校長の呟き ~東の空から~
2 対面式、部活動紹介、生徒会役員の大活躍!
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
2 対面式、部活動紹介、生徒会役員の大活躍!
令和6年4月11日(木)
新学期スタートから3日目の4月10日(水)の2校時に対面式、3・4校時に部活動紹介が体育館で行われました。新入生の皆さんに対して、各部はパフォーマンスや一発芸をしながら、部の紹介やアピールをして新入生を勧誘していました。新入生の皆さん、いかがでしたか?楽しんでいただけたでしょうか。
今回お知らせしたいのは、この行事を企画・運営した生徒会役員の皆さんの活躍です。人数が少ないながらも、新入生の誘導や、時間配分を考えながらの進行と大活躍でした。ほとんど先生方の力を借りずに、見事に運営してくれました。門間生徒会長をはじめ、生徒会役員の皆さん、大変お疲れ様でした。
今回のような学校行事を、生徒会役員や実行委員会が主体となり、先生方の力を借りずに、企画・運営をするスタイルは、東高の素晴らしいところであり、よい伝統の一つであると思います。どんどん新しい企画を考えて、より楽しい行事となるように挑戦して下さい。私は生徒の皆さんを信頼して応援しています。
今年度の東高のスローガンは、「失敗を恐れずに挑戦」と「他者へのリスペクト」、そして「Enjoy EAST」です。
生徒の皆さん、みんなで楽しく学校を盛り上げていってください。
1 令和6年度がスタートしました!
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
1 令和6年度がスタートしました!
令和6年4月8日(月)
4月8日(月)に新任式、始業式、そして午後から入学式が行われました。東高の敷地内にある桜も見頃を迎え、新学期のスタートと新入生の皆さんをお祝いするかようでした。
新任式では、欠席の方もいらっしゃいましたが、16名の新しい教員と事務職員の方々をご紹介させていただきました。人数が多いため、代表で教頭先生にご挨拶いただきました。
新転任の皆さん、ぜひ東高に「新しい風」を吹き込んでいただくことを期待しております。
一緒に頑張りましょう!
始業式と入学式では、2、3年生の皆さんと新入生の皆さんに、ほぼ同じことをお願いしました。以下の3つです。
① 失敗を恐れずに挑戦
② 国際情勢への関心
③ 他者へのリスペクト
生徒の皆さんも、我々教職員も、安心して「トライ(挑戦)&エラー(失敗)」ができる東高になればいいなぁと私は思っています。もし失敗しても誰かが助けてくれる、フォローしてくれる、お互いに助け合える仲間や同僚がいる学校にしていくことが、今年度の私の目標です。生徒の皆さんが安心して学校生活を送ることができるように、先生方が安心して働くことができる職場に、この1年頑張っていこうと思います。
どんな1年になるか、私はズキズキ、ワクワクしています(前の朝ドラの影響?)。
生徒の皆さん、この1年「Enjoy EAST!」を合言葉に、高校生活を楽しんでほしいと願っています。
34 オーストラリア海外研修、無事終了! 令和5年度修業式
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
34 オーストラリア海外研修、無事終了! 令和5年度修業式
令和6年3月25日(月)
3月12日(火)から9日間の日程で、オーストラリア・ケアンズで海外研修を実施しました。希望生徒17名が参加し、ホストファミリーの皆様にお世話になりながら、様々なアクティビティと見学研修を行ってまいりました。参加した生徒にとっては、日本では決して体験できない、貴重な経験となったはずです。感じたこと、学んできたことを、ぜひ東高に還元していただきたいと思います。大変お疲れ様でした。
この研修に当たり多大なるご支援をいただいたオーストラリア関係者の方々、ホストファミリーの方々、全面的なご協力をいただいた保護者の方々、企画から実施まで綿密にサポートいただいた株式会社インターサポート様、関係各位の皆様に心から御礼申し上げます。
3月22日(金)は令和5年度修業式でした。1学年238名、2学年233名の皆さんが進級することになりました。おめでとうございます。生徒の皆さんの、この一年間の頑張りをたたえるとともに、令和6年度の活躍に期待したいと思います。
