校長室だより

校長の呟き ~東の空から~

17 生徒諸君の活躍!

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

17 生徒諸君の活躍!

                                   令和5年9月19日(火)

9月7日に生徒会役員立会演説会が行われ、信任投票の結果、生徒会長に2年1組の門間司さん、副会長に2年1組の山尾雪寧さんが信任されました。10月から東高のために頑張ってほしいと思います。新会長さんからは校則の見直し等の話があり、「藤垣校長先生、お願いします!」と壇上からお願いされました。頼もしい限りです。ぜひ生徒会を中心に生徒の中で議論を深めて、提案してほしいと思います。期待しています!

 

9月12日は聖和学園高校を会場として、国際理解に関する弁論大会(国際理解・国際協力のための高校生の主張コンクール)が開かれ、東高から3名の生徒が出場しました。県内各校から13名の弁士が参加し、堂々と自分の主張を展開していました。私は全員の主張を聞きましたが、いずれも素晴らしいものでした。1年生の山田美々さんは「国境を越えた水色の贈り物」と題して、自身の使い終わったランドセルをアフガニスタンに送った経験から、教育を受ける機会の重要性を話してくれました。県教育委員会教育長賞を受賞しました。2年生の中西咲葵さんは「奇形界隈」の演題で、Lookismについて話し自己肯定感の重要性を主張してくれました。とても身近なことに着眼して素晴らしいと思いました。3年生の武田恵さんは「太陽の沈まぬ帝国の光と影」の演題で、自身の留学経験をもとに説得力のある主張で、特別賞を受賞しました。

 

部活動での活躍も素晴らしく、水泳部の佐々木舞さんは100mと200mの平泳ぎで第4位となり、10月20日から郡山市で行われる東北新人大会に出場。陸上競技部も陸上の花形である4×400mで第4位となり、今月末福島市で行われる東北新人大会に出場します。リレーメンバーは、2年生の曲田さん、沓澤さん、菊池さん、仲上さんです。

他の皆さんもベストを尽くして頑張ってくれたと思います。また、これから新人大会を迎える部活動やコンクールに参加する部活動も、練習過程を大事にして本番で実力が発揮できるように頑張ってください!

 

21日(木)からは前期末考査が始まります。こちらも頑張ってくださいね。

16 東風祭終了!バスケットボールW杯!

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16 東風祭終了!バスケットボールW杯!

                            令和5年9月5日(火)

 4年ぶりに一般公開が行われた、第35回東風祭が無事に終了いたしました。開祭式で生徒の皆さんにお話しした通り、ほぼコロナ禍前と同じように開催できたことをとても嬉しく思います。 パンフレットの残部から推定すると来校者は約350人とのこと。ご来校いただいた皆様、ありがとうございました。東高の生徒の皆さんの笑顔とEnjoy EASTしている姿をご覧いただけたと思います。

 暑さで熱中症が心配されましたが、さすが生徒の皆さんの若いパワーで、大きな事故もなく開催できました。実行委員の皆さん、一般生徒の皆さん、そして牛タンとおにぎり販売していただいたPTAの皆さん、本当にお疲れ様でした。

 また、オープニングムービーを作成してくれた、広報担当の石森君、そして映像部の皆さんのおかげで、私の名前を生徒の皆さんに覚えていただけたかなと思います。ありがとうございました。

 

 先週私は、バスケットボールのワールドカップの全日本男子の応援で、テレビに釘付けでした。「もうダメかな」と思った展開でしたが、日本の3ポイントが連続して決まり大逆転。フィンランド、ベネズエラ、カーボベルデに見事な勝利でアジア1位となり、来年のパリ五輪出場を決めました。スラムダンクの安西先生の言葉、「あきらめたら、そこで試合終了だよ」を改めて思い出しました。

 報道でもありましたが、14年前の2009年アジア選手権で日本男子は、史上最低のアジア10位という成績でした。中国の天津市で行われましたが、当時私は国際審判員としてそのアジア選手権に参加していました。そのどん底から日本のバスケットボールがここまでレベルが上がるとは、本当に嬉しい限りです。Bリーグというプロリーグができたことも背景の一つかと思います。時代の変化、進化を感じました。これを契機に、日本のバスケットボールがますます盛んとなり、チーム力が向上することでしょう。日本代表のパリ五輪での活躍を期待したいと思います!

