2020年11月の記事一覧
国際理解発表会
11月17日(火)に1学年の国際理解発表会が行われました。「総合的な探究の時間」でSDGs(持続可能な開発目標)の中からテーマを選び,グループで探究活動を行ってきました。探究活動をポスターにまとめ,各クラスの代表2グループが発表を行いました。発表内容は審査され,奨励賞を受賞した上位2チームが「令和2年度みやぎのこども未来博」にビデオ参加することになっています。ポスターのまとめ方や発表にグループごとの工夫が見え,充実した探究活動だったことがうかがえました。
<アフリカの食料問題>
国際講演会・芸術鑑賞会
11月10日(火)に東京エレクトロンホール宮城に移動し,国際講演会と芸術鑑賞会が行われました。国際講演会では,オセアニア エデュケーション代表の森田裕樹さんから,「多文化共生社会の実現に見るニュージーランド先住民マオリの役割」と題しSDGsとも絡めた内容の濃いお話を伺いました。講演の合間には,ニュージーランドの美しい自然や人々を紹介する動画が上映され,ニュージーランドに関心がある生徒からは留学のタイミングや準備等の具体的な質問がありました。午後に行われた芸術鑑賞会では,本校で2年前まで教鞭を執っていたピアニストの小平圭亮さん,ソプラノ歌手加藤千恵子さん,テノール歌手村上敏明さんによる演奏を堪能しました。第1部の小平さんによるピアノ演奏では,おなじみの曲から即興演奏まで聴き応えのある演奏を聞くことができました。第2部では加藤さんと村上さんが加わり,その歌声に心が揺さぶられ,いつまでも拍手が鳴り止みませんでした。本物に触れることができた1日でした。
<講師の森田裕樹さん>
<感動的な演奏>
祝 マーチングバンド東北大会金賞!
本校の吹奏楽部が第49回マーチングバンド東北大会・バトントワーリング東北大会に出場し,マーチングバンド部門高等学校の部で金賞を受賞しました。例年と異なり,ビデオ審査となった今回。南三陸町のベイサイドアリーナで撮影が行われました。演奏のタイトルは「Gracia ~花も花なれ 人も人なれ」でした。今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で大会が中止になるものが多く,やっと開催された東北大会。撮影の際は緊張がみなぎり,演奏にはさらに熱がこもりました。撮影が終わると,部員たちは3年生を囲み,涙を流して労をねぎらいました。そして,11月8日(日)に結果が発表され,7年連続の全国大会出場が決定しました。12月4日(金)に校内で壮行式が行われる予定です。本当におめでとうございます。
自転車通学者に反射材寄付
11月16日(金)の朝に若林警察署・若林区役所・若林区交通安全協会六郷支部の皆さんが来校し,自転車事故防止キャンペーンが行われ,通学してきた生徒の自転車に反射プレートを取り付けていただきました。本校では,今年度通学マナーアップの取組を5回(例年は7回)実施しており,日頃から自転車通学マナー向上に取り組んでいます。今後とも学校を挙げて自転車マナーアップに取り組んでいきたいと思います。
各メディアで報道された内容は下記のとおりです。
河北新報 11月18日付け朝刊に記事掲載。
NHK仙台放送局や東北放送でもニュースに取り上げられました。
Global Weekでオンライン交流
11月9日(月)から13日(金)まで本校独自の取組であるGlobal Weekでさまざまな国際理解行事が行われました。コロナ禍で海外渡航や留学生の受け入れが難しい状況のため,今年度初の試みとしてZOOMを使ったオンライン交流を取り入れました。9日にはMIA(宮城県国際化協会)支援事業で外国人留学生による国際理解・異文化理解講座を実施しました。11日には,オンライン海外交流支援事業で,オーストラリアの大学生との交流や台湾に留学中の本校卒業生との交流会を実施しました。生徒からの質問にもリアルタイムで返答が得られ,臨場感のある交流会となりました。13日には,仙台二華高校の石森広美先生をお招きし,「異文化理解ワークショップ SDGs」が行われました。学びの多い一週間でした。
英語科講演会
11月5日(木)に英語科の生徒を対象に講演会が行われました。講師は同時通訳・会議通訳として御活躍で,本校6回生の莉々紀子さんをお迎えし,「夢実現を目指して」という演題で約2時間の講演をいただきました。通訳を目指したきっかけや,本校在学時の勉強法,卒業後に高校教員から通訳への転身を図るお話,逐語通訳と同時通訳の実演など具体的なお話を伺うことができました。放課後には,座談会で有志の生徒と交流する場面では,生徒からの質問に熱心に答えてくださいました。世界を股に掛けて羽ばたいている先輩のお話に生徒は目を輝かせていました。
<逐語通訳と同時通訳を実演>
朗読コンクール開催
10月27日(火)に朗読コンクールが国際文化講義室で行われました。参加者は90秒で本の読み聞かせを行いました。採点基準は,「正確さ」,「適切な速さ」,「強弱」,「間」,「気持ちや感情」の5項目で,各項目5点を上限に計25点満点で審査されました。参加者がマスクを着用せずに朗読ができるよう,ビニールを使った衝立を会場に準備し,朗読が行われました。
どの参加者も真剣な表情で,それぞれ持参した本を朗読しました。優勝者は,2年6組の阿部流弥さんでした。聞き手の心を打つ朗読に,90秒があっという間に感じられ,審査にあたった教職員と生徒代表は,予想以上の朗読のクオリティの高さに驚いていました。
12月の表彰式で,朗読コンクールと多読者コンクール入賞者それぞれ3名が披露される予定です。皆さんお疲れ様でした。
1・2年生PTA研修会実施
10月26日(月)には1・2年生の保護者対象のPTA研修会が行われました。
「わが子のプライドにどう向き合うか」を演題に,仙台大学の氏家靖浩教授によるユーモアたっぷりの講演が行われ,どの保護者の方も,終始笑顔がほころんでいました。童話の「かさこじぞう」のお話を例に挙げ,まずは子どもを認め(または褒めて),子どものプライドを守りつつ親としてどう思うかを伝える,というお話に,うなずく保護者が多数でした。氏家先生,示唆に富むお話をありがとうございました。
<愛称はくまモンの氏家教授>
2年生地域貢献プログラム発表会!
10月27日(火)に2年生の「総合的な探究の時間」で取り組んでいる「地域貢献プログラム発表会」が行われました。7月に宮城県庁震災復興・企画課の講師の方をお迎えし,県が取り組んでいる様々な施策についてお話をうかがった2年生は,自分でテーマを設定し,探究活動に取り組んできました。27日は各クラスの代表者による発表を聞き,宮城大学の佐々木秀之准教授から講評をいただきました。
発表者は緊張しながらも堂々と発表し,達成感を味わっていた生徒が多くしました。級友たちの発表を聞く生徒たちは,発表内容やプレゼンの説得力に多いに刺激 を受けていました。今後も更に深い学びになることを期待しています。
<佐々木准教授から寄贈>