校長室だより

14.海外校との交流 ~対面がだめでもオンラインで~ 

 4月21日(木)午前10時から進路資料室で台湾永慶校,台湾現地コーディネーター,宮城県庁国際政策課そして本校の四つをオンラインでつないで,本校と嘉義縣永慶高級中学の交流事前討論会が行われました。現地コーディネーターで通訳の嶋田様は私のふるさと南三陸町の観光のお手伝いをされているということで,ここでもおつながりを感じました。相手の台湾永慶高級中学は日本で言う「中高一貫校」で,中学高校併せて生徒が980人なので高校としては本校と同じくらい。学科も普通科の他にAIやスポーツの学科もあって本校と同じ複数の学科を有しています。

 郭春松校長先生は,母国語に加え,英語で熱心にプレゼンされ,できれば本校と姉妹校交流もというくらい積極的な方でした。私も畠山教頭先生が用意してくださった英語の原稿を辿々しく読みましたが,しっかり通じました。それは教頭先生が用意してくださった内容が素晴らしかったからです。仙台のこと,宮城のことつまり自分のことをしっかりとした内容で伝えれば,私のような下手な英語でも相手に通じてさらに意思疎通が広がると実感した瞬間でした。「結果だけでなくその過程」「気配り目配り心配り」「海外よりまず自国のこと」この日を迎えるに当たって準備に東奔西走いただいた国際政策課の皆様,本校畠山・菅野両教頭,そして担当の千葉・山口両先生に心より感謝いたします。

 令和4年4月22日 山内