学校生活適応支援員の村岡利信さんからメッセージをいただきました
ヘッセの小説に「青春はうるわし」という作品があります。この小説が示すように現実の青春は光り輝くようなものは少なく,不安や無力感や挫折感にさいなまれることが多いのではないかと思います。青春真っ只中にいる生徒の皆さんの中にも友達や家族や進路等のことで心にわだかまりや悩みを抱えている人もいるでしょう。公平や誠実や勤勉等の価値観が強く,周囲の人とうまく合わせていけない人もいるでしょう。自責感の強い人は自分に原因があるのではといつまでも自分を責めてしまうなど心優しい対応をしてしまうこともあります。いろいろなことに心が揺れるのがしんどいと感じることもあるでしょう。でもそれらの経験の一つ一つがすべて意味があって自分を支えてくれていると実感できる日々が必ずやってくると思っています。
村岡さんは毎週月曜から木曜まで本校に勤務していますので気軽に話しかけたり相談してください。