校長の呟き ~東の空から~
24.文化部も頑張っています ~「頭脳の格闘技?」将棋部2年連続県大会団体3位~
県総体が近く,運動部の活動・活躍が注目されがちですが,東高は文化部の活躍も素晴らしいものがあります。今週15日(月),16日(火)と宮城県青年会館で開催されました「全国高等学校将棋選手権宮城県大会」で東高将棋部が2年連続の3位入賞を果たしました。出場校全17チーム,1回戦・2回戦を突破しての準決勝でした。向こう側のトーナメント準決勝は仙台一高対仙台二高,こちら側は東北学院対本校。決勝で学院が二高に圧勝したことを考えれば,優勝校の学院との接戦を演じた本校の戦いぶりは敗れたものの大いに賞賛されるべきものだと思います。簡単に2年連続3位などと書いていますが,大変なことです。出場校が少ないなど問題ではありません。県の大会で1勝するのがどれほど大変なことか。地道な努力があっての栄冠です。西ノ谷さん,松本さんおめでとう。恥ずかしいくらいに弱いのですが,私も将棋をやったことがあるのでわかります。考えます。頭を使います。メンタルが試されます。おなかも空きます。ものすごく疲れます。対局相手よりも自分自身との戦いの要素が強いのかもしれません。
今大会の主催は「宮城県高等学校文化連盟」ですので「文化部」という扱いでしょうか。しかし,西洋では「チェス」がスポーツのカテゴリーに入っています。将棋は「頭脳の格闘技」とも呼ばれています。藤井聡太さんが,皆さんと同じくらいのころか,さらに若い時期からの活躍で将棋自体が脚光を浴びるようになりましたが,運動部や文化部,あるいは様々な課外活動において,まだまだ知られていない分野で活動している東高生もたくさんいると思います。それでもしっかりと,信念を持って活動してください。その信念や姿勢は将来必ず役に立ちます。メジャーな分野の活動であっても信念や姿勢が伴わなければ得るものや,残るものも少なくなります。メジャー・マイナー関係なく,重視すべきはその姿勢・その過程です。応援しています。東高はいつでもどこでも生徒一人一人が主役です。
学校公開週間も明日まで。これまで90人以上の方にご来校いただきました。雨の日もありましたのに,本当にありがとうございます。明日もお待ちいたしております。校長室から見る東高周辺は,きれいな湖のようです。
令和4年5月19日 山内
23.「学校公開」「県総体壮行式」「海外オンライン交流」 ~充実した一日~
5月17日東高は充実した一日でした。まず学校公開日二日目。今,どこの高校も校長と先生方との面談中だと思われますが,その間隙を縫って校内を巡回したところ,名取市の中学生2名が廊下で迷い気味でしたので,「シャトルラン」の音楽が流れる体育館で基礎体力測定中と思われる体育の授業に案内しました。志望校はと聞いてみると「南高か東高です」「東高か三桜高です」と答えてくれました。校長室に戻り際に会った別の3人組は東高を希望しているのとの問いに「必ず東高を受けます」と嬉しいことを言ってくれました。保護者の方を含め,この2日間で50名ほどの方が来校してくれました。ありがたいことです。20日(金)まで公開は続きます。
6時間目は体育館で県総体壮行式でした。野村生徒会長から,校長の挨拶は短くも選手に対して熱いエールをと言われましたので心から「東高頑張れ」と声援を送りました。各部主将から決意表明と運動部長を代表してラグビー部主将迎田さんから力強い選手宣誓がありました。みんな真剣ないい顔していました。この歳になると高校生の真剣な顔と向き合うだけで胸にグッとくる物があります。幸せです。ありがとうございます。今日を待たずに団体競技の女子バスケット部や個人戦のソフトテニス等は,すでに仙塩地区予選が終わり,県総体を前に最後の大会を終えた選手もいます。しかし,結果がすべてではありません。3年間一生懸命に努力したことは,県大会に出場できなくても何ら色褪せることはありません。大切なのは活動の姿勢であり,重視すべきは過程です。選手の努力とご家族のご支援に感謝いたします。各部どの部長も異口同音に「送迎」「お弁当」「励まし」家族への感謝を述べていました。
放課後,16時過ぎからは台湾永慶校とのオンライン交流。4月21日に続いて2回目の交流。今回は英語海外文化部の皆さんと吹奏楽部の皆さんが主にオンラインで交流を行ってくれました。実はこの日はテレビと新聞が取材にきて大きく取り上げてもらう予定でした。別の取材があったのか,直前になって取材がなくなりました。私も三つ揃いのスーツを着て,千葉明彦先生に用意していただいた英語の原稿を何度も読んで練習して臨んだのですが,残念でした。海外オンラインに限らず,東高の良いところはプレスに取り上げてもらおうと思います。
