校長室だより

校長の呟き ~東の空から~

26 英語科講演会 熊谷 大 利府町長来校!

令和6年10月17日(木)

 

 10月17日(木)5、6校時は、国際文化講義室で英語科講演会を開催しました。この行事は、英語科独自の行事で、本校英語科卒業生の方にお越しいただき、英語科の生徒に対して勉強に対する動機を高める話をうかがう目的で、毎年この時期に実施しています。

 

今年は特別講師として、本校英語科4回生の熊谷大(ゆたか)利府町長にお越しいただきました。熊谷町長さんは、3年前も講師としてお越しいただいており、今年は「東高生に期待すること」と題して講演をいただきました。

多忙なスケジュールの中、時間を作ってお越しいただき本当に感謝です。市町村の長、いわゆる首長さんのお話を直接聞くことのできる、とても貴重な機会をいただきました。

 熊谷町長は、ご自身が高校時代は英語海外文化部で3年間英会話の勉強をしたこと、留学した1年間は本当につらかったが、ホストファミリーから25年ぶりに連絡をもらい「短期間でも海外に滞在することは海外に家族ができること」、主権者教育の分野では「自分たちの将来を考えて投票してほしい」、そして利府町の成長戦略、利府町の子どもたちがどう育ってほしいかを熱く語っていただきました。

 最後に生徒の皆さんに、「何かやろうとすると必ず反対する人がいる。その状況をどう乗り越えるか」これがこれからの人生で大事。「自分で無理だと思うと、何もできない(できることもできない)」と話されました。

 

生徒の皆さんにとって、とてもためになる話だなぁと思って私は聞いていました。皆さんは何を感じてくれたでしょうか。

 

 

25 2学年総合的な探究の時間「社会貢献プログラム」発表会

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

25 2学年総合的な探究の時間「社会貢献プログラム」発表会

                                                                              令和6年10月16日(水)

 

 三連休明けの10月15日(火)5、6校時に体育館で、2学年の総合的な探究の時間「社会貢献プログラム」発表会を行いました。

 それぞれの分野から選ばれた、2年生14名の方々が、1人約3分間という短い時間でしたが、自分の考えたテーマで発表しました。課題発見、テーマ設定、情報収集や調査活動とその整理分析、そして自分なりにまとめてプレゼンテーション。皆さん、自分が4月から取り組んできたことに自信を持ってプレゼンされていました。その努力に敬意を表したいと思います。

 この世の中にたくさんある、すぐに解決しない課題や正解のない課題に対して、皆さんが自分なりに考えて調査研究し、自分が最適だと思う答えや納得する答えを見出す、この「総合的な探究の時間」はとても貴重なそして重要な授業だと私は思っています。

 そして、さらに素晴らしいと思ったのが2つあります。

1つ目は、2年生の発表会を3年生全員が聞いてくれたこと。3年生の皆さんも、昨年度の自分の取組を思い出すとともに、自分の進路希望と関連している「総合的な探究の時間」を思い出し、進路実現に向けての意識を再確認できたのではないでしょうか。

2つ目は、発表後の質疑応答で活発な意見交換ができたこと。質問するということは発表を真剣に聞いてくれたということ。そしてその疑問に真摯に答えた発表者の方も素晴らしいと思いました。

今日は宮城大学事業構想学群地域創生学類から佐々木秀之学類長(1993年3月本校卒 4回生)と事業構想学群3年の清和田実桜さん(2022年3月本校卒)にお越しいただき、後輩である生徒諸君にご助言をいただきました。佐々木先生からも質疑応答でのディスカッションは素晴らしいとお褒めの言葉をいただきました。

 

 放課後は、先生方の授業力向上のための研修でした。導入予定のICT学習アプリ「CASIO Class Pad net」の研修でした。今後このアプリを使った授業が展開される予定です。生徒の皆さん、期待していてください!

 

最後に、本日より学校公開週間(10/15~10/22 ※10/18は球技大会なので除く)です。多くの中学生と保護者の方々に来校いただきました。仙台市内の中学校は秋休みの期間ですので、多くの中学生と保護者の方々の来校をお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        「社会貢献プログラム」発表の様子                              先生方の研修の様子

24 避難訓練(火災)実施、災害はいつ起きるかわからない

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

24 避難訓練(火災)実施、災害はいつ起きるかわからない

                                                                                     令和6年10月10日(木)

 

 後期がスタートしてもう10日が過ぎました。連日の雨もようやく終わり、今日は久しぶりの晴れ間が見えた(少し雨も降りましたが)1日でした。やっと秋らしい、少し肌寒い感じがしてきました。

 

