令和2年度学校生活

令和2年度学校生活

Global Weekでオンライン交流

 11月9日(月)から13日(金)まで本校独自の取組であるGlobal Weekでさまざまな国際理解行事が行われました。コロナ禍で海外渡航や留学生の受け入れが難しい状況のため,今年度初の試みとしてZOOMを使ったオンライン交流を取り入れました。9日にはMIA(宮城県国際化協会)支援事業で外国人留学生による国際理解・異文化理解講座を実施しました。11日には,オンライン海外交流支援事業で,オーストラリアの大学生との交流や台湾に留学中の本校卒業生との交流会を実施しました。生徒からの質問にもリアルタイムで返答が得られ,臨場感のある交流会となりました。13日には,仙台二華高校の石森広美先生をお招きし,「異文化理解ワークショップ SDGs」が行われました。学びの多い一週間でした。

英語科講演会

 11月5日(木)に英語科の生徒を対象に講演会が行われました。講師は同時通訳・会議通訳として御活躍で,本校6回生の莉々紀子さんをお迎えし,「夢実現を目指して」という演題で約2時間の講演をいただきました。通訳を目指したきっかけや,本校在学時の勉強法,卒業後に高校教員から通訳への転身を図るお話,逐語通訳と同時通訳の実演など具体的なお話を伺うことができました。放課後には,座談会で有志の生徒と交流する場面では,生徒からの質問に熱心に答えてくださいました。世界を股に掛けて羽ばたいている先輩のお話に生徒は目を輝かせていました。

<逐語通訳と同時通訳を実演>

朗読コンクール開催

 10月27日(火)に朗読コンクールが国際文化講義室で行われました。参加者は90秒で本の読み聞かせを行いました。採点基準は,「正確さ」,「適切な速さ」,「強弱」,「間」,「気持ちや感情」の5項目で,各項目5点を上限に計25点満点で審査されました。参加者がマスクを着用せずに朗読ができるよう,ビニールを使った衝立を会場に準備し,朗読が行われました。

 どの参加者も真剣な表情で,それぞれ持参した本を朗読しました。優勝者は,2年6組の阿部流弥さんでした。聞き手の心を打つ朗読に,90秒があっという間に感じられ,審査にあたった教職員と生徒代表は,予想以上の朗読のクオリティの高さに驚いていました。

 12月の表彰式で,朗読コンクールと多読者コンクール入賞者それぞれ3名が披露される予定です。皆さんお疲れ様でした。

1・2年生PTA研修会実施

 10月26日(月)には1・2年生の保護者対象のPTA研修会が行われました。

「わが子のプライドにどう向き合うか」を演題に,仙台大学の氏家靖浩教授によるユーモアたっぷりの講演が行われ,どの保護者の方も,終始笑顔がほころんでいました。童話の「かさこじぞう」のお話を例に挙げ,まずは子どもを認め(または褒めて),子どものプライドを守りつつ親としてどう思うかを伝える,というお話に,うなずく保護者が多数でした。氏家先生,示唆に富むお話をありがとうございました。

 

 

 

<愛称はくまモンの氏家教授>

2年生地域貢献プログラム発表会!

 10月27日(火)に2年生の「総合的な探究の時間」で取り組んでいる「地域貢献プログラム発表会」が行われました。7月に宮城県庁震災復興・企画課の講師の方をお迎えし,県が取り組んでいる様々な施策についてお話をうかがった2年生は,自分でテーマを設定し,探究活動に取り組んできました。27日は各クラスの代表者による発表を聞き,宮城大学の佐々木秀之准教授から講評をいただきました。

 発表者は緊張しながらも堂々と発表し,達成感を味わっていた生徒が多くしました。級友たちの発表を聞く生徒たちは,発表内容やプレゼンの説得力に多いに刺激 を受けていました。今後も更に深い学びになることを期待しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<佐々木准教授から寄贈>

