校長室だより

校長の呟き ~東の空から~

35.充実した日  ~東高は一人一人が主役です~

 定期考査4日間が無事終了しました。昨年の共通テストや最近の国立大の大学院入試等での不正行為を踏まえ,今年の入試は厳しい制限が予想されることから,その予行練習も兼ねてスマートフォンやスマートウオッチの取り扱い等について厳しい対応を求めましたが,東高生諸賢は誰一人不平不満を言うこともなく,学校側の対応に理解を示し,正々堂々と戦ってくれました。結果よりその内容,その過程です。ありがとう。

 考査が終わると,3年生は中庭で卒業アルバム撮影。一人一人が思い思いのポーズ。主任の福盛田先生はじめ3年生教師団も良い笑顔。アルバム写真は年を重ねるごとに深みを増していきます。

 アルバム撮影が終わるやいなや,課外担当の暁子先生に3年生受講者に話しをするように言われていましたので,少しだけ話をしました。国文室でも言ったとおり,課外は「先生方・学校を信じて最後までやりきること」です。かつての課外の鬼が言うので保証します。「継続は力なり」「信は力なり」間違いありません。

 お昼後,保厚部長渡辺先生企画の「救急救命講習会」が剣道場で開催。運動部のマネージャーや運動部の先生方を中心に40名ほどの受講者。私が顔を出しに行きましたなら,なぜか大爆笑。実は校長が倒れたという想定で,受講者全員が「校長大丈夫ですか。」とAED用の人形に対して実演中だったからです。講師の木村先生は私が教育行政に行く前最後の年に学校現場で一緒だった方。十数年ぶりに再会しました。

 夕方,体育館とグラウンドに行きました。野球部は今週末に組み合わせがあるから,まだまだ戦いは先ですが,もしかすると団体競技のバスケットやハンド,サッカー等はもう新チームでリスタートですかね。充実した日でした。

 

令和4年6月21日 山内

34.東北総体陸上 高校生弁論大会  ~様々な壁~

 青森の地で陸上部の3選手が東北大会での戦いを終え,東高にも戻りました。混成8種の鈴木選手は8位,やり投げの高城選手は10位,三段跳びの高泉選手は13位とあと一歩で全国大会出場はなりませんでしたが,仙台東高の名を東北大会に刻んでくれました。悔しがる選手を見て,もっと選手を伸ばせたのではないかとベクトルを自分の方に向けた大堀監督からは選手を称えてほしいとの報告を得ました。良い選手に良い指導者。東高運動部はこれからますます楽しみです。それにしても東北大会の壁は高く厚いのですかね。

 同じく本日,国際部長の山口先生から3年生の梁競元さんが,第22回高校生日本語弁論大会宮城県大会で堂々の優秀賞(第2位)を受賞したとの報告を受けました。1位だけが出場できる東北大会まであと一歩でした。演題は「壁」。素晴らしい弁論だったということです。今度詳細を紹介します。東高生輝いています。

 令和4年6月20日 山内

33.通学マナーアップ・定期考査・東北総体陸上 ~PTAの方々のご協力~

 先週11日にはPTA役員会が開催されました。ありがとうございました。今週に入ってからは,通学マナーアップ運動期間中でもあり,生徒昇降口にPTAの方々にもお立ちいただいて,生徒にお声がけいただきました。こちらも心から御礼申し上げます。昨日は進路説明会に多くの3年生保護者等の皆様においでいただきました。「PTA週間」のようでした。ご協力に改めて感謝いたします。本当にありがとうございました。

 定期考査中,部活動もなく,静かな東高ですが,青森の地で陸上部の3選手が四国IH目指して陸奥の猛者たちと戦いを繰り広げているはずです。大堀監督からは選手の体調も良いと報告受けました。結果よりも,ベストを尽くして無事に競技を終えてくれることを祈っています。保護者の方々もきっと同じお気持ちかと思います。

 2校時のテストを終え,開放感から勢いよく下校したいところ,3校時の考査受験者への配慮で静かに帰る東高生には「気配り目配り心配り」が感じられてすごくうれしくなります。考査はあと二日,ベストを尽くしましょう。