 10月10日は、ちょっと前までは「体育の日」。祝日法の改正で2000年から10月の第2月曜となり、2020年に「スポーツの日」となりました。「体育の日」は昭和39年(1964年)の東京オリンピックの開会式が行われた日です。統計上、10月10日は雨が降らない日というのが、開会式の日にした決定理由だそうです。今日の昼のニュースで放送していましたが、60年経ったのですね。私もまだ生まれていません。生徒の皆さんはピンとこないと思いますが、10月10日はこういう日です。

 

 今日の6校時は、避難訓練を実施しました。前日までの雨でグラウンドのコンディションが悪いため、グラウンドへの避難ではなく体育館への避難としました。

 若林消防署六郷分署から消防士の方々に来校いただき、訓練の様子を見ていただきました。119番への訓練連絡、避難指示を出すまでの手順、そして生徒の皆さんの避難の様子を観察していただき、講評をいただきました。概ね良好、さすが高校生の避難とのお言葉をいただきました。

 災害はいつ起きるかわからない、遭遇した時にパニックにならず冷静に判断できるように反復訓練するという、この訓練の意義。かけがえない、お金に換えることのできない「命」を大切にすること。常に災害に向き合っている現場の消防士の方の話は、とても説得力がありました。

生徒の皆さんは何を感じてくれたでしょうか。

 

  

 

23 後期始業式、令和6年度も折り返し!

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

23 後期始業式、令和6年度も折り返し!

                                                                                     令和6年10月1日(火)

 

 いよいよ後期のスタートです。今日は賞状伝達式と始業式を体育館で行いました。

 賞状伝達式では、陸上競技部、水泳部、文芸書道部、そして七郷地区でボランティア活動に活躍した3年生のお二人に感謝状を授与しました。

 陸上競技部では、2年の阿部こはるさんが東北新人大会女子ハンマー投げで第8位の成績を収めました。自己ベスト記録を大きく更新しての入賞でした。おめでとうございました。冬場でしっかりとトレーニングを積んで、来年夏のインターハイを目指してほしいと思います。

 

 校長講話では、私の持論の「人生プラスマイナスゼロ」のお話をさせていただきました。人生において、「いいこと」と「悪いこと」はたびたび起きますが、多くの人は「いいこと」と「悪いこと」を足すとプラマイゼロになると思います。人の「運」は、ある程度平等だと思うのですね。だから、「最近ツイている、絶好調」の人はこれから悪いことが起こるかもと気をつけなければならないし、逆に「最近悪いことばっかりで、全然ツイていない」人は、「これからいいことがある!」と思って生活してほしいとお話しさせていただきました。

 

 9月28日(土)には、今年度の海外研修第1回オリエンテーションを行いました。参加予定の生徒17名(1・2年生)と保護者の方々に来校いただき、皆さんの自己紹介と担当業者インターサポートの方から説明をいただきました。

 今年度の海外研修は、ニュージーランド・ロトルアで、令和7年3月9日~18日の10日間で行われます。昨年度の研修後の保護者アンケートにおいても、「1人での渡航では心配だが、学校の研修であれば安心して送り出せる。」との言葉をいただきました。

この17人の仲間で、これからの事前研修、そして3月の研修を楽しんできてほしいと思います。何物にも代えがたい貴重な10日間となるはずです!!

 下の写真は、昨年度のオーストラリア(ケアンズ)研修の集合写真です。皆さんいい笑顔ですね!

 

さぁ、今年度もあと半年。いろいろあると思いますが、皆さん適度に頑張りましょう!

 

 

22 第59回宮城県国際理解に関する弁論大会、生徒会役員選挙

 令和6年9月5日(木)

 9月3日(火)聖和学園高等学校薬師堂キャンパスにおいて第59回宮城県国際理解に関する弁論大会が行われ、本校から1年生3名が弁士として参加しました。皆さんそれぞれ練習の成果を十分に発揮して、自分の主張を熱弁しました。佐々木凱さんは「コーヒーに学ぶ未来 ~実感することの大切さ~」と題して、小さなことではあるけれど、一人ひとりの身近な行動が世界を変えていくことを発表し、見事に特別賞(公益財団法人宮城県国際化協会理事長賞)を受賞しました。おめでとうございます!

 9月1日(日)河北新報朝刊には、映像部の安部理央さんの作品「主人公」が掲載されていました。下の写真をご覧ください。

 9月5日(木)6校時には、生徒会役員選挙と立会演説会が行われました。会長に2名、副会長に3名の皆さんが立候補しました。応援弁士の演説、そして自身の公約について演出を交えながら、皆さん堂々と語ってくれました。それぞれが、東高をよりよくしていきたい、過ごしやすい学校にしていきたいという想いにあふれていました。

選挙で選ばれた会長を中心とした、後期からの生徒会執行部の活躍に期待しています!

 

                映像部 安部理央さんの作品                                 第59回国際理解に関する弁論大会

  

                          佐々木凱さんの弁論                                表彰式の様子

  

                                                                  会長候補の二人の演説