各種セミナー実施される

 10月1日には3年生を対象にマナーアップセミナーが開かれました。福島学院大学の小松由美先生から, 信頼を得るための身だしなみや立ち居振る舞い,言葉遣いなど具体的なお話を聞きました。小松先生によるマナーアップセミナーは毎年好評を博しており,3年生も真剣に聞き入っていました。また,8日には1年生を対象にした携帯マナーセミナーが行われました。KDDIから講師の方をお招きし,スマホで見知らぬ人からプライベートを覗き見られるケースから,スマホを正しく使う方法についての留意点を聞くことができました。

避難訓練で迅速に行動

 10月15日(木)に避難訓練(火災)が行われました。6月に実施する予定だった避難訓練が雨天中止となったため,今年度初めての避難訓練実施となりました。秋晴れの空の下,避難指示から約6分で全学年の人員確認が終了しました。

 白幡教頭による講評では,避難は迅速なだけでなく安全であることも必要だとの話があり,生徒は熱心に耳を傾けていました。中嶋防災主任からは火元を確認せずに慌てて避難すると,火元に近寄ることになりかねないため,正しい情報を得てから避難することの重要性についての説明がありました。まずは安全が第一ですね。

新人戦で東高生の活躍光る!東北大会出場も

 秋の深まりとともに,1・2年生が出場する各種新人大会が開催され,東高生の活躍がさまざまな場面で見られています。この場をお借りして,主な戦績を紹介します。

 陸上競技部では,鈴木惺太さん(1年)が男子八種混成で第3位,川越健生さん(2年)が男子走り高跳びで第4位,柴田陽介さん(2年)が男子100mで第4位,松田早希さん(2年)が女子200mで第4位に入賞し,10月2日から岩手県で行われた東北大会に出場しました。また,水泳部では,佐藤春風さん(1年)が女子50m自由形で第4位に入賞し,今月23日から利府町で行われる東北大会に出場を決めています。今後もさらなる飛躍を期待しています。応援よろしくお願いします。

運動会盛り上がっていこう9月8日(火)予備日は11日

 今年度,全校生徒が参加する初めての大きな行事となる運動会が8日に開催の予定です。運動会実行委員を中心に準備を進めています。各クラスで揃えのTシャツをデザインし,当日に向け盛り上がっています。今回は,コロナウイルス感染予防のため,生徒1人につき2双ずつ軍手を配布し,競技に参加する際に着用するルールを設け,熱中症予防のため,テントを設置し,生徒が帽子を着用することを認めます。また,PTAの御協力により,運動会当日には,冷えたスポーツドリンクの差し入れをいただくことになっています。

 体育館の改修工事のため,今月から体育館が使用できないことから,この運動会は全校生徒が参加する貴重な機会となります。熱戦とフェアプレーを期待しています。(写真は過去のものです)

夏休み終了! 8月20日に学校がスタート

 新型コロナウイルスでさまざまな影響を受けていますが,本校では,教育目標を「進展する国際化社会の中で,広い視野と高い識見を持ち,心身ともに健康で積極的に自己実現を図り,将来国家・社会並びに世界のために貢献できる人間を育成する。」と定め,学校教育活動を行っております。「Enjoy EAST!そしてGlobalに」を合い言葉に,生徒・職員一丸となって授業に,部活動に,学校行事等に打ち込んでおりますので,今後とも御協力よろしくお願いいたします。

 さて,短かった夏休みも終わり,8月20日から学校再開となりました。開講式は密を避けるため放送で行われ,校長先生のお話は,「皆さんお元気ですか?はい,元気があれば開講式もできます!」の力強い言葉でスタートしました。7月~8月にかけて実施された県総体の代替大会の結果報告や交通安全に努めよう(Can see, Can be seen)などの内容でした。8月31日からは55分授業の通常時程に戻り,9月18日からの前期期末考査に向け,フルスロットルで頑張っているところです。また,3年生にとっては,受験シーズン到来となり,9月2日には大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)の説明会が行われた他,7日には学校推薦型選抜入試説明会が予定されています。新入試制度元年となる今年度,3年生には夢の実現に向け進路目標を達成してほしいと思います。