修業式の校長講話では、以下のこと(抜粋)をお話しさせていただきました。
令和5年度もあと1週間ほどで終わり、令和6年度がスタートします。今年度は皆さんにとってどんな1年でしたか。
私は、昨年の4月に東高に来て、校長としてはゼロからのスタートで、毎日が今まで経験したことのない、新しいことの連続でした。本当にあっという間の1年だった感じがします。
その中で、生徒の皆さんが部活動や学校行事、校外活動等の様々な場面で活躍している姿を見て、「自分も頑張ろう」と思ったことが、何度もありました。生徒の皆さんが、東高での生活をEnjoyしている姿が、私の元気の源であったと思います。
皆さんも、家庭や学校生活で、嫌なこと、辛いこと、うまくいかないことはたくさんあると思います。落ち込むときもあると思います。その時に、どう踏ん張るか、乗り切るかなのですが、自分ひとりで頑張れないときは、ほかの人に助けてもらうか、もっと人を頼ってもいいかなと思います。
我々人間は、年齢が上がるほど、「人を頼っちゃいけない」とか「自分で何とかしなくちゃいけない」、「甘えちゃいけない」という考えが強くなる気がします。私は、先生方に、わからないことがあったり、困ったことがあったりしたら、「助けて」、「教えて」、「手伝って」と言い合える職場にしていきましょうと言っています。先生方も、生徒の皆さんも、お互いに助け合える、協働して学び合える、仕事ができる学校になればいいなぁと思っています。全く自分で考えない、自分で努力せずに、人に頼ってばっかりではダメですが、本当に考えてもわからない、判断がつかないことは、わかる人に聞くのが私は一番だと思っています。
皆さん、東高をお互いに助け合える学校にしていきましょう。
次に、2年生の皆さんは、4月からいよいよ最上級生として東高を引っ張っていくこととなりますね。運動部の皆さんは、5月からは高校総体の予選も始まります。6月の県総体、7月の甲子園予選を見据えて練習を頑張っていくと思います。私も部活動の顧問をやっていた時、部員たちに「本当に3年生になったと思ったら、あっという間に高校総体となるよ。」と話していました。4月はいろいろ行事があって忙しいですし、新学期に慣れたと思ったら、GWとなり、高校総体の時期となります。自分やチームが納得できる、試合やパフォーマンスができるように、毎回の練習を大事にして、目標に向かって挑戦して下さい。
部活だけではダメですよね。皆さんの進路希望実現のための取組みも忘れてはなりません。これも1日1日の積み重ねが大事となってきます。毎日の授業を大切にして下さい。先日卒業していった先輩方も、一人ひとりが努力し、自分の進路を決定し、巣立っていきました。先輩たちを超えることができるよう、これも自分なりに挑戦し続けて下さい。
1年生の皆さんは、中堅学年となりますね。4月になって新入生を見ると、「1年前の自分」を思い出すと思います。あらたな環境に入ってきて、緊張している新入生に暖かく接してあげて下さい。声をかけてあげて下さい。皆さんが優しく、自分の1年前の経験を話してあげること、後輩の不安や悩みを聞いてあげるだけで、新入生は安心するでしょうし、新入生にとってはとてもありがたいことだと思います。これは、2年生の皆さんにも言えることですね。
結びに、来年度も生徒の皆さんと先生方にとって、いい年になりますようお祈りいたします。
33 東日本大震災から13年、みやぎ鎮魂の日
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
33 東日本大震災から13年、みやぎ鎮魂の日
令和6年3月12日(火)
3月11日(月)は、みやぎ鎮魂の日でした。東日本大震災から13年経ちましたが、生徒の皆さん、先生方はそれぞれの3月11日を過ごしたと思います。本校では午後2時46分に、出勤している教職員が黙とうを行いました。
3月12日(火)は生徒登校日で、12時から放送による全校集会を行いました。震災当時は3歳と4歳だった生徒の皆さんに対して震災の記憶を風化させないために、本校事務室の梶原次長さんにお願いして、講話をしていただきました。
梶原次長は、「能登半島地震に係る災害時学校支援チームみやぎ」として能登町教育委員会及び能登町内の小学校と高等学校に2月19日から2月23日まで派遣されました。今回、派遣された能登半島の様子や震災についての想いなどを話していただきました。