15 夏期開講式

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15 夏期開講式

                            令和5年8月24日(木)

 

 昨日の8月23日は夏期開講式でした。約1か月にわたる夏休みが終了しました。学校再開というのに、まだまだ暑い日が続いています。長期予報では9月も気温は高めとのこと。異常とも思える高温の日が続いています。

 熱中症対策のため、昨日の開講式は体育館では行わず、校内放送により各教室で行いました。生徒の皆さんの顔を見られなかったのはとても残念でしたが、皆さん充実した夏休みを過ごしてくれたことと思います。今のところ私に事故等の連絡も来ていません。

 

 校長講話では、全国各地での大雨による被害や内水氾濫についてお話しし、防災について考えること。みやぎ学力状況調査での質問紙調査の結果に基づいて、家庭での勉強にもう少し取り組んでほしいことを話しました。

 

生徒の皆さんがこれから飛び込んでいく未来は、皆さん自身で創り上げていくもの。学校や校外での学びは、未来に「備える」「適応する」ためではなく、自分たちで未来を創っていくための「力」をつけるためにするもの。

何のために勉強するのか?生徒の皆さん一人一人が考えて、自分なりの答えを見つけてほしいと思います。

 

夏休みが終わり、あと1週間ほどで「東風祭」が行われます。コロナウイルスの制限が緩和されてのお祭りです。実行委員会の皆さんが中心となって、皆さんの「東風祭」を楽しく創り上げてほしいと思います。

もちろん、主役は生徒の皆さんです!東高の生徒諸君の笑顔とパワーが見ることができることを期待しています。

14 夏期閉講式

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14 夏期閉講式

                                             令和5年7月24日(月)

 

 本日は夏期閉講式でした。明日から生徒の皆さん待望の夏休みとなります。夏休みとはいっても、本日の午後から1・2年生は7月28日(金)まで、3年生は8月4日(金)まで夏期講習となりますが…。

 新任講師の方の紹介、賞状伝達式、東北大会及び甲子園予選報告会、そして閉講式と内容がたくさんありました。閉講式では、ChatGPT等の生成AIの話をさせていただきました。「考える」ことの大切さ、「努力」することの大切さをお伝えしたかったのですが、生徒の皆さんにとっては、内容があまり面白くなかったかもしれませんね。生徒の皆さんが興味関心を持って聞くことができるよう、「校長講話も内容を工夫しなければならないな。」ということが、本日の私の反省でした。

 それに比べて、閉講式終了後の生徒指導部長の大堀先生のお話は、生徒の皆さんを引き付ける内容でした。「477」という数字が、昨年度に闇バイトで高校生の検挙された人数とはびっくりしました。さすがです。

また、交通安全委員会からの自転車乗車時のヘルメット着用の意識調査の報告も、ヘルメット着用しての自転車乗車で登場する等、工夫を凝らしていました。調査報告の内容も考えさせられました。全校生徒対象の調査結果は以下のとおりです。

 

①「ヘルメットの着用が努力義務となったことを知っているか」→ 知っている91%

②「命を守るために自転車利用時のヘルメット着用は必要と思うか」→ 思う85%

③「自転車利用時ヘルメットを着用しているか」→ 着用している4%

④「ヘルメットを着用しない理由」

 着用が面倒→30%、 義務化されていない→18%、 髪型が崩れる→17%

 費用負担→15%、 格好悪い→14%、 必要性を感じない→6%

 

東高校の生徒は、85%と多くの生徒がヘルメットの必要性を理解しているが、着用率は4%で、様々な理由により着用するに至っていないことがわかりました。着用が簡単で、デザイン的にカッコいいものであれば、着用率が上がる、と同時に生徒の交通安全の意識も高まるのかなと思いました。今後も交通安全委員の皆さんの活動に期待したいと思います。

 

皆さん、事故のない夏休みを過ごしていただきたいと思います。くれぐれも交通事故や水難事故には十分に気を付けてください。8月23日の開講式で元気に再会しましょう!

