校長の呟き ~東の空から~
37 修業式、進級おめでとう!
令和8年3月24日(火)
3月24日(火)大掃除終了後に、賞状伝達式と修業式を行いました。
1年生英語科37名、普通科200名、2年生英語科37名、普通科198名の皆さんが進級することになりました。皆さんの1年間の努力に敬意を表するとともに、次年度の活躍を期待したいと思います。修業式でお話しした内容(抜粋)は以下のとおりです。
私たちは、日頃なかなか「ありがとう」と感謝の言葉を言うことは難しいですね。皆さんもそうだと思います。私もそうです。普段から何気ない「ありがとう」という感謝の言葉、自分が悪いと思ったら「ごめんなさい」という言葉をお互いにかわすことで、温かい雰囲気のクラス、部活、学校になると思います。皆さんもぜひ、学校生活や家庭の中でやってみてください。
我々人間は、知らず知らずのうちに、周りの人に支えてもらって、助けてもらって生活しています。皆さんの中には、「自分のことだけやってればいい」、「自分のためにならないことはやりたくない」、「一人でも十分生きていける」と思っている人がいるかもしれません。私はその考えを否定はしません。ある意味とても合理的で、「コスパ」「タイパ」がもてはやされる、今の時代らしい正直な感覚かなと思うからです。
しかし、少し考えてみてください。皆さんが社会人になった時に、同僚との協働や会社としての利益を追求する必要になった時、どうでしょうか。自分本位の考えでは、同僚とチームとして活動できるでしょうか。お互いをリスペクトしあいながら、意見交換し合いながら、一つの目標に向かっていかなければなりません。この視点で考えると、「自分一人だけの利益、得だけを追うこと」は、実は最もコストパフォーマンスが悪い、損をする生き方になるかもしれません。将来、「誰からも助けられず、すべて自力で責任を取らされる人生」と、「周りと支え合って、リスクを分散しながら、大きな成果を分かち合う人生」、どちらが難しい人生で、どちらがリターンの大きい、得な生き方でしょうか。
他人と協力する、他人をリスペクトする、支えてくれている周りの人たちに感謝する、高校生や大学生等の、社会に出る前にこれらのことを学んでほしいと思います。
「感謝」といえば、私を含め、先生方も生徒の皆さんに感謝しています。なぜならば、学校は生徒だけが学ぶ場所ではなく、先生方も生徒の皆さんから学んでいるのです。生徒から学ばない先生は、先生としての進歩、成長はありません。これからの東高は、先生も生徒もお互いに学び合う、成長できる学校になってほしいと思います。
次に、2年生の皆さんは、4月からいよいよ最上級生として東高を引っ張っていくこととなりますね。このことは昨年度も話しましたが、運動部の皆さんは、5月からは高校総体の予選も始まります。6月の県総体、7月の甲子園予選を見据えて練習を頑張っていくと思います。私も部活動の顧問をやっていた時、部員たちに「本当に3年生になったと思ったら、あっという間に高校総体となるよ。」と話していました。4月はいろいろ行事があって忙しいですし、新学期に慣れたと思ったら、GWとなり、高校総体の時期となります。自分やチームが納得できる、試合やパフォーマンスができるように、毎回の練習を大事にして、目標に向かって挑戦してください。
部活だけではダメです。皆さんの進路希望実現のための取組み、学習も忘れてはなりません。これも1日1日の積み重ねが大事となってきます。先日卒業していった先輩方も、1人ひとりが努力し、自分の進路を決定し、巣立っていきました。国公立大学合格者は38名と過去最高でした。その先輩たちを超えることができるよう、これも自分なりに挑戦し続けてください。
1年生の皆さんは、中堅学年となりますね。修学旅行もあります。楽しみですね。4月になって新入生を見ると、「1年前の自分」を思い出すと思います。あらたな環境に入ってきて、緊張している新入生に暖かく接してあげてください。声をかけてあげてください。皆さんが優しく、自分の1年前の経験を話してあげること、後輩の不安や悩みを聞いてあげるだけで、新入生は安心するでしょうし、新入生にとってはありがたいことだと思います。
