校長室だより

校長の呟き ~東の空から~

21  祝 全国大会出場!! 吹奏楽部“East Winds”

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

21  祝 全国大会出場!! 吹奏楽部“East Winds”

                                    令和5年11月6日(月)

 

 11月4日(土)にグランディ21で第52回マーチングバンド・バトントワーリング東北大会が行われ、本校吹奏楽部“East Winds”は、マーチングバンド部門高等学校の部に出場しました。

各県予選を勝ち抜いた11校が出場し、本校吹奏楽部“East Winds”は、6年ぶりに第1位となり、10年連続全国大会出場という偉業を見事に成し遂げました。

生徒諸君は10年連続というプレッシャーのかかる中、苦しい練習に耐え、仲間と支え合い協力することでこの偉業を成し遂げたと思います。心から敬意を表したいと思います。

また、これまで指導に当たってきた山口先生をはじめ、副顧問の先生方、外部コーチの方々、卒業生の方々、そして生徒諸君を身近で支えてきた保護者の方々、本当にありがとうございました。そして、おめでとうございました。

私も会場に行き演奏・演技を見させていただきました。他校の演奏・演技も素晴らしく、圧倒される部分もありましたが、本校の演奏・演技のテーマは「Reflections of INDIA ~バーラト(インド)へのオマージュ~」、インダス文明発祥から約4000年、その風土が生んだ多様な文化を大いなる敬意をこめて表現したもので(大会プログラムより引用)、衣装や演技も他校とは違う感じがしました。音楽と視覚の調和という観点でもとても素晴らしく、正直No.1だったなというのが、音楽について全くの素人である私の感想でした。

今回の反省点をこれからの練習で克服していただき、来月、さいたまスーパーアリーナで行われる全国大会での活躍を期待したいと思います!

 

本日からグローバルウイークが開催されます。放課後に外部の方をお招きしての国際理解・異文化理解講座を行います。11月8日(水)の17時10分からは、PTA主催の花火の打ち上げ、そして11月9日(木)午後は郡和子仙台市長にご来校いただき、「世界とつながる仙台」と題して、本校生徒に講演していただく予定です。

 

東高にとって、とても楽しみな1週間となる予定です。

20  英語科講演会、球技大会、無事終了!

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

20  英語科講演会、球技大会、無事終了!

                                     令和5年10月23日(月)

 

 10月19日(木)は英語科の生徒を対象に、リリーズ・トランサポート代表の莉々紀子(りり のりこ)さんにお越しいただき、お話をいただきました。莉々さんは、本校英語科の6回生(1995年3月卒業)で、国内外で会議通訳・同時通訳としてご活躍している方です。2018年に拠点を仙台から東京に移していらっしゃいます。

 講演前後に校長室でお話をうかがいましたが、高校時代は英語海外文化部に所属し、英語が好きなクラスメートと一緒に過ごしたこと、東高の英語科ならではの環境で過ごせたことにとても感謝しておられました。生徒の皆さんに様々なお話をしていただきましたが、

・(通訳が)できるかできないか、決めるのは自分

・学校の授業を大切にしてほしい

私はこのメッセージが心に残りました。英語科の生徒の皆さんは、何を感じてくれたでしょうか?一人でも多くの生徒が、諸先輩が持っているように、英語科にいることの矜持(プライド)を持って学校生活を送ってくれることを期待しています。

 

 10月20日(金)は球技大会でした。天候が心配でしたが、予定していた全種目を予定どおり行うことができました。開会式の校長挨拶でお話ししたことは、次のとおりです。

・まずは生徒の皆さんがどんな形でもいいから、自分なりに今日一日を楽しんでほしい

・学校行事を生徒の皆さんが自主的に企画・運営していく素晴らしい伝統を続けてほしい

・実行委員会の皆さんの尽力に感謝

選手宣誓をしてくれた3年生2人のパフォーマンスも見事でした(笑)。

すべての種目を見ることはできませんでしたが、生徒の皆さんの盛り上がり、笑顔を見ることができ、とてもいい球技大会でした。閉会式で、成澤先生が生徒の皆さんに向けて話してくれたことが、この行事のすべてを物語ってくれたと思います。

 この勢いで、生徒の皆さんのパワーで、今後の学校生活を楽しんでもらえたらいいなと感じた一日でした。

 

素晴らしい一日に感謝です。

19 通学時の安全確保について

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19 通学時の安全確保について

                            令和5年10月17日(火)

 

 後期も順調にスタートし、学校行事も無事に終了することができています。

10月11日(水)は成績会議があり、生徒の皆さんの前期成績が確定いたしました。担任や学年主任の先生から、生徒の皆さんの学習や生活状況を聞くことができました。本校だけではないと思いますが、「いかに生徒の皆さんに主体的に学習に取り組んでもらうか」を考えていかなければならないと感じました。

12日(木)には、火災を想定した避難訓練を実施しました。避難開始指示から全校生徒のグラウンドへの避難完了まで7分53秒かかりました。訓練後に曳田教頭先生から生徒の皆さんに向けて、火災避難時の煙への対応について話をしていただきました。

10日(火)から16日(月)までは、今年度2回目の学校公開週間でした。仙台市内中学校の秋休みと重なっていたこともあり、多くの中学生と保護者の方々、また本校生徒の保護者の方々にも来校いただきました。ご来校いただいた皆様、ありがとうございました。アンケートについても集計中ですが、今後の学校運営の参考にさせていただくつもりです。