13 野球部1回戦突破! 教育実習、校内英語弁論大会ともに終了

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13 野球部1回戦突破! 教育実習、校内英語弁論大会ともに終了

                                   令和5年7月12日(水)

 

 東北地方はまだ梅雨明けはしていませんが、このところ30℃を超える暑い日が続いています。生徒の皆さんも先生方もこの暑さで疲れているとは思いますが、あともう少しで夏休みです!熱中症に気を付けて、体調管理に留意して、あと少し頑張りましょう。

 

 いよいよ甲子園予選が始まり、東高野球部は7月8日(土)鹿島台中央野球場で初戦を迎えました。結果は8-1で勝利し2回戦に進出でした。初戦の固さが見られたのか、芳賀監督や顧問の先生方からは、「内容は今一つ。」との厳しい言葉を聞きましたが、まずは初戦突破おめでとうございます。3年野村亮佑さんの大会第1号となるランニングホームランは、右中間を抜ける鋭い当たりで、ホームでは微妙なタイミングかなと思いましたが、3塁コーチャーを信頼してよく走り、タッチを交わしてスライディング。拙攻が続いていたため、見ていてとてもスッキリしました。次は15日(土)にシード校の東陵高校との対戦です。ぜひ自分たちが取り組んできた過程を信じて、力を出してもらいたいと思います。

 

 昨日11日(火)で3週間にわたる教育実習が終了しました。3人の実習生はいずれも本校OB。校長室に挨拶に来てくれましたが、皆さん「教育実習のおかげで、先生になりたいという気持ちがより強くなりました。」と言ってくれました。嬉しい限りです。「教員採用試験を突破して採用となり、ぜひとも母校に教員として戻ってきてもらいたい。」と、実習生の皆さんにお伝えしました。

 

 11日(火)放課後には、校内英語弁論大会(スピーチコンテスト)が開催されました。6名の生徒(1年生4人、2・3年生各1人)が参加してくれました。私も開会の言葉を英語(なんちゃって英語です)で短く話をさせていただきました。もちろん原稿を用意してです。しかし、参加した生徒の皆さんは、原稿はあるものの、約4分半、ほとんど原稿を見ずにスピーチしていました。とても素晴らしいと思いました。各自一生懸命努力をされたと思います。その努力と参加してくれた勇気に敬意を表したいと思います。

 順位を決めるのことはとても申し訳なかったのですが、(公財)宮城県国際化協会の飛内さんと本校ALTのアイデリン先生に審査していただき、第1位に2年生の八島真悠さん、第2位に1年生の白川実音さんが、本校代表として9月に行われる県大会に出場することとなりました。オープンキャンパスや9月の東風祭でもスピーチしてもらう予定です。

残念ながら入賞にならなかった、1年生の鈴木僚祐さん、大友李美さん、成澤茜奈さん、3年生の牛澤柚結さん、大変お疲れ様でした。

このような英語学習や英語科の活動、国際交流等については、本校の素晴らしい特徴の一つです。生徒の皆さんには自信を持って取り組んでいただきたいですし、どんどん校内外で活躍していただきたいと思います。生徒の皆さんと先生方の頑張りに拍手です!

12 成績会議を終えて…(雑感です)

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12 成績会議を終えて…(雑感です)

                                   令和5年7月6日(木)

 

 一昨日の7月4日(火)放課後、前期中間考査の成績会議が行われました。学年主任や各クラス担任の先生から、学年やクラスの成績や出席の概要、頑張っている生徒、伸び悩んでいる生徒や努力が必要な生徒について話を聞きました。先生方は生徒の皆さんのためを思って一生懸命指導してくださっています。生徒に対する日頃のご指導とご支援、本当にありがとうございます。

来週の14日(金)からは午前授業となり、午後から三者面談期間となります。保護者の皆様には、お忙しいところ大変恐縮ですがご来校いただき、生徒の学校生活の様子や学習成績、進路希望等について担任の先生と話し合っていただきたいと思います。

 

 成績会議の最後に「生徒の皆さんが、前向きに学習に取り組んでいけるようにご指導をお願いします。」と私から先生方にお願いしました。赤点をとってしまった生徒に対して、「努力が足りない」とか「勉強しなさい」と頭ごなしに指導する先生は本校にはいないと思いますが、「主体的に学びに取り組む態度」を促していくようなアドバイスを先生方にはお願いしたいと思っています。

 

 ここからは本校の成績とは直接関係のない話となりますが、最近の子供たちは失敗を恐れて挑戦しない、評価を気にして自分に自信が持てない、とよく言われます。「どうして思うように(生徒が)学んでくれないのか」と教員の悩みは尽きません。しかし、鏡となるのは目の前の子供(生徒)たち。教える側の力量や工夫が足りないから、教わる側が学習しないのだ、という(教員側から見れば)厳しい見方もあります。

 教える・教わるの関係だけではなく、お互いから学び合うことができたら、一緒に学びを作り出すことができたら、信頼関係はより深まり、生徒も教員も主体的に意欲をもって学習に臨んでくれるのかなと思います。