織田信長が討たれた本能寺の変は六月上旬だったと言われています。「敵は本能寺にあり」明智光秀の言葉として有名ですが,総体まで2週間あまり。ここからの敵は対戦相手でも,自分の中にある弱気や迷いでもなく,敵はコロナウイルスです。菅野教頭先生がお昼に放送してくれていますが,感染症対策として「黙食」を徹底してください。東高生選手全員が無事総体に出場できることを祈っています。
令和4年5月17日 山内
22.しおかぜ編集委員会・PTA役員会 ~お休みのところありがとうございます~
5月14日東高会議室でしおかぜ編集委員会・PTA役員会のそれぞれ第1回目が開催されました。しおかぜとは本校PTAの会報誌名です。3学年羽生さん,2学年及川さん,1学年奥田さんの各学年委員長さんはじめ20名もの方々にお集まりいただき,予定時間を超えて今年度の編集等についてご議論いただきました。これまでの物に少し改訂を加えていくらしいので,とても楽しみにしております。恒例となった「校長のつぶやきお読みいただいていますか」チェックではほとんどの方に挙手いただいて励みになりました。
引き続き行われたPTAの役員会。入学式以来お世話になっていた布田前会長さんたち,旧役員の方々がおられず寂しさもありましたが,吉岡会長さん・相澤副会長さんの新体制のもと第1回目が開催され,講座や教室,グラウンド等教育環境のことについて様々なご意見やご要望もいただきました。できるものとできないものがありますが,検討させていただきたいと思います。学校のためを思って,言いにくいことを,勇気を持ってご意見いただいたものを大切にしてまいりたいと思います。生徒総会でもPTA役員会でも積極的な意見が求められているのだと思います。さあ,来週から学校公開週間です。何人にご来校いただけますか。
令和4年5月14日 山内
21.「総会」 ~生徒も先生方もコロナ対策~
5月13日東高では生徒総会が開催されました。コロナ対策で体育館に全校生徒は収容できず,体育館は2・3年生だけ,1年生は教室でオンライン参加となりました。コロナ禍で様々な学校行事が実行できず,先輩から後輩への「継承」がなされないことが多い中,このような形でも全校生徒が参加することには相当の意義があると考えております。東高生の参加姿勢は,とても好感が持てるものだったと思います。立派でした。
午後,私は教科の研究会,つまり教科の先生方の「総会」にも出席してきました。やはりこちらも密を避けるため,参加人数が制限されていて,相当数収容可能な会場も疎らな状態でした。5月第2週には例年各教科ともこのような「総会」があって,全県的に高校教師が学ぶ日でもあります。私が出席した会場でも講義をした仙台白百合大遊佐教授は,「生徒に教えるためには教師が学び続けること」の重要性を説かれていました。
令和4年5月13日 山内
20.県総体組み合わせ抽選 ~緊張の瞬間~
昨日は部会長をしている高体連専門部の代表者会議に参加してきました。県総体の組み合わせ等緊張する場面に立ち会わせていただきました。思い起こせば,私も現場を離れる40代半ばまで20年以上ずっと運動部の顧問でした。30代半ばからは専門部の総務委員長の仕事も10年以上行いました。総務委員長は顧問総会や代表者会議の資料作成から運営まですべてを仕切ります。組み合わせ抽選などは,自分のチームがどこを引いたのなどわかりもしませんでした。体育をはじめとする専門の先生方は,競技力をはじめとする専門性,もっと言えば自チーム指導に専念したいので誰も引き受け手がなく,私に仕事が回ってきたのでした。確かに自チームを指導する時間は大幅に削られ心が揺れ動いたこともありましたが,様々な角度から本当に勉強になりました。何より生徒たちがそのことをわかっていて自主性が芽生え,時には逆に私を助けてくれました。結果は後からついてきてくれました。生徒たちのおかげで様々な所に連れていってもらいました。
さあ抽選会。各校の代表者はキャプテン。目をつぶったり,大きく深呼吸したり見ているこちらがドキドキしました。東高の男子は予備抽選で最後の順番25番目を引きましたし,女子は春季大会結果からシード校となっていて,どちらも実質抽選はしていないに等しかったのですが,きっと私と同じように各校の緊張の瞬間に立ち会えて貴重な経験をしたことと思います。
コロナ禍でもなんとか総体だけでも組み合わせを生徒に引かせてやりたい,生徒や保護者だけでも観戦させてあげたい。各専門部はギリギリまで生徒や保護者の目線に立って調整中です。東高はもちろん,みやぎの高校生がコロナに負けずに高総体に参加できることを東の空から切に願うばかりです。
令和4年5月13日 山内