校長の呟き ~東の空から~
9 サッカー部県総体1回戦突破!
令和7年5月27日(火)
5月24日(土)泉総合運動場で、本校サッカー部は県総体1回戦にのぞみました。初戦の相手は名取高校さんでした。前半序盤に、庄司主将の鮮やかなミドルシュートで先制、後半には2年生石垣さんの相手キーパーの手をはじく強烈なシュートで得点をあげ、2-0で勝利しました。天気が悪く肌寒いコンディションでしたが、多くの保護者の方や生徒、卒業生の方が応援に来ていました。この調子で、31日(土)同会場で行われる2回戦も頑張ってほしいと思います。
5月22日(木)6校時には、本校防災計画に基づいた避難訓練(地震・津波)を行いました。あいにくの雨でグラウンドに避難する「1次避難」はできませんでしたが、各教室から校舎3階に生徒全員避難する「2次避難」を訓練しました。避難開始から点呼完了まで8分51秒でした。
校舎3階は高さ7.7mあり、大津波警報等が発令された時は校舎3階かその上の屋上に避難、あるいは本校の西側にある沖野東小学校か霞目駐屯地に避難することになります。東日本大震災では大津波が仙台東部道路まできましたが、1611年の「慶長大地震」では霞目駐屯地近くにある波分神社まで津波が襲来したと伝えられています。日頃の備えを忘れずにしなければならないことを再確認しました。
最後に、県総体前の5月26日から6月6日まで「ジャージ下校トライアル」期間を設けることになりました。これは、生徒会執行部からの提案で、部活動時間を増やすこと、洗濯の負担を減らすことが目的で、制服に着替えることなく学校指定ジャージか各運動部のジャージで下校したいという多数の生徒の要望を受けて試行的に行います。期間終了後に生徒会執行部がアンケート調査を実施して効果を検証するとともに、生徒風紀委員会と協力して服装の乱れをチェックすること、正しい制服の着用を呼びかけることも行います。
生徒の皆さんの、このような主体的な活動はとても素晴らしいと思います。どのような結果が出るか、私はとても楽しみです。
生徒の皆さんの活躍、とても楽しみです。頑張れ!東高生!
8 県総体壮行式 頑張れ東高生!
令和7年5月20日(火)
5月20日(火)6校時に体育館で県高校総体壮行式が行われました。県総体に出場する選手たちが、ユニフォームやチームジャージ姿で集まり、各部の代表者が決意表明を行いました。各部とも日頃の練習の成果を十二分に発揮するとともに、指導していただいた先生やコーチ、そして支えていただいた保護者の方への感謝を忘れずに戦ってきてほしいです。
また、男子ハンドボール部佐々主将と女子バレーボール部森田主将による、力強いそして立派な選手宣誓もありました。
校長挨拶でお話しさせていただいた、激励の言葉は以下のとおりです。
試合の時は、誰もが緊張します。自分も緊張するし、もちろん相手も緊張しています。ぜひ、その試合の場での、緊張感を楽しんできてください。
「平常心」とよく言いますが、お互いに緊張している中、いかに日頃やっていることが出せるか、特別なことをするのではなく、いつも学校でやっている練習のようにパフォーマンスを発揮してください。そうすれば、おのずと結果はついてくるでしょう。
勝負事は、何が起こるかわからりません。スラムダンクの安西先生の言葉「あきらめたら、そこで試合終了だよ。」を忘れずに、最後まで粘り強く頑張ってきてください。
さらに、この行事を企画・運営してくれた生徒会執行部の皆さんにも感謝です。素晴らしい壮行式でした。生徒の皆さんの活躍、とても楽しみです。頑張れ!東高生!
7 県下一斉自転車安全利用キャンペーンの実施!
令和7年5月16日(金)
5月15日(木)朝、県下一斉自転車安全利用キャンペーンが実施され、本校でも校地南側道路で交通安全とヘルメット着用の呼びかけを行いました。いつもお世話になっている、若林警察署交通課、若林区役所まちづくり推進部、仙台市自転車交通安全課、交通安全協会六郷支部の皆様に御来校いただき、本校の交通安全委員と一緒に活動していただきました。お忙しい中、誠にありがとうございました。
本校生徒の8割以上が通学に自転車を利用しており、登下校時の交通安全や交通ルールの遵守とマナーの向上は、本校の大きな課題です。対策のひとつとして、年7回の「通学マナーアップ」期間(約1週間)を設定し、学校周辺の6か所で朝に先生が立ちマナーアップを呼びかけています。ヘルメット着用の意識もマナーアップもなかなか向上しませんが、引き続き生徒の皆さんに働きかけていきたいと思います。
また、最近気になっていることとして、保護者の方の自家用車による生徒の送迎についてルールが守られていない現状があります。生徒の下校時の送迎は、自家用車の校地乗り入れが認められていますが、東側の正門からの乗り入れは認めていません。保護者の皆様宛てに、4月8日付けで配布いたしました『車による生徒の送迎について(お願い)』を御参照いただき、下校時の送迎は南門から入校し、東側の正門より出校する一方通行をお願いいたします。
下校する生徒の自転車や退勤する職員の自家用車との事故が心配される状況ですので、御理解と御協力をお願いいたします。
6 新緑の季節です!