 失敗から学ぶものはとても大きいと思います。生徒も教員も安心して失敗や試行錯誤ができる、もし失敗しても周りの仲間が助けてくれる、できないことも含めて自分の存在が認められる「大らかさ」がある学校になればいいなと思っている今日この頃です。

11 祝!水泳部東北大会出場、甲子園予選組合せが決まる

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

11 祝!水泳部東北大会出場、甲子園予選組合せが決まる

                                                                 令和5年6月29日(木)

 

 昨日(6月28日水)夕方の土砂降りが嘘のように、本日は梅雨の晴れ間です(これから天気が急変するかもしれませんが…)。昨日は、保護者の方が車で迎えに来てもらって帰宅する生徒さんが多かったと思います。生徒の皆さん、梅雨の時期は特に、登下校での交通事故に注意してほしいと思います。

 交通事故は、どちらかが止まっていれば防ぐことができるといわれます。「あっちが止まってくれるだろう。」と両方思っているからぶつかってしまう。「こちらに来るかも…」とか、「こちらが優先道路だけれど、向こうが一時停止しないで出てくるかも」等の危険予知を心がけたいものですね。

 さて、嬉しい話です。6月23日(金)~25日(日)、県高校総体水泳競技が行われました。3年生の佐々木千紘さんが200mバタフライで第2位、100mバタフライで第8位、1年生の佐々木舞さんが200m平泳ぎで第4位、100m平泳ぎで第6位。女子400mメドレーリレー(1年内海さん、佐々木舞さん、3年佐々木千紘さん、2年小玉さん)第8位となり、7月21日から秋田市で行われる東北大会への出場となりました。選手の皆さんには東北大会での活躍を期待しています。また、大会の雰囲気をぜひ楽しんできてほしいと思います。

 また、顧問の先生から聞きましたが、上位入賞がかなわなかった選手たちが一生懸命支えた結果が東北大会出場につながったとのことでした。まさに、チームとしての勝利ですね。その話をうかがって、とても嬉しく思いました。

 6月26日(月)に野球部の甲子園予選組合せが決まりました。2回戦で第4シードの東陵高校さんとの対戦です。27日(火)の練習で、テレビ局から「注目チーム」として取材を受けていました。選手諸君には、芳賀監督が言っていた「一か月後、自分がテレビに映って活躍している」姿をイメージして、暑い夏を戦い抜いてほしいと思います。

まずは初戦です。私も応援に行こうと思っています。

10 便利な世の中ではあるけれど…

校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」

 

10 便利な世の中ではあるけれど…

                                                                  令和5年6月23日(金)

 

 6月22日(木)の6校時、全校生徒を対象に「スマホ・ケータイ安全教室」を行いました。講師にKDDIの方々に来ていただき講話をいただきました。講話の内容は、インターネットで「KDDIスマホ・ケータイ安全教室(青少年向け講座)教材」で検索するとすぐ出てきます。動画を3本視聴して、生徒の皆さんに考えてもらうものでした。

「推し」の応援のために「投げ銭」は、私の世代ではなかったことですし、位置情報やGPS等、スマホ機能の進化は止まることはありません。最後のまとめで話していただいたとおり、「我々がスマホ・ケータイを正しい知識で賢く使いこなす」ことが求められています。

 

今日の朝刊に、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」など生成AIの教育への活用について、文部科学省が策定する小中高向け活用指針の原案が報道されました。文部科学省が7月に公表し、いずれ県教育委員会より各学校に通知されると思います。

新聞記事には「情報リテラシーが未熟な児童生徒の利用には学校現場に懸念があり、日本でも海外でも賛否が割れる」(6月23日河北新報朝刊)とありますが、このようなテクノロジーの進歩に、社会も我々学校現場も対応していかなければなりません。これからも社会全体としては、便利さや効率を追求し続けるはずです。

日常生活において不便さを感じて、自分で考え、自分で工夫する。人と話して相談し考えて工夫する。このようにして我々は効率よく不便さを克服してきました。世の中が便利になりすぎると、人は頭を使わなくなります。学校教育では「自分で考え、行動する力」の育成を目指しています。人は「学習する」ことで変わっていきますが、生成AIやスマホを利用して知識量を増やすより、自分で苦労して調べて得た知識や技術のほうが記憶に残ると思いますし、成就感や達成感も大きく得られ、また学習しようと思う動機となります。

私は生成AIや最新テクノロジーを否定はしませんが、前述のスマホと同じように、道具として賢く利用することが教育現場では求められると思っています。

 

今年度、すべての県立高校の生徒に一人一台タブレットが配布されました。本校では4月初旬に届き、現在セットアップや貸与規定の整備等、配付準備を進めています。生徒及び教員への貸与は夏休み明けの予定です。このようにICT利活用については、他の高校と比べて遅れている状況です。申し訳ありません。9月から配置されるICT支援員の協力も得ながら、授業中の活用や学校行事への活用を進めていく予定です。

9 前期中間考査終了しました!