以下がお話しいただいた講話の内容となります。ご紹介いたします。
皆さんこんにちは。事務室の梶原です。2月19日から23日まで災害時学校再開支援チームの一員として能登半島へ派遣されました。短い期間の派遣だったことから、なかなか皆さんに詳細を伝えるのは難しいと感じていますので、今日は私の経験と思いを伝えたいと思います。
大災害となった「東日本大震災」の発生から、昨日で13年の月日が流れました。人々の記憶も年々薄れている現実がありますが、3月11日という日は、犠牲になった人々に追悼の意を表し、震災の記憶を風化させることなく後世に伝える日であることが定められており、あの日を思い出し・考え・伝え・そして繋いでいく重要な日だと考えています。
皆さんは、昨日どのように過ごしましたか?当時のことをはっきりと覚えている人、あまり覚えていない人を含めて、それぞれの3月11日を過ごしたと思います。その中で1月に起きた能登半島地震にまで思いを寄せた人はどれくらいいたでしょうか?自分たちの身に起きたことではなく、報道も徐々に少なくなってきていますので、どこか遠くの地で起こった出来事に捉えているかもしれませんし、現地の小中高校生の気持ちを自分の心に置き換えていない人もいるのではないかなと思ってしまいます。
そんな皆さんに少し思ってほしいことがあります。大震災の記憶が薄い人であっても、コロナ禍で色々と制限をされたことは確実に覚えているでしょう。楽しみにしていた学校行事、部活動、家族や友達との楽しみが、ことごとく制限された苦い思いが心にあると思います。昨年からコロナによる制限も大幅に解除され、様々な活動が制限なく送れる日常になっています。
しかし、皆さんの同世代である、能登半島地震で被害を受けた地区の小中・高校生は、地震被害により、様々な活動に制限を加えられています。実際に私が訪問した能登高校でも部活が中止になっていました。また、特別教室棟は避難所になっており、実験や実習の授業は行えない状況でした。
もう一つ訪問した小学校は体育館が壊れ、校庭も地割れの被害があるため、体育の授業は行えない状況でしたし、特別教室も多数の被害があるため、理科や音楽の授業も制限されています。別の学校では、これから校庭に仮設住宅が建つ学校もありますし、体育館が壊れているため、卒業式を校舎内のせまいランチルームで行う中学校もあります。
もし、またコロナ禍の時のように、様々な活動に制限を加えられる日常に戻るとなったら、皆さんはどう思いますか?もう二度と戻りたくないと思う人が大半でしょう。能登で被害を受けた地区の皆さんは、そんな日々がまた戻ってきているのです。そしてこれからもしばらく続いていきます。そう思えば、少しは被災された方々へ思いを寄せていただけるでしょうか?直接の援助はできなくても、被害を受けた方々へ思いを寄せること・気持ちを考えるということは、大事なことだと思います。
みやぎ鎮魂の日に際しての全校集会となります。東高の生徒の皆さんが、みやぎ鎮魂の日というものの意味を考えていただき、そして今よりもう少しだけ、能登半島の人々へ気持ちを寄せていただけることを願って、私の話を終わりたいと思います。
32 第35回卒業証書授与式
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
32 第35回卒業証書授与式
令和6年3月4日(月)
先週の3月1日(金)、卒業式が行われました。たくさんの保護者の方々と御来賓の皆様の御参加のもと、英語科36名、普通科196名の卒業生(35回生)が巣立っていきました。卒業生の皆さんが、これから自分らしい、素晴らしい人生を歩んでいくことをお祈りいたします。
卒業式の校長式辞でお話しした内容を抜粋して、以下に記載いたします。
皆さんが新しい生活に旅立つにあたり、私からお伝えしたいことがあります。それは、「他者へのリスペクトを忘れずに生きていってほしい」ということです。現代社会は、個が尊重される時代であり、一人ひとりの個性や考え方、生き方が尊重されると同時に、仲間とともに活動する、協働が求められている時代でもあります。個人が尊重されつつも、他者とのかかわりが求められているのです。他者をリスペクトすることで、相手との信頼関係を築き、より良い人間関係を築くことができます。お互いに尊重し、支え合い、ともに成長していくこともできると思います。リスペクトは、差別や偏見をなくし、多様性を尊重する社会をつくるために不可欠な要素です。
