令和2年度学校生活
演劇講評委員として東北大会に出場
12月17日(木)~20日(日)の4日間,第53回東北地区高等学校演劇発表会が岩手県北上市で行われ,本校演劇部の1年5組黒澤那菜香さんが講評部門に参加し,優秀生徒講評委員として表彰されました。講評部門の参加者は,舞台の上で演技をするのではなく,他の人が演じた作品を見て,感じたことを文章にまとめたり,討論したり,模造紙にまとめたりするものです。東北大会の期間中は,朝から晩まで何本も劇を見続け,夜ホテルに戻ってからも寝る間を惜しんで文章にまとめるという過酷なものでした。講評部門の参加生徒が講評をまとめた模造紙が会場に掲示され,実際に演じた生徒や観客が見て,新たに意見を書き込むなど今後の参考になる講評だったようです。4日間,お疲れ様でした。
<一心不乱に取り組む講評委員>
英語科合宿実施
1月13日(水)~14日(木)に英語科1年生が東京第一ホテル岩沼リゾートで行われた英語科合宿に参加しました。例年は宿泊を伴う合宿を行ってきましたが,今年はコロナ対策のため,岩沼リゾートに通いながらの実施となりました。本校ALTのアイデリンを含め,県内から集めた8名の優秀なALTによる指導を受け,生徒たちは英語漬けの2日間を過ごしました。毎年英語科合宿を機に自信を付ける生徒が多数出ています。1月22日(金)には実用英語技能検定が予定されておりさらなるスキルアップを期待しています。
<担当ALTを英語で紹介>
3年生がいよいよ入試本番
1月16日(土)~17日(日)に,大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)が予定され,本校3年生139名(第2日程受験者を含む)が受験に臨みます。12日(火)には事前指導が行われ,校長先生から激励のことばをかけられた生徒たちは,気合いの入った表情を見せていました。本番に向けた直前演習では,共通テストとほぼ同じ時間帯で模試に取り組み,準備を整えてきた生徒たち。あとは体調を整え,実力を発揮するばかりです。共通テストを皮切りに,一般入試がぞくぞくと始まります。3年生の皆,合格を勝ち取れ!!!
<事前指導のようす>
NHKが本校の取組を取材
先月から今月にかけて,NHK仙台拠点放送局の取材班が本校を訪れ,取材をしました。放映される内容は,新型コロナウイルス感染拡大に伴い,国際交流や留学が困難になる中,オンラインなどで本校が新たな取り組みを始めているところのショートリポートとなります。英語科2年生の生徒が「異文化理解」の授業で英語を使ってプレゼンテーションを行っている場面や,本校に留学する予定になっていたオーストラリア在住のニキータさんの自宅をつないでオンライン交流を行った場面,生徒のインタビュー等が放送される予定です。ぜひ,ご覧ください。
番組名:「おはよう東北」(放送範囲は東北のみ)NHK総合テレビ
放送予定日時:12月17日(木)午前7:45~午前8:00のうち約5分
地域の子供と交流会実施
12月12日(土)に英語海外文化部の生徒が六郷市民センターで子供たちと交流会を実施しました。「英語で遊ぼう」というタイトルでの交流会に,生徒たちは事前に準備をし,当日集まってきた子供たちや保護者の方とほのぼの暖かい交流を行うことができました。子どもたちはすぐに生徒と打ち解け,楽しいひとときはあっという間に過ぎていきました。今後も交流会は続けていきたいと思います。参加してくださった皆さまありがとうございました。
教室にプロジェクター設置
今月に入り,普通教室に電子黒板機能がついたプロジェクターが設置され,ICT機器を活用した授業がしやすくなりました。これに合わせて黒板にも特殊シートが貼られ,プロジェクターで映し出された画像にタッチペン等で書き込みをすることも可能です。教科書の本文を拡大して映し解説を書き込んだり,生徒が授業で取り組んだ問題の解答をスキャンして映し,解説をしたりすることが簡単にできるようになりました。今後も工夫しながら,生徒の学力向上につなげたいと思います。
国際理解発表会
11月17日(火)に1学年の国際理解発表会が行われました。「総合的な探究の時間」でSDGs(持続可能な開発目標)の中からテーマを選び,グループで探究活動を行ってきました。探究活動をポスターにまとめ,各クラスの代表2グループが発表を行いました。発表内容は審査され,奨励賞を受賞した上位2チームが「令和2年度みやぎのこども未来博」にビデオ参加することになっています。ポスターのまとめ方や発表にグループごとの工夫が見え,充実した探究活動だったことがうかがえました。
<アフリカの食料問題>
国際講演会・芸術鑑賞会
11月10日(火)に東京エレクトロンホール宮城に移動し,国際講演会と芸術鑑賞会が行われました。国際講演会では,オセアニア エデュケーション代表の森田裕樹さんから,「多文化共生社会の実現に見るニュージーランド先住民マオリの役割」と題しSDGsとも絡めた内容の濃いお話を伺いました。講演の合間には,ニュージーランドの美しい自然や人々を紹介する動画が上映され,ニュージーランドに関心がある生徒からは留学のタイミングや準備等の具体的な質問がありました。午後に行われた芸術鑑賞会では,本校で2年前まで教鞭を執っていたピアニストの小平圭亮さん,ソプラノ歌手加藤千恵子さん,テノール歌手村上敏明さんによる演奏を堪能しました。第1部の小平さんによるピアノ演奏では,おなじみの曲から即興演奏まで聴き応えのある演奏を聞くことができました。第2部では加藤さんと村上さんが加わり,その歌声に心が揺さぶられ,いつまでも拍手が鳴り止みませんでした。本物に触れることができた1日でした。
<講師の森田裕樹さん>
<感動的な演奏>
祝 マーチングバンド東北大会金賞!