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9 前期中間考査終了しました!

                                                                令和5年6月21日(水)

 

 今日は夏至で、ここ数日梅雨の晴れ間が続いています。学校周辺の田んぼの緑も濃くなった気がします。明日からまた梅雨空の予報ですが、季節は確実に夏に向かっているようです。

 さて、昨日で4日間の前期中間考査が終了しました。生徒の皆さん、大変お疲れ様でした。

近日中に結果がわかると思いますが、考査までの自身の学習「過程」を振り返り、改善点があれば、次の考査に向けて学習方法や学習時間等を改めてみるといいかもしれません。いずれにせよ、自分に合った勉強法を見つけることが大切と思います。

また、山形県天童市で行われた東北大会に出場した陸上競技部3年の高泉君、田村君、千葉君、大変お疲れ様でした。考査期間中の大会出場となり、コンディションづくりも苦労されたと思います。残念ながら北海道インターハイ出場はなりませんでしたが、今までの「過程」に自信を持って次の目標に向かって進んでください。田村君と千葉君は、高校から陸上競技を始めたと顧問の大堀先生から聞きました。自身の努力ももちろんですが、顧問の先生や仲間の支援もあっての快挙だと思います。

先日の6月15日に、3学年保護者進路説明会が開催されました。当日は160名を超える保護者の皆様に参加していただきました。保護者の皆様の進路に対する意識の高さを感じました。開会の挨拶でもお話しさせていただきましたが、一番身近にいらっしゃる保護者の皆様が、人生の節目に果敢に向かっていく生徒を支えていただければと思います。生徒と保護者と教員が共に情報共有して支え合いながら、「18歳の春」を笑顔で迎えられたらいいなと思っております。

本日より3週間の予定で、本校卒業生の3名が教育実習を行います。実習生の皆さんから話を聞いたところ、全員が教員志望でした。卒業生がこういった形で母校に帰ってきてくれるのは、とても嬉しく思います。充実した3週間となることを願っています。

8 県総体、皆さん頑張りました!

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8 県総体、皆さん頑張りました!

                            令和5年6月7日(水)

 

 高校スポーツの祭典である宮城県高校総体が(水泳競技はこれからですが)終わりました。教頭先生と分担して、できる限り生徒の皆さんを応援するために会場を回りました。選手の皆さん、日頃の成果を十分に発揮できたことと思いますが、どうだったでしょうか。

 私が印象に残っているのが、バスケットボール男子の1回戦です。前半は32-23で東高がリードしていましたが、相手の粘り強い守備にてこずり、競技時間残り1分を切って70-70の同点。相手チームは「押せ押せ」で盛り上がり、観戦していたほとんどの人が「東高の逆転負けか」と思った展開でした。そこで、背番号14番の2年生船木君が果敢にドライブインでシュートを決め引き離し、さらに相手のファウルで得たフリースローを冷静に決め、73-70で勝利しました。主将の菊地君がよくチームを引っ張り、同点にはされたものの、逆転は許しませんでした。劣勢をよく耐え抜いたと感心しました。

 やはり、逆境の中、勝負所で大事なことは「攻めの気持ち」「強気な気持ち」なんだなぁ、と改めて感じました。 他の競技に参加した皆さんも、それぞれ自分なりに頑張ってくれたと思います。

また、山形県天童市で行われる東北大会出場を決めた、陸上競技部の男子三段跳び第1位の高泉君、男子走り幅跳び第3位高泉君、第4位の田村君、男子やり投げ第6位の千葉君の活躍も期待しています。定期考査中の東北大会参加となりますが、北海道インターハイ出場を目指して頑張ってください!

今大会で引退する3年生の皆さん、今後は自分の進路希望実現に向けて、気持ちを切り替えて努力を重ねてください。過程を大事に取り組んでいれば、結果はついてくると思います。1・2年生の皆さんは、県総体で活躍する先輩の姿を見ていろいろなことを感じたと思います。今後の自分に生かしてください。定期考査に向けて、気持ちを切り替えて学習に取り組んでくださいね。