」の言葉をあげて、あっという間に今年度が終わる話をしました。3年生の皆さんが登校するのもあと数日、高校生活のまとめの時期です、頑張ってくださいと激励しました。

 最後に、「くどいな、またか…」と生徒の皆さんは思ったかもしれませんが、自転車通学時のヘルメット着用について、保護者の方とともにぜひ検討してほしいとお願いしました。

 生徒の皆さんには、本当に命を大切にしてほしいとともに、安全に登下校してほしいとの私の願いを込めて、お話しさせていただきました。

 さぁ、令和6年、西暦2024年がスタートしました。どんな1年になるか誰もわかりませんが、生徒の皆さんと先生方にとって良い1年となるようお祈りしております。

 ちなみに、初詣での私のおみくじは「大吉」でした。久しぶりの「大吉」です。そのおみくじは大事にカバンにしまって持ち歩いています。

27  冬休みです。Merry Christmas and a Happy New Year !

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

27  冬休みです。Merry Christmas and a Happy New Year !

                                    令和5年12月25日(月)

 

 12月21日(木)の午後、一般社団法人日本国際協力センター(JICE)が実施する、『対日理解促進交流プログラム「2023年度カケハシ・プロジェクト」(米国)高校生招へい第7陣プログラム』でアメリカ合衆国の高校生20名と学校関係者5名が来校しました。訪問団は来校前に、震災遺構の旧荒浜小学校を訪問し、本校の英語海外文化部の生徒3名が案内役と語り部をしてくれました。その様子は放送局のニュースで取り上げられました。

https://www.khb-tv.co.jp/news/15090901

アメリカの高校生たちは6校時の1学年のLHRに参加し、クリスマスパーティーやドッチボール大会に加わって、本校生徒と交流しました。放課後は、部活動を見学したり実際練習に参加したりしました。とても喜んでいたようです。

案内してくれた英語海外文化部と国際交流委員の生徒の皆さん、LHRや部活動見学に協力してくれた生徒の皆さんと先生方、国際部の先生方、ご協力ありがとうございました。

 

12月22日(金)は賞状伝達式と閉講式を行いました。私からは生徒の皆さんに、冬休みに取り組んでほしいこと、他者へのリスペクト、多様性の尊重、学校評価アンケートについて、そして交通安全についてお話しさせていただきました。生徒の皆さん、聴いてくれてありがとうございました。

インフルエンザのため、1学年の1クラスは1校時終了後に授業を打ち切り、下校させる措置をとりました。感染症予防については、引き続き取り組んでいきましょう。

 

令和5年、2023年も残り1週間となりました。生徒の皆さんや先生方が、穏やかな年末年始を迎えられるよう願っています。

生徒の皆さん、年明け1月9日(火)の開講式で、元気に再会しましょう。