 

さて、表題にもあげた「通学時の安全確保」ですが、大きな事故ではないものの、自転車での登下校時に車と接触するケースが最近多くなっています。生徒指導部長の先生によると、10・11月は例年事故件数が多くなる傾向であるとのこと。日没が早くなり下校時間帯に薄暗くなっていることも要因の一つかもしれません。

また、近隣住民の方から本校生徒の自転車乗車時のマナーについて、厳しいご指摘を受けることも増えております。

本校では、保護者の方の協力もいただいて、通学経路で約1週間行う通学マナーアップ運動を年間7回実施しております。さらに若林警察署や若林地区交通安全協会の皆様の協力もいただきながら、生徒の交通安全意識の向上に努めております。しかし、残念ながら、事故件数やレットカード数の減少にはなかなかつながっていないのが現状です。

今後も根気強く、生徒の皆さんに交通安全意識の向上を呼びかけていきたいと思います。まずは、生徒の皆さんの安全が第一です。生徒指導部の先生方を中心に、生徒の交通安全委員会にも考えてもらいながら、対策を考えていきますので、地域の皆様、これからもご指導のほどどうぞよろしくお願いいたします。

18 後期スタート 芥川賞作家の佐藤厚志さんトークイベント

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18 後期スタート 芥川賞作家の佐藤厚志さんトークイベント

                            令和5年10月2日(火)

 

 10月に入って、ようやく秋らしい気候になってきました。令和5年度も折り返し地点です。校長室から見える田んぼも、稲刈りをしている風景となりました。

 今日から後期のスタートですが、そのスタートの日にふさわしい行事を開催することができました。本校11回生の英語科卒業、第168回芥川龍之介賞受賞作家、佐藤厚志さんが本校に来てくれました。

 

 始業式を放送で行い、授業を40分短縮授業として、午後2時45分から1時間、本校体育館に全校生徒を集めてトークイベントを開催しました。代表生徒(生徒会役員)がインタビュー形式で質問して、佐藤厚志さんに答えていただく形で実施しました。全校生徒が配付されたiPadを会場に持参して、リアルタイムで生徒の皆さんからの質問を受け付けました。

生徒代表の門間生徒会長さんと生徒会役員の熊谷さん、大活躍でしたね。お疲れ様でした。ありがとうございました。テレビ局も3社、新聞社も1社が取材に来てくれました。

 佐藤厚志さんのイベント後の感想は、素直な質問や高校生の視点での質問が多くあり、とても素晴らしかったとおっしゃっていました。とても気さくな方で、イベント終了後に校舎案内をしましたが、生徒からの写真撮影のリクエストにしっかりと答えてくれていました。

 

 「やらなくなったら終わりでチャンスは永遠に来ない、やり続けてチャンスが来るのを待ち、そのチャンスをつかみ取る準備をしておく」という意味の話が佐藤厚志さんからあったと思います。また、「いつでも取り返しがきく、ざっくりと生きてほしい」という言葉も私は印象に残りました。生徒諸君はどんな感想を抱いたでしょうか。先輩の話を聞いてそれぞれ感じたことがあると思います。明日からのエネルギーにしてもらえたらと思います。

 

 さぁ、今年度もあと半年。いろいろあると思いますが、頑張りましょう!

17 生徒諸君の活躍!

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

17 生徒諸君の活躍!

                                   令和5年9月19日(火)

9月7日に生徒会役員立会演説会が行われ、信任投票の結果、生徒会長に2年1組の門間司さん、副会長に2年1組の山尾雪寧さんが信任されました。10月から東高のために頑張ってほしいと思います。新会長さんからは校則の見直し等の話があり、「藤垣校長先生、お願いします!」と壇上からお願いされました。頼もしい限りです。ぜひ生徒会を中心に生徒の中で議論を深めて、提案してほしいと思います。期待しています!

 

9月12日は聖和学園高校を会場として、国際理解に関する弁論大会(国際理解・国際協力のための高校生の主張コンクール)が開かれ、東高から3名の生徒が出場しました。県内各校から13名の弁士が参加し、堂々と自分の主張を展開していました。私は全員の主張を聞きましたが、いずれも素晴らしいものでした。1年生の山田美々さんは「国境を越えた水色の贈り物」と題して、自身の使い終わったランドセルをアフガニスタンに送った経験から、教育を受ける機会の重要性を話してくれました。県教育委員会教育長賞を受賞しました。2年生の中西咲葵さんは「奇形界隈」の演題で、Lookismについて話し自己肯定感の重要性を主張してくれました。とても身近なことに着眼して素晴らしいと思いました。3年生の武田恵さんは「太陽の沈まぬ帝国の光と影」の演題で、自身の留学経験をもとに説得力のある主張で、特別賞を受賞しました。

 

部活動での活躍も素晴らしく、水泳部の佐々木舞さんは100mと200mの平泳ぎで第4位となり、10月20日から郡山市で行われる東北新人大会に出場。陸上競技部も陸上の花形である4×400mで第4位となり、今月末福島市で行われる東北新人大会に出場します。リレーメンバーは、2年生の曲田さん、沓澤さん、菊池さん、仲上さんです。

他の皆さんもベストを尽くして頑張ってくれたと思います。また、これから新人大会を迎える部活動やコンクールに参加する部活動も、練習過程を大事にして本番で実力が発揮できるように頑張ってください!

 

21日(木)からは前期末考査が始まります。こちらも頑張ってくださいね。