令和4年6月17日 山内

32.総体報告会・次大会の壮行会 ~スポーツの魅力の一つ「負けを知ること」~

 昨日の総体報告会,各部とも体育館にいる2・3年生と先生方に,また,オンラインで,教室で見ている1年生と先生方に大きな声で周囲への感謝を述べていて,立派な立ち振る舞いで安心しました。水泳部・野球部・東北大会に進む陸上部の決意も並々ならぬものがありました。見ている側の東高生も立派でしたね。

 

 さて,昨日の講話の答え,スポーツの魅力の一つ「負けを知ること」についてです。スポーツには勝ち負けがつきまといますので,「勝者がいれば敗者もいる」「試合で勝つための努力はするが,負けるための努力はしない」「努力しても負けることがある」「試合で勝つとうれしいが,負けると悔しくてたまらない」と当たり前のことを並べましたが,ここからが本論です。

 

 皆さんも経験があると思いますが,『勝者には人は集まりますが,敗者にはなかなか集まりません』勝った時には見ず知らずの人も寄ってきますが,そんな人たちは負けた時には手のひらを返したように来なくなります。つまり,『負けたときに寄ってきてくれる人が本当の友』となります。勝った時より,『負けた時に本当の自分と向き合う』ことができます。これは自分にしかわからないことです。競技を続けるか,あきらめてやめるか,真剣に悩むこともあるはずです。学年や年齢制限がある場合は別として,『負けてもあきらめなければスポーツは続き』ます。自分だけではありません,周囲に対しても同じです。負けた時にこそ,家族,友人,チームや指導者に感謝するのです。つまり,『負けたときの立ち振る舞いがその人の本当の価値を決める』ことになります。負けた時に他人のせいにしないで,自分自身にベクトルを持ってきて再び立ち向かおうとする個人・チームは必ず強くなります。人間的に大きく成長します。負けた時にその逆の行動をとると,その個人・チームは弱体化していきます。私にも苦い経験があります。

 

 負けた時に相手を称える気持ち。勝った時に相手を尊敬する心。負けを知った者だからこそ『勝った時は謙虚に』『負けた時には潔く』行動できるかどうかです。『一生懸命に練習に打ち込んで,一生懸命に戦って,それでも敗れた者だけが味わえるスポーツの魅力の一つ』,それが負けを知ることです。

令和4年6月10日 山内

31.総体後半戦結果速報 ~目標と目的の違い~

 総体の後半戦がやっと終了しました。雨天により,ソフトテニスが大幅に後ろに延期され,昨日やっと終了しました。各部の活躍は新聞等でも大きく取り扱われます。後半戦の多くは団体競技でした。女子ハンドボール部の県第3位をはじめ,2勝してベスト8入りした女子テニス部やベスト16入りした男子バスケットボール部。1回戦を突破した男子テニス部,男子ハンドボール部,7人制で男子ラグビー部やバドミントン部,ソフトテニス部等,勝ちを味わえた部もあれば,残念ながら負けを知ることとなった部もありました。改めて言いますが,結果も大切ですが,同じようにその姿勢・過程も大切なのです。何よりも無事に出場できたことが最優先です。

 各部とも目標は優勝,ベスト○等「勝つこと」だったと思いますが,目的まで勝つことではなかったはずです。

自校・他校の選手と切磋琢磨したこと,家族や周囲への感謝を口にできるようになったこと,生涯の友を得たこと等「人間的な成長」が目的だったと思います。船の航海に例えるなら,目標は時間通りに目的地に着くことですが,目的は目的地が違っていても安全に陸地に着岸することです。

 3年生は2年前に総体で試合することすらできなかった先輩たちのことを覚えていると思います。先輩たちに今回の報告をしてください。総体ができたことに感謝してください。試合に負けましたが,その後オフィシャルとして運営に一生懸命な東高生を見ました。とても誇りに思いました。

 

令和4年6月9日 山内

30.6月「水無月」 ~40年前の授業の記憶~

 どんなに時間が無くともなんとか作って,一日一回りは教室・体育館・グラウンド等授業を回り,邪魔にならないように東高生の様子を見ています。まあ当たり前ですが,担当教科,クラス,先生,そして生徒によって見事に違うものです。それぞれに個性があって素晴らしいことです。公開期間でしたので,私以外でも授業を参観する先生方がいたと思います。授業公開期間は終了しても,授業の相互見学は続きます。ルールはひとつ「批判したり邪魔したりしない」ということです。