今回が私にとって最後の校長講話となりました。生徒の皆さんの心に少しでも残る話をといつも考えてきましたが、なかなかうまくいかないですね。生徒の皆さん、今までつまらない話を聞いてくれて、本当にありがとうございました。感謝です。
36 一次募集学力検査、お疲れ様でした
令和8年3月5日(木)
3月4日(水)、宮城県公立高校第一次募集学力検査が行われました。
大雪が予想されたため、前日に県教育委員会が、試験開始時刻を1時間遅らせる措置を発表しました。うっすらと雪の積もった中、多くの中学生の皆さんが集まり、大きなトラブルや遅刻者もなく、学力検査が終了しました。
受験してくれた中学生の皆さん、日頃の学習の成果を十分に発揮してくれたことと思います。今回の入試から、出願がWeb出願となったり、試験開始時刻が変更になったり、大変な思いをされたことでしょう。合格発表は16日(月)15:00です。大変お疲れさまでした。
私も38年間高校教員をやっていますが、今回のような試験開始時刻の繰り下げは記憶にありません。
本校の先生方にも、急な変更にしっかりと対応していただきました。ありがとうございました。
先日、卒業生を送ったばかりですが、新入生を迎える準備も始まりました。
春は、別れと出会いの季節ですね。
35 第37回卒業式
令和8年3月1日(日)
3月1日(日)、第37回卒業式が行われました。日曜日ということもあり、たくさんの保護者の方々と御来賓の皆様の御参加のもと、英語科39名、普通科195名の卒業生(37回生)が巣立っていきました。卒業生の皆さんの、保護者の方に対する感謝と、先生方への感謝の想いがあふれた、感動の卒業式でした。式後に、ご来賓の方々からも、「素晴らしい卒業式でした」、「久しぶりに卒業式で泣きました」等のお話を頂戴しました。
卒業生の皆さんが、これから自分らしい、素晴らしい人生を歩んでいくことをお祈りいたします。
卒業式の校長式辞でお話しした内容を抜粋して、以下に記載いたします。下の写真は、式場と昇降口の「祝 卒業」の垂れ幕、そして同窓会の光井会長(1回生)とツーショットの写真です。
皆さんが新しい生活に旅立つにあたり、私からお伝えしたいことが3つあります。
1つ目は、卒業後も本校のモットーであります「失敗を恐れずに挑戦」してほしいことと、「他者へのリスペクト」を忘れずに生きていってほしいことです。皆さんと一緒に過ごした3年間、私は皆さんにお願いし続けてきました。改めてお願いしたいと思います。
2つ目は、「レジリエンス」についてです。この言葉を聞いたことがあるでしょうか。逆境からしなやかに立ち直る力のことを「レジリエンス」といいます。皆さんは、幼少期に東日本大震災からの復興する地域や人々の姿を見てきました。また、新型コロナウイルスのパンデミックの中で中学生時代を過ごしてきました。皆さんは知らず知らずのうちに、高い「レジリエンス」を持っている世代です。
これからの人生、辛いことや嫌なことがたくさんあると思いますが、その困難をしなやかに乗り越える、心折れずに受け流すことを忘れないでください。大切なことは、失敗や挫折を嘆くのではなく、そこからどうするかを、前向きに考えることです。
3つ目です。私の好きな曲の一つに、RADWIMPS(ラッドウインプス)の「正解」という曲があります。この曲では、学校では答えがある問いばかりを教えられてきた、とありますが、卒業後は「正解」のない問いに悩むことが多くあるでしょう。曲のとおり、大切な人との関係には「ひとつの答え」はありません。「傷ついた友への励まし方」や「悔しさでにじんだ心の傷の治し方」に、正解はないですよね。我々人間は、この「不完全さ」を受け止めながら、「正解」を探しながら、生活していくこと、前に進んでいくことを、この曲は教えてくれていると私は思います。
たとえ立ち止まり、壁に突き当たったとしても、「レジリエンス」を発揮して、しなやかに立ち上がる。やってみて、試行錯誤して、それでも人は悩み、また立ち止まり、そして歩き出す。誰も「正解」を教えてはくれません。自分自身の意志で選び取った道こそが、後になって、自分の唯一無二の「正解」となると思います。