本校の吹奏楽部が第49回マーチングバンド東北大会・バトントワーリング東北大会に出場し,マーチングバンド部門高等学校の部で金賞を受賞しました。例年と異なり,ビデオ審査となった今回。南三陸町のベイサイドアリーナで撮影が行われました。演奏のタイトルは「Gracia ~花も花なれ 人も人なれ」でした。今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で大会が中止になるものが多く,やっと開催された東北大会。撮影の際は緊張がみなぎり,演奏にはさらに熱がこもりました。撮影が終わると,部員たちは3年生を囲み,涙を流して労をねぎらいました。そして,11月8日(日)に結果が発表され,7年連続の全国大会出場が決定しました。12月4日(金)に校内で壮行式が行われる予定です。本当におめでとうございます。
自転車通学者に反射材寄付
11月16日(金)の朝に若林警察署・若林区役所・若林区交通安全協会六郷支部の皆さんが来校し,自転車事故防止キャンペーンが行われ,通学してきた生徒の自転車に反射プレートを取り付けていただきました。本校では,今年度通学マナーアップの取組を5回(例年は7回)実施しており,日頃から自転車通学マナー向上に取り組んでいます。今後とも学校を挙げて自転車マナーアップに取り組んでいきたいと思います。
各メディアで報道された内容は下記のとおりです。
河北新報 11月18日付け朝刊に記事掲載。
NHK仙台放送局や東北放送でもニュースに取り上げられました。
Global Weekでオンライン交流
11月9日(月)から13日(金)まで本校独自の取組であるGlobal Weekでさまざまな国際理解行事が行われました。コロナ禍で海外渡航や留学生の受け入れが難しい状況のため,今年度初の試みとしてZOOMを使ったオンライン交流を取り入れました。9日にはMIA(宮城県国際化協会)支援事業で外国人留学生による国際理解・異文化理解講座を実施しました。11日には,オンライン海外交流支援事業で,オーストラリアの大学生との交流や台湾に留学中の本校卒業生との交流会を実施しました。生徒からの質問にもリアルタイムで返答が得られ,臨場感のある交流会となりました。13日には,仙台二華高校の石森広美先生をお招きし,「異文化理解ワークショップ SDGs」が行われました。学びの多い一週間でした。
英語科講演会
11月5日(木)に英語科の生徒を対象に講演会が行われました。講師は同時通訳・会議通訳として御活躍で,本校6回生の莉々紀子さんをお迎えし,「夢実現を目指して」という演題で約2時間の講演をいただきました。通訳を目指したきっかけや,本校在学時の勉強法,卒業後に高校教員から通訳への転身を図るお話,逐語通訳と同時通訳の実演など具体的なお話を伺うことができました。放課後には,座談会で有志の生徒と交流する場面では,生徒からの質問に熱心に答えてくださいました。世界を股に掛けて羽ばたいている先輩のお話に生徒は目を輝かせていました。
<逐語通訳と同時通訳を実演>
朗読コンクール開催
10月27日(火)に朗読コンクールが国際文化講義室で行われました。参加者は90秒で本の読み聞かせを行いました。採点基準は,「正確さ」,「適切な速さ」,「強弱」,「間」,「気持ちや感情」の5項目で,各項目5点を上限に計25点満点で審査されました。参加者がマスクを着用せずに朗読ができるよう,ビニールを使った衝立を会場に準備し,朗読が行われました。
どの参加者も真剣な表情で,それぞれ持参した本を朗読しました。優勝者は,2年6組の阿部流弥さんでした。聞き手の心を打つ朗読に,90秒があっという間に感じられ,審査にあたった教職員と生徒代表は,予想以上の朗読のクオリティの高さに驚いていました。
12月の表彰式で,朗読コンクールと多読者コンクール入賞者それぞれ3名が披露される予定です。皆さんお疲れ様でした。
1・2年生PTA研修会実施
10月26日(月)には1・2年生の保護者対象のPTA研修会が行われました。
「わが子のプライドにどう向き合うか」を演題に,仙台大学の氏家靖浩教授によるユーモアたっぷりの講演が行われ,どの保護者の方も,終始笑顔がほころんでいました。童話の「かさこじぞう」のお話を例に挙げ,まずは子どもを認め(または褒めて),子どものプライドを守りつつ親としてどう思うかを伝える,というお話に,うなずく保護者が多数でした。氏家先生,示唆に富むお話をありがとうございました。
<愛称はくまモンの氏家教授>
2年生地域貢献プログラム発表会!