 

東高には生徒がものまねしたくなるような個性的な授業を行う先生がたくさんいます。私の高校時代は40年ほど前,男子だけの学校でした。先生たち一人一人が個性的すぎて,大変でした。口癖をまねるだけで,全校生の誰もがすぐわかるような特徴的な先生たちでした。でも一人一人の専門性が高く,とても知的で,知的好奇心旺盛な田舎の高校生たちを刺激してくれました。口癖もさることながら,心に残る授業は40年経っても忘れないものです。今日から6月,水無月です。「水無月」について,40年前に現代文でも古典でもなく,日本史で教わったことを紹介します。

 

「水無月」は水が無い月ではない。水の月。田んぼの水や雨の水。ダジャレのように,稲作のために皆で力を出し尽くした月。田んぼにありとあらゆる水が無くなるくらい使った月。つまり,田植えや雨季を表すという説。  

逆に水が無い月であるという説。旧暦6月は現在の8月ごろであり,カンカン照りで雨が無く,すべてが干上がってしまう月。どちらを採用するかは自分次第。他にもいろいろな説があるから自分で調べると良い。それと今の時期はあじさい(紫陽花)が咲く頃。あじさいは,小さい花が集まって咲いている。だから家族やクラスの団結や和気あいあいに例えられる。あじさいは花の色にもそれぞれ意味があるから調べてみると良い。

 

今でも覚えている授業。今では禁止している学校もあるそうですが,当時はあだ名が全盛。この日本史の先生はクイズ番組回答者の大学教授に似ていて,かつ,博学で知的なことから,○○教授と呼ばれていました。あじさいの「紫色」は東高のスクールカラーです。意味は「謙虚」です。水田に囲まれ,紫色のセーター姿の東高生を見ると,当時のことが思い出されます。

 

呟きも30号となりました。もしよければ,左下のグッドのボタンを押してください。励みになってます。

 令和4年6月1日 山内

29.県総体速報前半戦終了 ~改めて「結果よりもその過程」総体ができる幸せ~

 運動部ばかりクローズアップされていますので,文化部の話題もひとつ。5月29日(日)岩沼市民会館で吹奏楽部の定期演奏会が開催されました。3月の地震で例年とは開催会場が異なったり,入場者制限を設けるなどしましたが,盛況の中に実施することができました。9年連続の全国大会を目指しているようですが,あくまで日々の取り組む姿勢,過程を重視してください。コロナ禍で演奏会ができたこと自体にも感謝ですよね。

 

さて運動部。今週末に開催される後半戦を前に,各競技前半戦が行われ東高選手団が戦いに挑んできました。

サッカー部,敗れはしたものの第一シードしかもAチーム相手に前半を0-2でしのぐなど大いに健闘しました。副顧問の小嶋先生は「果敢に挑戦する生徒たちが格好よくて誇りに思いました」と話してくれました。ラグビーは名取高専・広瀬高専・東高の合同チーム。顧問の岡部先生は「最後まで諦めずによく戦ってくれました」と話してくれました。他校との合同チームは不慣れなことが多く,気を遣ったことと思います。正規の人数がそろわない中での活動。この貴重な経験はきっと今後に生きます。まだ7人制が残っているので引き続き挑戦してください。硬式テニスは個人とダブルス。初日の金曜日は朝から土砂降り。延期になったものの会場まで往復だけでも大変だったと思います。残念ながら次のラウンドに進めたのは男女一人ずつと聞きましたが,どちらも1年生です。若い力に期待します。

 

 2年前私は県北の各学年3クラスで,東高と比べれば小規模の高校の校長でした。部活の数も少なかったのですが,各部とも一生懸命活動していました。猛威を振るう新型コロナウイルスは我々人間の日常を変えていきました。それは高総体という高校運動部生徒の夢と希望をも奪っていきました。あの震災の時ですらあった総体が中止となったのです。先生方も生徒も無念の涙を流しました。私から当時の運動部員に集会で語りかけた言葉。「試合がなくとも,大切なのは3年間の取り組んできた姿勢・その過程」でした。あれから2年。当時1年生で,3年生先輩方の無念な思いを見て,聞いて,受け継いだ学年が今の3年生です。当たり前のように3回ある総体が2回しか経験できなかった世代の最後となります。ですから,3年生はもちろん,1・2年生も当時中総体がなかった経験があるわけですから,高総体実施が当たり前などと思わないで,幸せだと思って競技に臨んできてください。結果に関係なく東高はいつでもどこでも生徒一人一人が主役です。

