校長室だより

校長の呟き ~東の空から~

30 2月は逃げる、年度末に向けて…

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

30  2月は逃げる、年度末に向けて…

                           令和6年2月8日(木)

 

 早いもので、新しい年になったなと思ったら1月が行ってしまい、2月に入ったなと思っていたら、もう2月も中旬となりました。本当に、「月日が経つのは早いなぁ」というのをこの頃感じます。(私が)年を取った証拠なのかもしれません。年明けの開講式での校長講話でもお話ししましたが、まさに「1月は往ぬる(行く)、2月は逃げる、3月は去る」で、あっという間に年度末と新学期を迎える感じがします。

 さて、昨日の2月7日(水)で3年生の授業が終了しました。3年生の皆さんは、今頃何を感じているでしょうか。今月はあと2回、3年生登校日があり、いよいよ3月1日は卒業式となります。受験でラストスパートの人もいれば、進路が決まって4月からの新生活に向けて準備している人もいるでしょう。先生方や在校生も、皆さんの門出を祝う準備をしています。3年生の皆さんにとって、いい卒業式になることを祈っています。

 また、この時期は卒業生を送り出すのと同時に、新入生を迎え入れる準備もあります。公立高校入試について、昨日2月7日(水)に2回目の入試職員会議がありました。1月に全県で行われた中学生の出願希望調査の結果は、普通科が1.27倍、英語科が0.78倍という結果となりました。多くの中学生の皆さんに希望していただき、本当にありがたく思っております。宮城県公立高校第一次募集の出願は、2月13日から2月16日までです。多くの中学生の皆さんが本校に出願してくれることを願うと同時に、中学生の皆さんに希望してもらえる、選ばれる高校となるよう努力したいと思っております。

 2月19日(月)からは、1・2年生の学年末考査が始まります。現在はインフルエンザや新型コロナウイルスの感染者の増加が心配な状況です。しかし、ここから年度末まで一気に過ぎていく、行事が盛りだくさんの、我々教員にとっては忙しい日々が続きます。

 生徒の皆さんも先生方も、そして自分自身も、体調管理に留意して年度末と新学期を迎えてほしいと思っています。

29  大学入学共通テスト終了、仙台積雪2cm

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

29  大学入学共通テスト終了、仙台積雪2cm

                                    令和6年1月17日(水)

 

 先週末の1月13、14日に大学入学共通テストがあり、本校からは118名の生徒が仙台市内各会場に分かれて受験しました。両日ともに穏やかな天候で、大きなトラブルもなく、全員無事に受験したとの報告を受けております。15日(月)に自己採点を行い、大手予備校2社にデータを送付、そのデータをもとに校内での分析会、個人面談等を経て、国公立大学等への出願という流れとなります。受験する生徒の皆さん、2次試験に向けて頑張ってほしいと思います。皆さん全員が喜びの春を迎えられることを願っています。

 私自身は「共通一次」の時代で、理科社会も2科目ずつ受験、1000点満点でした。計算すると、40年前となりますね(笑)。確か、仙台南高校が会場で、当日風邪気味で市販の風邪薬を飲んでしまい、少し頭がボーっとして受験したことだけ覚えています。点数が取れなかった言い訳ですけどね。生徒の皆さん、大事なテストの前に風邪薬を飲んではいけませんよ。

 16日(火)は仙台で2cmの積雪がありました。昨年12月17日(日)以来の積雪。JRは通常運行でしたが、道路は大渋滞。生徒の皆さんも先生方も通学・通勤に大変だったと思います。雪の影響による遅刻は、すべて公認としております。先生方にもお話ししておりますが、くれぐれも急いであるいは慌てて事故を起こすことのないように、ゆっくりと運転や登校をしてほしいと思っています。保健日誌によると、3名の生徒が登校中に自転車で転倒し、うち2名は早退して医療機関を受診しています。自転車運転時はもちろん歩行時も凍結や積雪の路面には十分気をつけてください。時間を守ることも大事ではありますが、それよりも皆さんの安全や命のほうが大事です。

 この冬に、あと何回積雪があるかはわかりませんが、時間に余裕を持って行動しましょう。私も、時には「仕方がない」と割り切り、開き直ってゆっくりとゆったりと物事に取り組みたいと思っています。

28  冬季休業終了!本日開講式

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

28  冬季休業終了!本日開講式

                                 令和6年1月9日(火)

 

 冬休みが終わり、本日体育館で開講式が行われました。インフルエンザの影響や寒さが心配されましたが、感染拡大している様子もなく、事務次長さんが早朝から体育館に暖房を入れてくれたおかげで、全校生徒と先生方が一堂に会して集会を持つことができました。

 開講式でお話しさせていただいたことは、まずは能登半島地震のことです。被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。元旦の夕方、家族や親戚が集まり団らんしている時に、震度7の地震が起こるとは誰もが思っていないと思います。