令和7年5月15日(木)
久しぶりの投稿となりました。早いものでGWも終わり、5月も中旬となりました。校長室から見える校地南側の田んぼも、田植え作業が進んでいるようです。新緑がまぶしい、過ごしやすい季節を迎えました。本校の教育活動も順調に進んでおります。
連休明けは、5月9日(金)に各教科研究会があり、先生方が各教科の総会・研修会に参加しました。私も、午前中は県高校国際教育研究会、午後は県高校保健体育研究会に参加しました。国際教育研究会の研修会では、「世界とつながり、世界を考える ~ピースボートの事例から~」と題して、NGOピースボート共同代表の畠山澄子様から講演をいただきました。イタリア留学の話からピースボートで世界各国での経験等、ご自身の経験からの話は聞きごたえのある内容でした。心に残るお話ばかりでしたが、その中でも「国際交流の秘訣は、みんな違ってみんないいではなく、その人との共通点を見つけること」、「つながり続けるから見えること、できることがある」等が私は印象に残りました。特に、カンボジアでの地雷撤去の話では、「戦闘は終わったが、30年以上たっても地雷被害を受ける人がいる。その状況は平和といえるのか?カンボジアでは戦争は終わっていない」というお話は、私にとって強烈なインパクトでした。畠山澄子様、お忙しい中御来校いただき、貴重なお話をありがとうございました。
午後からの保健体育研究会でも、日本フェンシング協会会長の千田健一様から「なぜ日本フェンシングは躍進できたのか」と題してご講演をいただきました。フェンシング協会の強化策はもちろん参考になりましたが、部活動やスポーツを通して子どもたちに「理不尽に負けるな」と伝えたいという言葉が、私は印象的でした。確かに社会に出れば理不尽なことは多いのが現状です。スポーツの世界では、自分が努力を重ねても自分の目標が達成できないことは多く(それを理不尽とは言いませんが)、私もスポーツから学ぶことはとても多くあると思います。
5月11日(日)から3日間、本校のバスケットボール部は県総体仙塩地区予選会に臨みました。結果は、女子部は残念ながら予選敗退となりました。男子部は最終代表決定戦で見事に勝利し、県大会出場を果たしました。男子部の県大会での活躍を祈っています。
5 女子バレーボール部、県高校選手権出場!
令和7年4月23日(水)
4月22日(火)に、本校女子バレーボール部は、セキスイハイムスーパーアリーナで行われた第33回宮城県高等学校バレーボール選手権大会に出場しました。この大会は、1月に行われた県新人大会の上位16チームによって行われる大会です。
本校の女子バレーボール部は、令和5年度の県総体後は部員不足で大会に参加できませんでした。令和6年度に新入生が入部してくれたおかげで大会に参加できるようになり、前顧問と外部指導者の方の指導、そして何よりも部員たちの努力により県新人大会でベスト16の成績を残しました。今大会のステージで試合ができたことは、部員の皆さんの貴重な経験になったと思います。シード校との試合は実力の差を感じる結果となりました。しかし、この経験を活かした6月の県総体の活躍を私は期待しています。
先日の4月20日(日)には、本校陸上競技部がキューアンドエースタジアムみやぎで行われた、宮城県陸上競技選手権大会に参加しました。3年生の阿部こはるさんは、女子ハンマー投げで自己新記録での第3位。2年生の針生颯さんも男子ハンマー投げで自己新記録での第4位という素晴らしい記録を残しました。
新年度が始まり、各部とも大会参加や練習に頑張っています。疲労をためないよう十分な休養を取りながら、県総体に向けで頑張ってください!
同日の午後は、1年生のキャリアアップセミナーが体育館で開催されました。自分の将来就きたい職業を探求する、いい機会になったのではないでしょうか。
下の写真は、女子バレーボール部の試合の様子と1学年キャリアセミナーの様子です。