 

長かった4月5月がやっと終わり,衣替え,切り替えの水無月です。悪かったことは切り替えて,総体・考査と挑戦しましょう。

 令和4年5月31日 山内

28.地域の方々のお力 ~若林地区交通安全協会 六郷支部 「過而不改是謂過矣」~

 27日(金)朝から久しぶりのまとまった雨,カッパを着て自転車登校,バス停からや自家用車で送られ農道から傘を差して歩いて登校する東高生が多く見受けられました。1校時目からの歯科検診はそろそろ終盤,6月上旬まで続きます。9時過ぎに,六郷の交通安全協会柴崎様と高橋様がご来校され,交通安全へのお取り組みや地域から見られた東高のことをお話されていきました。

 

 六郷地区の支部長をされている柴崎様はお子様が以前本校に在籍していて,当時はPTA会長をされていたそうです。当時は大きな自転車事故もあり,お子様が卒業されても地域の交通安全にご尽力され本校の交通マナーアップ週間でもご指導いただいている方です。「東高生を見ると我が子のよう」「挨拶してくれるととても気持ちがいい」「交通安全に留意してほしい」と東高への思い入れの強いお話を伺いました。

 

 仙台のよう地域で,これだけ地域の方々に直接お世話になっているところは珍しいと思います。柴崎さんがやっておられたPTAはもちろん,地域社会と連携・協働していくことも今年の東高の重点目標の一つなのです。地域の方々に進んで挨拶してください。通学マナーアップに努めてください。そのことがグローバル化につながっていくのです。自分の足下を固め,少しでも地域に貢献する気持ちを持ってください。

 

 今週の結びに,いい話を二つ。ひとつは石巻好文館高の新校舎式典に参列した時に,参列した多くの県立校長から「将棋部すごいね」「陸上部大活躍ですね」と運動部の活躍をほめてもらいました。校長の一人だけ「校長の呟き読んでいます」という方もいました。とてもうれしかった。

 

もう一つは昨日昼休み,ある運動部のキャプテンが校長室を訪れました。活動のルール-を守れず,申し訳ないと校長に謝ってきました。顧問に行くように言われたのではなく,自主的に校長室に来たとのこと。神妙な面持ちで,とても反省しているようでした。「改めればいい。改めないことを過ちと言うので,あなたの真剣な顔を見ていれば大丈夫だとわかります。これからも活動頑張ってください」と返しました。誠実だな。私はそんな東高生が大好きです。誇りに思います。応援しています。週末の大会も結果よりその姿勢・過程です。

 

 最近,「いいね」の数が伸び悩んでいます。もしお読みになって共感された方は積極的に「いいね」をクリックしてください。励みになります。

令和4年5月27日 山内

 

27.地震・津波想定の防災避難訓練  ~震災を忘れずに覚えていてほしい,伝えてほしい 11年前の「大震災」と400年前の「波分神社」~

本日26日(木)5校時から6校時にかけて防災避難訓練が行われました。取り組み具合は東高生一人一人がわかっていることです。いかがだったでしょうか。

2011年3月11日に起きた東日本大震災の教訓を生かして訓練を行っている学校が多いと思われます。ただ,残念ながら意識は低い。仕方ありません,現在の高校生の記憶にはほとんど残っていないと思われます。幼稚園の卒園式や小学校入学式のころですから。教職員ですら低い。あの時宮城県にいなかった方もいるのですから。震災は年々記憶や記録から薄れていっています。しかし,東高の職員・生徒・保護者の中には大変な思いをして,忘れることなどできないでいる方々も少なからずいることと思います。未だに苦しまれている方もおられるはずです。「復興」「風化」「防災」すべて一人一人の心が決めます。

 

 宮城県は5月10日太平洋側の巨大地震で最大級の津波が発生した場合の新たな浸水想定を発表しました。それによると県全体で11年前の1.2倍となる391平方キロが浸水し,その中には被災地の集団移転先やかさ上げ地の一部も含まれます。津波の到達時間は私の故郷南三陸町や畠山教頭先生や事務の梶原次長先生,サッカー部の小野寺先生達の出身地気仙沼市で20分ほど,津波の高さは20メートルを超えるとされました。