10月27日(火)に2年生の「総合的な探究の時間」で取り組んでいる「地域貢献プログラム発表会」が行われました。7月に宮城県庁震災復興・企画課の講師の方をお迎えし,県が取り組んでいる様々な施策についてお話をうかがった2年生は,自分でテーマを設定し,探究活動に取り組んできました。27日は各クラスの代表者による発表を聞き,宮城大学の佐々木秀之准教授から講評をいただきました。
発表者は緊張しながらも堂々と発表し,達成感を味わっていた生徒が多くしました。級友たちの発表を聞く生徒たちは,発表内容やプレゼンの説得力に多いに刺激 を受けていました。今後も更に深い学びになることを期待しています。
<佐々木准教授から寄贈>
各種セミナー実施される
10月1日には3年生を対象にマナーアップセミナーが開かれました。福島学院大学の小松由美先生から, 信頼を得るための身だしなみや立ち居振る舞い,言葉遣いなど具体的なお話を聞きました。小松先生によるマナーアップセミナーは毎年好評を博しており,3年生も真剣に聞き入っていました。また,8日には1年生を対象にした携帯マナーセミナーが行われました。KDDIから講師の方をお招きし,スマホで見知らぬ人からプライベートを覗き見られるケースから,スマホを正しく使う方法についての留意点を聞くことができました。
避難訓練で迅速に行動
10月15日(木)に避難訓練(火災)が行われました。6月に実施する予定だった避難訓練が雨天中止となったため,今年度初めての避難訓練実施となりました。秋晴れの空の下,避難指示から約6分で全学年の人員確認が終了しました。
白幡教頭による講評では,避難は迅速なだけでなく安全であることも必要だとの話があり,生徒は熱心に耳を傾けていました。中嶋防災主任からは火元を確認せずに慌てて避難すると,火元に近寄ることになりかねないため,正しい情報を得てから避難することの重要性についての説明がありました。まずは安全が第一ですね。
新人戦で東高生の活躍光る!東北大会出場も
秋の深まりとともに,1・2年生が出場する各種新人大会が開催され,東高生の活躍がさまざまな場面で見られています。この場をお借りして,主な戦績を紹介します。
陸上競技部では,鈴木惺太さん(1年)が男子八種混成で第3位,川越健生さん(2年)が男子走り高跳びで第4位,柴田陽介さん(2年)が男子100mで第4位,松田早希さん(2年)が女子200mで第4位に入賞し,10月2日から岩手県で行われた東北大会に出場しました。また,水泳部では,佐藤春風さん(1年)が女子50m自由形で第4位に入賞し,今月23日から利府町で行われる東北大会に出場を決めています。今後もさらなる飛躍を期待しています。応援よろしくお願いします。
運動会盛り上がっていこう9月8日(火)予備日は11日
今年度,全校生徒が参加する初めての大きな行事となる運動会が8日に開催の予定です。運動会実行委員を中心に準備を進めています。各クラスで揃えのTシャツをデザインし,当日に向け盛り上がっています。今回は,コロナウイルス感染予防のため,生徒1人につき2双ずつ軍手を配布し,競技に参加する際に着用するルールを設け,熱中症予防のため,テントを設置し,生徒が帽子を着用することを認めます。また,PTAの御協力により,運動会当日には,冷えたスポーツドリンクの差し入れをいただくことになっています。
体育館の改修工事のため,今月から体育館が使用できないことから,この運動会は全校生徒が参加する貴重な機会となります。熱戦とフェアプレーを期待しています。(写真は過去のものです)
夏休み終了! 8月20日に学校がスタート
新型コロナウイルスでさまざまな影響を受けていますが,本校では,教育目標を「進展する国際化社会の中で,広い視野と高い識見を持ち,心身ともに健康で積極的に自己実現を図り,将来国家・社会並びに世界のために貢献できる人間を育成する。」と定め,学校教育活動を行っております。「Enjoy EAST!そしてGlobalに」を合い言葉に,生徒・職員一丸となって授業に,部活動に,学校行事等に打ち込んでおりますので,今後とも御協力よろしくお願いいたします。
さて,短かった夏休みも終わり,8月20日から学校再開となりました。開講式は密を避けるため放送で行われ,校長先生のお話は,「皆さんお元気ですか?はい,元気があれば開講式もできます!」の力強い言葉でスタートしました。7月~8月にかけて実施された県総体の代替大会の結果報告や交通安全に努めよう(Can see, Can be seen)などの内容でした。8月31日からは55分授業の通常時程に戻り,9月18日からの前期期末考査に向け,フルスロットルで頑張っているところです。また,3年生にとっては,受験シーズン到来となり,9月2日には大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)の説明会が行われた他,7日には学校推薦型選抜入試説明会が予定されています。新入試制度元年となる今年度,3年生には夢の実現に向け進路目標を達成してほしいと思います。