十人十色という言葉があるとおり、他者の考えや感じ方は自分と同じとは限りません。自分の考えを押し付けたり、相手の考えを否定したりするだけでは協働はできません。相手の意見や考え方に耳を傾け、尊重することは自分自身の幅を広げることとなり、自分自身の成長につながるのです。
グローバル化が進み、人工知能のAIが人類を脅かす存在となりつつある現代社会においては、異なる文化や価値観を持つ人々と共存していくことが求められます。リスペクトは、異なる価値観を持つ人々と理解し合い、協力していくために必要不可欠なスキルであると考えます。
経済産業省が令和4年に発表した未来人材ビジョンによると、これからの教育には新たな未来をけん引する人材を生み出すことが求められているそうです。その人材とは、「好きなことにのめり込んで豊かな発想や専門性を身に付け、多様な他者と協働しながら、新たな価値やビジョンを創造し、社会課題や生活課題に『新しい解(答え)』を生み出せる人材である。」とのことです。ぜひ、皆さんがそのような人材となって、社会に貢献していただくことを期待します。
結びになりますが、本日、この学び舎を巣立っていく一人一人が、保護者の方はもちろん、これまで支えていただいた多くの方々への感謝を忘れずに、これから社会に出て大いに活躍し、自分らしい、豊かな人生を送ることを心から祈念いたします。
あわせて、皆さんの母校、仙台東高校が、今後も更なる発展を遂げていくために努力していくことをここに誓い、式辞といたします。
令和6年3月1日
宮城県仙台東高等学校 校長 藤垣庸二
31 仙台の最高気温21.1℃! 2月の観測史上最高を記録
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
31 仙台の最高気温21.1℃! 2月の観測史上最高を記録
令和6年2月16日(金)
例年のこの時期はまだまだ寒い日が続くのですが、14日(水)は仙台市で18.4℃、昨日の15日(木)は何と21.1℃と観測史上最高を記録しました。天気予報によると、来週の初めの頃も気温の高い日が続くそうです。寒暖差が大きい日があるので、生徒の皆さんも先生方も体調を崩さないように注意してほしいと思います。今年の桜も早く咲くかもしれませんね。花粉症の方は大変な時期に入りますね。
学校以外の話になって申し訳ありませんが、先日行われたバスケットボール女子のパリオリンピック最終予選において、日本女子チームは見事にオリンピックの出場権を獲得しました。予選を勝ち抜いての男女そろってオリンピック出場は、48年ぶりとのことです。日本のバスケットボールが世界に通用することを証明することができ、バスケットボールの関係者にとってはとても嬉しいと同時に、バスケットボールにかかわっている子供たちにも大きな影響を与えてくれると思いました。日本でのバスケットボールの人気がさらに高まるとともに、日本のバスケットボールがさらなる進化を遂げてほしいと願っています。
報道にもありましたが、本当に崖っぷちからのオリンピック出場権の獲得でした。今回の最終予選の競技形式は、4チームの総当たりリーグ戦で上位3チームがオリンピック出場というシステムでした。日本(世界ランキング9位)はスペイン(同4位)に快勝し出場権獲得に王手をかけましたが、208cmのセンターを擁する地元ハンガリー(同19位)に惜敗。2ゲーム終了時点で全チームが1勝1敗で並ぶ混戦模様。日本は最終戦のカナダ(同5位)に負けた場合(1勝2敗)、ハンガリーとスペインの試合結果次第となり、ハンガリーはスペインに負けて(1勝2敗)も日本に勝っているため出場権獲得。ハンガリーは最終戦のスペインに勝っても負けても出場権獲得の状況でした。しかもスペインはハンガリーに勝たないと出場権を獲得できないため、世界ランキング4位の意地にかけても必死になって戦います。日本にとっては、最終戦のカナダに何としても勝たなければいけない状況でした。
この大会を見て感じたことは、最後まであきらめないこと、勝負は何が起こるかわからないこと、です。逆境になっても、自分たちのやってきたことを信じて、最後まで戦い抜くこと。全日本女子の素晴らしい戦いぶりを拝見して改めて感じました。