 

 ここ東高の位置する仙台市の沿岸でも,津波到達まで60分前後,高さは10メートルとされました。皆さん,東高のすぐ近くにある,霞目の浪分神社をしっていますか。東高よりむしろ仙台の市街地西側に行ったところで,神社は海岸から直線で約5.5キロ,海抜約5メートルに位置しています。コンビニとラーメン屋さんの間にあります。毎朝自転車で通ってくる人もいるかもしれません。建立は1702年と言われ,慶長三陸津波(1611年)では,この周辺で津波が二手に分かれて引いていったと伝わっています。津波は1835年にも地域を襲ったということです。11年前は仙台東部道路にせき止められる格好で,神社の手前約2キロで止まったということですが,今回の宮城県の想定ではどうなるかわかりません。決して対岸の火事ではないのです。一人一人が意識を高く持ち続けてください。

 

 1978年6月12日,宮城県沖地震,私は中学2年生でした。そのこともあって学校では5月や6月に防災訓練を行っているところが多いように思います。私はこれからも事あるごとに,地震・津波等防災の話はしていきます。そのことは私に課せられた使命だと思っています。まずは自分と家族の身を守る行動をとってください。

令和4年5月26日 山内

26.学校公開アンケート速報 陸上続報 ~ご来校ありがとうございました 陸上団体4位の快挙~

 先週16日(月)から20日(金)まで学校公開週間でした。様々な事情があって昨年度からはかなり人数は減ってしまいましたが,157名もの方にご来校いただきました。本校在学中の保護者等の方々,中学生の保護者の方々,そして中学生の皆さんでした。アンケートの感想を抜粋しますと,「学校公開という企画はとてもよい。一週間という期間があり,時間も自由なので都合のつく時間に普段見られない子供たちの様子や校舎を見学することができてとても良かった。」(本校2年保護者)「学校内が明るく健康的で,食堂のメニューも豊富で安心した。」(本校1年生保護者)「授業がとても面白そうだった。板書もきれいでプロジェクターを用いたり,先生方の生徒へのお話の仕方が良かった。」(中学生保護者)「すれちがった生徒たちは積極的に挨拶してくれてとても気持ちが良かった。校舎内がきれいに清掃されており,和やかで落ち着いた雰囲気が素敵だと感じた。」(中学生保護者)「保護者にも公開していただき今後の参考になる素晴らしい取り組みだと思った。授業は全員で話し合ったり,考えたりする場が多くて生徒が活躍できていると感じた。」(中学生保護者)「中学校とは違って授業中は静かでクラス全員が集中して授業を受けていてすごいと思った。」(中学生)「授業は板書よりはICTを活用した授業が多く,先生方が優しくていねいに教えていて東高の先生はフレンドリーで印象がとても良かった。」(中学生)「授業は見ているだけでも面白く先生が楽しくするためのコツや工夫をしていて自分も授業を受けてみたいと思った。図書館の本の種類も豊富で,色々な場所でコロナ対策もしているし,男子も女子も制服が格好いいと思う。」(中学生)7月26日(火)にはオープンキャンパス,10月にも学校公開を予定しています。

 

昨日書ききれなかった陸上部の活躍の続報です。出場したほとんどの東高選手が自己新をマークしたそうです。鈴木さん男子110H4位(混成8種優勝),高泉さん男子三段跳び3位(自己新),高西さん男子やり投げ8位(自己新),原さん女子走り幅跳び8位(自己新),後藤さん男子砲丸投げ8位(自己新),男子総合第4位(学校新)。

育英・柴田・東北に次ぐ団体の4位は快挙だと思います。偶然ではありません。6位以内は青森の東北大会です。それでも結果だけではなく,あくまで,姿勢・内容,その過程にこだわって挑戦してきてください。体育館で出した大声以上の気力で応援しています。

 

 東高は,「教育活動の積極的な公開の推進」が本年度の重点目標の一つです。この校長の呟きもその一つなのですが,なかなか「いいね」が伸びません(笑)。それでもめげずに「開かれた学校づくり」を徹底していきたいと思います。

令和4年5月25日 山内