「制限時間」も、「解答用紙」も、「採点基準」も、そして自分への評価も、他人が決めるものではなく、自分自身が決めるものです。皆さんのこれからの真っ白な未来に、自分の人生に、自分でしか描くことのできない「自分なりの正解」を刻んでいってください。
結びになりますが、本日、この学び舎を巣立っていく一人ひとりが、保護者の方にはもちろん、これまで支えていただいた多くの方々への感謝を忘れずに、これから大いに活躍し、自分らしい、豊かな人生を送ることを心から祈念いたします。
皆さんの母校は、来年度創立40周年を迎えます。仙台東高校が50周年、そして100周年を迎えることができるように、今後も更なる発展を遂げていくために努力していくことをここに誓い、式辞といたします。
令和8年3月1日 宮城県仙台東高等学校 校長 藤垣庸二
34 本日より学年末考査始まる
令和8年2月16日(月)
2月も半分が終わりました。本当に2月は「逃げる」ように過ぎ去っていきますね。今年度も残すところあと1か月半となりました。
昨日は季節外れの温かさで、仙台の最高気温はなんと17℃。春のようなぽかぽか陽気でした。
2月13日に県公立高校入試の出願結果が公表されました。普通科は251名(1.26倍)、英語科は32名(0.80倍)となりました。昨年同様、多くの中学生の皆さんに希望していただき、ありがとうございます。英語科の出願数が伸びずに残念でしたが、今後もより多くの中学生の皆さんに選んでもらえる学校となるよう努力を重ねていきたいと思います。
本校の特色は、英語科があることと国際教育に力を入れていることです。英語科入学のメリットや魅力についてもっと積極的に発信していくとともに、英語科の行事や国際教育関係行事についてブラッシュアップしていく必要があると思いました。学校全体で検討してまいります。
1、2年生の皆さんは、今日から19日まで学年末考査です。1日の寒暖差やインフルエンザの流行もあり、体調がすぐれない人もいるとは思いますが、学年のまとめの考査となりますので、全力で頑張ってほしいと思います。
下の写真は、校舎3階からの蔵王連峰の写真です。きれいな山並みですね。先週、3年6組の教室のベランダから撮影しました。教室には、国公立大学前期試験に向けて頑張っている生徒が10名ほどいました。
33 寒い日が続いています
令和8年1月26日(月)
早いもので、1月も最終週になりました。ここ数日は最長寒波の影響で、朝は路面凍結や積雪の状態となっています。日本海側の都市では、毎日雪かきでとても苦労されている様子がニュースで報道されています。
生徒の皆さんも先生方も、通勤や通学時には十分気を付けてほしいと思います。10分早く家を出る等、時間的な余裕やゆとりをもって自動車や自転車の運転をしてくださいね。私も気を付けます。
1月21日に県公立高校入試の出願希望の結果が公表されました。普通科は225名(1.13倍)、英語科は34名(0.85倍)となりました。昨年同様、多くの中学生の皆さんに希望していただき、ありがとうございます。より多くの中学生の皆さんに選んでもらえる学校となるように、今後も努力を重ねていきたいと思います。
今日から、先生方との期末面談を行っています。非常勤講師の先生も含めて、すべての教職員の方々と15分程度ですが、いろいろなお話を伺っています。その中で、とてもうれしい、微笑ましい話がありましたので紹介させていただきます。
英語科のある担任の先生が、事情があり数日の休暇を取ることになりました。そして休暇が明け、本日より出勤したのですが、朝のホームルームで教室に行くと、黒板に「〇〇ちゃんお帰り」と大きく書かれてあったそうです。先生の似顔絵もかわいいですね。その先生は、生徒ともよくコミュニケーションをとる心優しい先生です。とてもうれしそうにこのエピソードを話してくれました。生徒の皆さんとの信頼関係を大事にしてクラス経営しているその先生はとても素晴らしいと思いますし、この英語科の生徒の皆さんを、担任思いの心優しい素晴らしい生徒だなと感じました。
下の写真は、上記エピソードの写真(担任の先生には許可をもらっています)と、1月16日朝に駐車場から見えたきれいな虹です。