30 2月は逃げる、年度末に向けて…
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
30 2月は逃げる、年度末に向けて…
令和6年2月8日(木)
早いもので、新しい年になったなと思ったら1月が行ってしまい、2月に入ったなと思っていたら、もう2月も中旬となりました。本当に、「月日が経つのは早いなぁ」というのをこの頃感じます。(私が)年を取った証拠なのかもしれません。年明けの開講式での校長講話でもお話ししましたが、まさに「1月は往ぬる(行く)、2月は逃げる、3月は去る」で、あっという間に年度末と新学期を迎える感じがします。
さて、昨日の2月7日(水)で3年生の授業が終了しました。3年生の皆さんは、今頃何を感じているでしょうか。今月はあと2回、3年生登校日があり、いよいよ3月1日は卒業式となります。受験でラストスパートの人もいれば、進路が決まって4月からの新生活に向けて準備している人もいるでしょう。先生方や在校生も、皆さんの門出を祝う準備をしています。3年生の皆さんにとって、いい卒業式になることを祈っています。
また、この時期は卒業生を送り出すのと同時に、新入生を迎え入れる準備もあります。公立高校入試について、昨日2月7日(水)に2回目の入試職員会議がありました。1月に全県で行われた中学生の出願希望調査の結果は、普通科が1.27倍、英語科が0.78倍という結果となりました。多くの中学生の皆さんに希望していただき、本当にありがたく思っております。宮城県公立高校第一次募集の出願は、2月13日から2月16日までです。多くの中学生の皆さんが本校に出願してくれることを願うと同時に、中学生の皆さんに希望してもらえる、選ばれる高校となるよう努力したいと思っております。
2月19日(月)からは、1・2年生の学年末考査が始まります。現在はインフルエンザや新型コロナウイルスの感染者の増加が心配な状況です。しかし、ここから年度末まで一気に過ぎていく、行事が盛りだくさんの、我々教員にとっては忙しい日々が続きます。
生徒の皆さんも先生方も、そして自分自身も、体調管理に留意して年度末と新学期を迎えてほしいと思っています。
29 大学入学共通テスト終了、仙台積雪2cm
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
29 大学入学共通テスト終了、仙台積雪2cm
令和6年1月17日(水)
先週末の1月13、14日に大学入学共通テストがあり、本校からは118名の生徒が仙台市内各会場に分かれて受験しました。両日ともに穏やかな天候で、大きなトラブルもなく、全員無事に受験したとの報告を受けております。15日(月)に自己採点を行い、大手予備校2社にデータを送付、そのデータをもとに校内での分析会、個人面談等を経て、国公立大学等への出願という流れとなります。受験する生徒の皆さん、2次試験に向けて頑張ってほしいと思います。皆さん全員が喜びの春を迎えられることを願っています。
私自身は「共通一次」の時代で、理科社会も2科目ずつ受験、1000点満点でした。計算すると、40年前となりますね(笑)。確か、仙台南高校が会場で、当日風邪気味で市販の風邪薬を飲んでしまい、少し頭がボーっとして受験したことだけ覚えています。点数が取れなかった言い訳ですけどね。生徒の皆さん、大事なテストの前に風邪薬を飲んではいけませんよ。
16日(火)は仙台で2cmの積雪がありました。昨年12月17日(日)以来の積雪。JRは通常運行でしたが、道路は大渋滞。生徒の皆さんも先生方も通学・通勤に大変だったと思います。雪の影響による遅刻は、すべて公認としております。先生方にもお話ししておりますが、くれぐれも急いであるいは慌てて事故を起こすことのないように、ゆっくりと運転や登校をしてほしいと思っています。保健日誌によると、3名の生徒が登校中に自転車で転倒し、うち2名は早退して医療機関を受診しています。自転車運転時はもちろん歩行時も凍結や積雪の路面には十分気をつけてください。時間を守ることも大事ではありますが、それよりも皆さんの安全や命のほうが大事です。
この冬に、あと何回積雪があるかはわかりませんが、時間に余裕を持って行動しましょう。私も、時には「仕方がない」と割り切り、開き直ってゆっくりとゆったりと物事に取り組みたいと思っています。