我々が経験した東日本大震災から13年が経とうとしています。当時、生徒の皆さんは小学校入学前ですが、怖かったり苦労したりした記憶があると思います。その時の思いがフラッシュバックしてしまった方もいるかもしれません。講話では手短に、震災の経験を忘れないこととともに、日頃からの備えを忘れないことをお話ししました。

 2つ目は、2日に起こった羽田空港での航空機事故を例にあげ、コミュニケーション・エラーを起こさないための「確認会話」について話しました。

 3つ目は、「1月は往ぬる(行く)、2月は逃げる、3月は去る」の言葉をあげて、あっという間に今年度が終わる話をしました。3年生の皆さんが登校するのもあと数日、高校生活のまとめの時期です、頑張ってくださいと激励しました。

 最後に、「くどいな、またか…」と生徒の皆さんは思ったかもしれませんが、自転車通学時のヘルメット着用について、保護者の方とともにぜひ検討してほしいとお願いしました。

 生徒の皆さんには、本当に命を大切にしてほしいとともに、安全に登下校してほしいとの私の願いを込めて、お話しさせていただきました。

 さぁ、令和6年、西暦2024年がスタートしました。どんな1年になるか誰もわかりませんが、生徒の皆さんと先生方にとって良い1年となるようお祈りしております。

 ちなみに、初詣での私のおみくじは「大吉」でした。久しぶりの「大吉」です。そのおみくじは大事にカバンにしまって持ち歩いています。

27  冬休みです。Merry Christmas and a Happy New Year !

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

27  冬休みです。Merry Christmas and a Happy New Year !

                                    令和5年12月25日(月)

 

 12月21日(木)の午後、一般社団法人日本国際協力センター(JICE)が実施する、『対日理解促進交流プログラム「2023年度カケハシ・プロジェクト」(米国)高校生招へい第7陣プログラム』でアメリカ合衆国の高校生20名と学校関係者5名が来校しました。訪問団は来校前に、震災遺構の旧荒浜小学校を訪問し、本校の英語海外文化部の生徒3名が案内役と語り部をしてくれました。その様子は放送局のニュースで取り上げられました。

https://www.khb-tv.co.jp/news/15090901

アメリカの高校生たちは6校時の1学年のLHRに参加し、クリスマスパーティーやドッチボール大会に加わって、本校生徒と交流しました。放課後は、部活動を見学したり実際練習に参加したりしました。とても喜んでいたようです。

案内してくれた英語海外文化部と国際交流委員の生徒の皆さん、LHRや部活動見学に協力してくれた生徒の皆さんと先生方、国際部の先生方、ご協力ありがとうございました。

 

12月22日(金)は賞状伝達式と閉講式を行いました。私からは生徒の皆さんに、冬休みに取り組んでほしいこと、他者へのリスペクト、多様性の尊重、学校評価アンケートについて、そして交通安全についてお話しさせていただきました。生徒の皆さん、聴いてくれてありがとうございました。

インフルエンザのため、1学年の1クラスは1校時終了後に授業を打ち切り、下校させる措置をとりました。感染症予防については、引き続き取り組んでいきましょう。

 

令和5年、2023年も残り1週間となりました。生徒の皆さんや先生方が、穏やかな年末年始を迎えられるよう願っています。

生徒の皆さん、年明け1月9日(火)の開講式で、元気に再会しましょう。

26  仙台市街地、初積雪・・・

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

26  仙台市街地、初積雪・・・

                                 令和5年12月18日(月)

 

 12月17日(日)の午後から夜にかけて、仙台市中心部でも積雪となりました。いよいよ冬本番という感じですね。今朝の通勤前、車に積もった雪を下ろしながら感じました。

 学校はというと、修学旅行も無事終わり、冬休みまであと少しというところです。依然としてインフルエンザが猛威を振るっていますが、学級閉鎖とまでは至らない状況です。

 先週は、生徒の通学時の交通事故が相次ぎ、職員会議で先生方に対して、生徒の皆さんの通学時の安全確保について十分注意喚起するようお願いしました。生徒の交通安全委員会でも、全校生徒に対して注意喚起の方策を考えてもらっています。もちろん、先生方の組織である生徒指導部でも検討してもらっています。

 22日(金)の校長講話でもお話ししようと思っていますが、生徒の皆さんの通学時において「命を守る」観点から、ヘルメット着用を呼び掛けようと思っています。本校は、全校生徒の8割強が通学に自転車を利用します。秋頃から生徒の交通事故が増加しており、先週は重大事故も発生してしまいました。学校としてヘルメット着用義務化を検討せざるを得ない状況となっています。県教育委員会や県警察本部からの強い要請もある現状です。

冒頭でも書きましたが、これからの時期は路面凍結の恐れも高まります。学校周辺の農道は、吹きっさらしの道路となり、除雪や融雪剤をまくこともないため、自転車通学生徒の皆さんは十分気をつけてほしいと思います。

 

今年も残り2週間となりました。生徒の皆さんや先生方が、いいクリスマスや年末年始を迎えられるよう願っています。