28 冬季休業終了!本日開講式
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
28 冬季休業終了!本日開講式
令和6年1月9日(火)
冬休みが終わり、本日体育館で開講式が行われました。インフルエンザの影響や寒さが心配されましたが、感染拡大している様子もなく、事務次長さんが早朝から体育館に暖房を入れてくれたおかげで、全校生徒と先生方が一堂に会して集会を持つことができました。
開講式でお話しさせていただいたことは、まずは能登半島地震のことです。被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。元旦の夕方、家族や親戚が集まり団らんしている時に、震度7の地震が起こるとは誰もが思っていないと思います。
我々が経験した東日本大震災から13年が経とうとしています。当時、生徒の皆さんは小学校入学前ですが、怖かったり苦労したりした記憶があると思います。その時の思いがフラッシュバックしてしまった方もいるかもしれません。講話では手短に、震災の経験を忘れないこととともに、日頃からの備えを忘れないことをお話ししました。
2つ目は、2日に起こった羽田空港での航空機事故を例にあげ、コミュニケーション・エラーを起こさないための「確認会話」について話しました。
3つ目は、「1月は往ぬる(行く)、2月は逃げる、3月は去る」の言葉をあげて、あっという間に今年度が終わる話をしました。3年生の皆さんが登校するのもあと数日、高校生活のまとめの時期です、頑張ってくださいと激励しました。
最後に、「くどいな、またか…」と生徒の皆さんは思ったかもしれませんが、自転車通学時のヘルメット着用について、保護者の方とともにぜひ検討してほしいとお願いしました。
生徒の皆さんには、本当に命を大切にしてほしいとともに、安全に登下校してほしいとの私の願いを込めて、お話しさせていただきました。
さぁ、令和6年、西暦2024年がスタートしました。どんな1年になるか誰もわかりませんが、生徒の皆さんと先生方にとって良い1年となるようお祈りしております。
ちなみに、初詣での私のおみくじは「大吉」でした。久しぶりの「大吉」です。そのおみくじは大事にカバンにしまって持ち歩いています。
27 冬休みです。Merry Christmas and a Happy New Year !
校長室だより「校長の呟き ~東の空から~」
27 冬休みです。Merry Christmas and a Happy New Year !
令和5年12月25日(月)
12月21日(木)の午後、一般社団法人日本国際協力センター(JICE)が実施する、『対日理解促進交流プログラム「2023年度カケハシ・プロジェクト」(米国)高校生招へい第7陣プログラム』でアメリカ合衆国の高校生20名と学校関係者5名が来校しました。訪問団は来校前に、震災遺構の旧荒浜小学校を訪問し、本校の英語海外文化部の生徒3名が案内役と語り部をしてくれました。その様子は放送局のニュースで取り上げられました。
https://www.khb-tv.co.jp/news/15090901
アメリカの高校生たちは6校時の1学年のLHRに参加し、クリスマスパーティーやドッチボール大会に加わって、本校生徒と交流しました。放課後は、部活動を見学したり実際練習に参加したりしました。とても喜んでいたようです。
案内してくれた英語海外文化部と国際交流委員の生徒の皆さん、LHRや部活動見学に協力してくれた生徒の皆さんと先生方、国際部の先生方、ご協力ありがとうございました。
12月22日(金)は賞状伝達式と閉講式を行いました。私からは生徒の皆さんに、冬休みに取り組んでほしいこと、他者へのリスペクト、多様性の尊重、学校評価アンケートについて、そして交通安全についてお話しさせていただきました。生徒の皆さん、聴いてくれてありがとうございました。
インフルエンザのため、1学年の1クラスは1校時終了後に授業を打ち切り、下校させる措置をとりました。感染症予防については、引き続き取り組んでいきましょう。
令和5年、2023年も残り1週間となりました。生徒の皆さんや先生方が、穏やかな年末年始を迎えられるよう願っています。
生徒の皆さん、年明け1月9日(火)の開講式で、元気に再会しましょう。